戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「久しぶりのXD~!」

クリス「どんな世界になるんだ?」

マリア「昨日の最後に"ケボーン"ってあったわね」

ガウ「がうがう~♪」
訳:それではどうぞ~♪


XD・正義に仕える気高き魂篇
第390話 ギャラルホルンの起動


その日、S.O.N.G.では……。

 

弦十郎「そらよぉっ!!」

 

『きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』

 

ガウ「がうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」

 

弦十郎の気功による衝撃波に吹き飛ばされてしまっていた。

 

現在、S.O.N.G.は来るべき宇宙の黒き超能力者『サンドロス』に備えてシュミレーションルームにて弦十郎による特訓が行われていた。

 

弦十郎「どうした、そんなことではサンドロスどころか先日現れたスコーピスとやらには敵わないぞ!」

 

気功で吹き飛ばされて倒れている響たちシンフォギア装者に弦十郎は言う。

 

響「し、師匠~…なんか根本的なパワーが違いすぎる気が……」

 

弦十郎「ご託は後で聞いてやる!さあ、気合いを入れてもう一本行くぞ!!」

 

気合いを入れてそう言う弦十郎。

 

マリア「そういえばガウはどこいったの?」

 

翼「そういえば…叔父様の気功を喰らって私たちより吹き飛ばされてしまっていたが……」

 

切歌「あ、あれじゃないデスか?」

 

ガウがいないことに気づいて見回していると切歌が指を指した方を見た。

 

そこには両足と尻尾だけ床から出て残りが床に突っ込んでしまったガウがいた。

 

響「が、ガウくぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーん!!」

 

響が慌ててガウを引き抜きに向かう。

 

調「犬○家……」

 

ガウの状況に調はボソリと呟く。

 

クリス「おっさんの気功、強すぎるだろ…」

 

呆れて言うクリス。

 

弦十郎「んー、ガウももう少し下半身を鍛えた方がいいかもしれないな」

 

冷静にガウの欠点を指摘する弦十郎だったがこの30秒後、響によりKOされて病院送りにされたのだった。

 

 

 

八紘「……っと言うわけで弦が復帰するまでの間、私がS.O.N.G.の指揮を臨時で執ることになった。よろしく頼む」

 

響により入院することになった弦十郎の代わりに八紘が指揮を執ることになり、挨拶していた。

 

因みに響はやり過ぎたために自宅で謹慎している。

 

響の空いた穴を埋めるためにこれまた臨時で未来がS.O.N.G.装者として入ることにもなっていた。

 

クリス「ったく、あのバカ。何やってんだよ」

 

翼「ガウが関わると見境が無くなるのは立花の新たな悪いところになったな」

 

この前のシュミレーションルームでの一件を話す。

 

ガウ「がう~…」

 

ガウは申し訳なさそうに鳴く。

 

未来「まあ、それだけ響はガウくんのことが好きなんだよ」

 

そんなガウの頭を未来は優しく撫でて言う。

 

ガウ「がう♪」

 

未来に言われてガウは笑って鳴く。

 

その時だ、発令室にアラートが鳴り響いた。

 

八紘「何があった!」

 

藤尭「ギャラルホルンの起動を確認!」

 

友里「さらにギャラルホルン保管区に複数の侵入者を検知!人間やノイズではありません!!」

 

アラートの原因を八紘に聞かれて藤尭と友里は言う。

 

八紘「モニターに映すんだ!」

 

八紘に言われてモニターにギャラルホルンが保管されている場所を映した出した。

 

?『ドルン!ドルン!』

 

ギャラルホルンが保管されている場所には鎧を纏った、槍と市松模様の盾を装備している怪人たちが扉を破壊しようと槍で攻撃していた。

 

クリス「何だよ、アイツら!?」

 

切歌「確かに人間でも、ノイズでもないデス!!」

 

モニターに映る怪人たちを見て驚きを隠せない。

 

八紘「奴らが何者かは後で調べるとして、直ぐに迎撃に向かってくれ」

 

『了解!』

 

ガウ「がう!」

 

八紘の指示で響たちとガウは怪人たちの迎撃に向かうのだった。


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