戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第395話 襲撃!アルカ・ノイズ!!

未来「騎士竜戦隊…」

 

マリア「リュウソウジャー……」

 

翼「この世界を守る者たちか…」

 

ガウ「がうー…」

 

現れた6人の戦士たち、リュウソウジャーを見て呟く。

 

ワイズルー「げえぇ!リュウソウジャー!?やっぱり来たの!?」

 

リュウソウジャーの登場にワイズルーは驚く。

 

レッド「行くぞ!」

 

レッド、ブルー、ピンク、グリーン、ブラックは獣脚類の顔をした柄頭の剣―『リュウソウケン』を構えて向かって行く。

 

ワイズルー「ドルン兵!」

 

ドルン兵『ドルン!!』

 

ワイズルーが叫ぶと最初からいたドルン兵に加えて新たなドルン兵が現れ、向かって来るリュウソウジャーに槍を構えて、向かって行く。

 

レッド「ハアァァァァァッ!!」

 

ドルン兵と交戦状態に入り、レッドはリュウソウケンでドルン兵を斬り裂く。

 

ブルー「ハッ!」

 

ドルン兵の槍攻撃をブルーはリュウソウケンで防ぎつつカウンターで斬る。

 

ピンク「ほっ、それ!」

 

ピンクはドルン兵の槍突きを片手で掴んで止めるとそのままドルン兵を持ち上げて投げ飛ばしたり、リュウソウケンで両断する。

 

グリーン「それそれ!」

 

グリーンは素早い剣捌きでドルン兵を切り刻むように斬る。

 

ブラック「ふっ、ハアァァァァァッ!!」

 

ブラックはドルン兵の持ってる槍をリュウソウケンで叩き落としながら頭からドルン兵を叩き斬る。

 

ゴールド「はっ!」

 

ゴールドはモサチェンジャーでドルン兵を撃ち抜く。

 

僅か数分でドルン兵は全滅する。

 

ワイズルー「くっ、マイナソー!そんな奴らは後回しだ!今はリュウソウジャーを殺れ!!」

 

コラボマイナソー「コォォォーーーーーラボオォォォォォォォォーーーーーー!!」

 

ワイズルーに言われてコラボマイナソーは翼とマリアの2人への攻撃を後回しにしてリュウソウジャーの方へ向かって行く。

 

ブルー「カタソウル!」

 

ピンク「オモソウル!」

 

グリーン「ハヤソウル!」

 

ブラック「ツヨソウル!」

 

《カタソーウル!》

 

《オモソーウル!》

 

《ハヤソーウル!》

 

《ツヨソーウル!》

 

コラボマイナソーを見て、ブルー、ピンク、グリーン、ブラックはリュウソウケンの柄の部分の口を開けて恐竜の頭部を模したアイテム―『リュウソウル』、水色、群青、黄、白の色をしたリュウル『カタソウル』、『オモソウル』、『ハヤソウル』、『ツヨソウル』をセットした。

 

《リュウ!ソウ!そう!そう!この感かんじ!剣・ボーン!」

 

リュウソウルをセットしてレバーを4回引いてガブガブアクションする。

 

《硬そう!》

 

《重そう!》

 

《速そう!》

 

《強つよそう!》

 

ガブガブアクションをするとブルー、ピンク、グリーン、ブラックのそれぞれの右腕全体に鎧が新たに現れて装着された。

 

コラボマイナソー「コォォォーーーーーラボオォォォォォォォォーーーーー!!」

 

コラボマイナソーは右腕に戦艦のような連装砲、左腕にはバスターのような銃口を向けてリュウソウジャーを攻撃する。

 

ブルー「ハッ!」

 

《ガッチーン!》

 

コラボマイナソーの攻撃をブルーが前に出て攻撃を受け止めたかと思いきやブルーの体によりコラボマイナソーに弾き返した。

 

カタソウルの能力で体が硬くなり、弾き返したのだ。

 

コラボマイナソー「コラボ!?」

 

ブルーの体に弾き返えされた自身の攻撃を喰らって後退するコラボマイナソー。

 

《ビューン!》

 

グリーン「それ!」

 

ハヤソウルで脚を早くしたグリーンは超高速でコラボマイナソーをすれ違いざまに斬りつけてダメージを与える。

 

ブラック「ハアァァァァァッ!!」

 

《オラオラー!》

 

ブラックはツヨソウルにより攻撃力を上げており、コラボマイナソーに一撃一撃が重たい斬撃を叩き込む。

 

ピンク「そう、れ!!」

 

《ドーン!》

 

ピンクはオモソウルの能力でコラボマイナソーの周囲の重力を強くする。

 

コラボマイナソー「コラヴォ!?」

 

重力を強くされてコラボマイナソーは地面に押し付けられた。

 

レッド「行くぞ、カナロ!」

 

ゴールド「あぁ!」

 

レッド「メラメラソウル!」

 

ゴールド「ビリビリソウル!」

 

レッドとゴールドは新たにリュウソウルを出してリュウソウケンとモサチェンジャーにそれぞれ差し込んだ。

 

《きょう!りゅう!そう!そう!》

 

《めっさ!ノッサ!モッサ!ヨッシャ!》

 

レッドはリュウソウケンのレバーを動かし、ゴールドはモサチェンジャーの先を上下させる。

 

()()()()!()!()

 

《メラメラ!》

 

《ビリビリ!》

 

2人がそれぞれのアクションを起こすと2人の上半身に鎧が現れて身に纏った。

 

レッド・ゴールド「「ハアァァァァァッ!!」」

 

上半身に鎧を身に纏った姿―『強竜装』となってコラボマイナソーに止めを刺そうとする。

 

その時だった、パキンという何かが割れる音がした。

 

瞬間、何十体というこの世界にいないハズのアルカ・ノイズが姿を現したのだった。

 

ゴールド「何!?」

 

レッド「な、何だ!?」

 

ブラック「コイツら、どこから現れた!?」

 

グリーン「やっぱりワイズルーの罠!?」

 

ピンク「え、じゃあ新手のドルン兵!?」

 

ブルー「いや、それにしては様子がおかしい!?」

 

突然現れたアルカ・ノイズに驚く。

 

ワイズルー「な、なにがなにやら分からないが一旦退くぞ!」

 

自身も訳が分からないワイズルーだったが好機としてピンクに襲い掛かった。

 

ピンク「うわっ!?」

 

アルカ・ノイズに気を取られていて反応が遅れたピンクはワイズルーのステッキにより吹き飛ばされた。

 

ピンクが吹き飛ばされてオモソウルの効力が消えてコラボマイナソーは自由になった。

 

ワイズルー「おい、クレオン!何をやっている!!」

 

クレオン「ん、んぐ、んー…ぶはっ!いやー、死ぬかと思いましたよ~…って何なんスか、これ!?」

 

ガウにより岩壁に顔を突っ込んでいたクレオンは何とか引き抜いて言う。

 

ワイズルー「いいから、それよりブツは?」

 

クレオン「あ、はい!とりあえずは3人分確保しました!」

 

ワイズルーに聞かれてクレオンは何個かある血液パックの中に入った血を見せる。

 

ワイズルー「グッジョブ!」

 

血液パックを見てワイズルーは嬉しそうにする。

 

ワイズルー「では、リュウソウジャーと何かよく分からない人間ども!また会おう!!」

 

ワイズルーはそう言ってクレオンとコラボマイナソーと共に姿を消したのだった。

 

レッド「待て!」

 

ワイズルーたちを追い掛けようするレッドだがすぐ後ろから武人型のアルカ・ノイズが斬りかかろうと刀であり腕を振り上げていた。

 

レッド「しまっ…!?」

 

反応が完全に遅れてしまい回避が不可能になるレッドだった。


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