戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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前回までの3つの出来事!

1つ! 現実世界では昨日で通算500話であることすっかり忘れていた作者!

2つ! 本編ではバルベルデ難民キャンプを襲っていたネオノイズから人々を守るために第2防衛ラインと最終防衛ラインで戦闘する響たち!

そして、3つ! 一方、映司とアンクは別の場所にて真木博士と激突するのだった!


第367話 10枚と守りと完全復活

響「おりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

響のドリルナックルが武者型のボディ、両腕にバズーカ砲となっているネオノイズを貫く。

 

リト「セイッ、ヤアァァァァァァァァァッ!!」

 

リトは長刀でバナナ型のネオノイズを両断、短刀でオタマジャクシ型のネオノイズを両断する。

 

リト「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

息を荒らすリト。

 

そんなリトの背後から両肩の砲に両腕と一体化したミサイルランチャー、無限軌道化された下半身を持つ戦車のような姿をしたネオノイズが狙いを定めていた。

 

リト「!!」

 

気配を感じとり振り向いた瞬間にネオノイズは砲撃を開始してしまう。

 

リト「しまっ…」

 

振り向いた瞬間に砲撃を開始されてしまい、リトは反応が遅れてしまった。

 

響「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

そこへ響がブーストしてリトの前に来るとバルベルデ事変以来となる"殴って砲弾の軌道をずらす"など言う離れ業を繰り出してネオノイズの攻撃を防いだ。

 

響「うおぉぉぉぉぉぉぉぉりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ネオノイズの攻撃を防いだ響は間を置かずに再びブーストしてネオノイズに接近するとパイルバンカーパンチを叩き込んだ。

 

響のパイルバンカーパンチを喰らい、消滅するネオノイズ。

 

響「大丈夫、リトちゃん?」

 

ネオノイズを倒して響はリトに駆け寄る。

 

リト「うん。大丈夫だよ、ありがとう。ひびママ」

 

響「…………」

 

そう言うリトだが響はリトの動きが前見たときより鈍くなっていることに気づいていた。

 

連戦などの疲れもあるだろうが何より精神面が原因なのかもしれない。

 

母親が"自我が全くないただの化け物"になってしまうかもしれない、そんなことを聞いたあとにまともな戦闘に集中などできるはずがなかった。

 

響「リトちゃん…」

 

オーズ「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

リトに話しかけた響だったが2人の前にオーズ(タジャドルコンボ)が勢いよく落ちてきた。

 

響「映司さん!?」

 

落ちてきたオーズに驚く。

 

オーズ「ぐっ…うぐっ……」

 

立ち上がろうとするオーズだがダメージが大きいのかなかなか立ち上がれなかった。

 

恐竜グリード「これでお終いですか?オーズ」

 

オーズの前に恐竜グリードが降り立って言う。

 

オーズ「まだまだですよ……」

 

何とか立ち上がって構えるオーズ。

 

恐竜グリード「そうですか。ですが、こちらは相手をする理由が無くなりましたが」

 

そう言ってオーズから視線をずらしてある人物たちの方を見る。

 

オーズ「!、響ちゃん、リトちゃん!逃げて!!」

 

恐竜グリード(真木)が見ているのは2人のどちらかだと判断してオーズは叫ぶ。

 

恐竜グリード「逃がしませんよ」

 

そう言って恐竜グリードは残っていた5枚の漆黒のコアメダルを出して2人に向かて投げた。

 

オーズ「させるか!!」

 

コアメダルを掴もうと手を伸ばすオーズ、しかしコアメダルは電撃を放ってオーズを攻撃する。

 

映司「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

コアメダルの攻撃を喰らって変身が解けてしまい、映司は倒れてしまう。

 

響「リトちゃん!!」

 

コアメダルからリトを守ろうと響が前に出た。

 

その時だった、響とコアメダルの前に人影が割って入ってきた。

 

コアメダルは割って入ってきたその人物に全て入ってしまった。

 

ジーナ「ぐは……」

 

割って入ってきた人物―ジーナがおり、コアメダルから響たちを守っていた。

 

ジーナ「ぐあ…くっ…あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

10枚全てのコアメダルが入ってしまったジーナは黒いオーラを全身から出しながら悲鳴のような雄たけびを上げながら姿を変えていく。

 

恐竜グリード「完全体で復活のようですね、漆黒のグリード」

 

10枚全てのコアメダルが入って姿を変えるジーナを見て恐竜グリードが言う。

 

リト「ママ…い、嫌あァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

黒いオーラを出しているジーナを見てリトは頭にアンクの一言が過り、悲鳴を上げてしまうのだった。


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