戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第374話 モスラVS黒い幼虫

襲撃してきた黒い幼虫に苦戦する響たちの前にモスラが姿を現した。

 

翼「あれは、モスラ!?」

 

マリア「何でこんな所に!?」

 

現れたモスラに驚く。

 

?「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

現れたモスラを見て黒い幼虫は怒っているような声を上げるとモスラに向かって角から光線を発射した。

 

モスラ「キュウゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

黒い幼虫の光線に対してモスラは額から放つレーザー『クロスヒート・レーザー』を放って対抗する。

 

黒い幼虫の光線とモスラのクロスヒート・レーザーがぶつかり合い、相殺して爆発した。

 

モスラ「キュウゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

クロスヒート・レーザーが相殺されてモスラは距離を取る。

 

?「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

距離を取ったモスラに黒い幼虫は目から光線を発射する。

 

モスラ「キュウゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

モスラは素早くバク転して黒い幼虫の光線を回避する。

 

?「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

回避したモスラに黒い幼虫は狙いを定めて角から光線を発射、命中させた。

 

モスラ「キュウゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

光線が命中して一時は落下したモスラだが直ぐに体勢を立て直して飛翔する。

 

モスラ「キュウゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

飛翔したモスラはクロスヒート・レーザーを発射して黒い幼虫に反撃を試みる。

 

?「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

黒い幼虫はモスラのクロスヒート・レーザーを海中に潜って回避した。

 

?「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

クロスヒート・レーザーを回避して黒い幼虫は角から光線を発射する。

 

モスラ「キュウゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

黒い幼虫の光線にモスラはクロスヒート・レーザーを発射する。

 

再びぶつかり合い爆発が起きた。

 

?「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

黒い幼虫は爆発が起きて直ぐに目から光線を発射した。

 

モスラ「キュウゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?」

 

連続光線攻撃にモスラは対処できずに直撃、海面に叩き付けられた。

 

?「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

海面に叩き付けられたモスラに黒い幼虫が角にエネルギーを溜めながら接近する。

 

クリス「ヤバいぞ、モスラが!」

 

響「早く助けよう!!」

 

モスラを助けようと響たちが行動しかけた時、黒い幼虫の真下が蒼白く輝いた。

 

?「!?」

 

真下が蒼白く輝いていると黒い幼虫は吹き上がった蒼白い火炎により宙に吹き飛ばされた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

黒い幼虫がいた場所からゴジラが浮上してきた。

 

どうやら生き埋めにされた場所を体内放射で爆発させて浮上途中で黒い幼虫を見つけ、真下から放射火炎を発射してきたのだ。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

海面に浮かんでいるモスラに近寄るゴジラ。

 

モスラ「きゅうぅぅぅぅ……」

 

近寄ってきたゴジラにモスラは弱々しく鳴いているが一応命に別状は無いようだ。

 

するとザバーンと何かが海面に叩き付けられた。

 

?「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

海面に叩き付けられたのはさっきの黒い幼虫だった、しかもダメージらしいダメージを受けていないのか無傷であった。

 

切歌「が、ガウくんの放射火炎が効いてないデスか!?」

 

調「なんて堅牢な体なの!?」

 

ゴジラの放射火炎を直撃されながらも無傷でいる黒い幼虫に驚く。

 

ゴジラ「グルルルル!!」

 

黒い幼虫に威嚇するゴジラ。

 

?「………」

 

黒い幼虫は方向を変えて進み始めた。

 

どうやら戦う気が失せてしまったようだ。

 

響「助かった…?」

 

クリス「みたいだな…」

 

去っていく黒い幼虫を見ながら呟く響たちだった。


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