戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第398話 ゴジラザウルス様 後編

子供たちを病院に運び終えて、リュウソウジャーのレッド、ブルー、ピンクは未来とガウを連れてお世話になっている友人の家で事情を話すこととなった。

 

翼とマリアはゴールドに求愛されて無下に(ただ単にどう断ればいいのか分からないので)断るのもアレなので事情を話すために喫茶店にグリーンとブラックの付き添いで行っている。

 

尚久「なぬぅ!?幻神竜(げんしんりゅう) ゴジラザウルスゥ!?」

 

レッド、ブルー、ピンクがお世話になっている友人の家主にして父親の『龍井 尚久』は驚いて立ち上がった。

 

うい「えーっと、ゴジラザウルスってなに?」

 

尚久の娘でリュウソウジャーになんやかんや協力しているユー○ューバー的なことをしている『龍井 うい』は首を傾げる。

 

メルト「ゴジラザウルスは俺たちリュウソウ族とドルイドンとの戦いの時に、リュウソウ族に味方した恐竜だ。恐竜とは全く比べ物にならない圧倒的なパワーを有していて生まれたばかりの騎士竜たちに戦いを教えた存在なんだ。でも戦いのあと、光と共に姿を消してしまったために幻の神の竜、幻神竜と言われているんだ」

 

リュウソウブルーに変身した水色の髪をした青年―『メルト』は説明する。

 

尚久「私も長年この研究をしているとき、ゴジラザウルスに行き着いたが全くと言っていいほど記録が無かったんだよ。だが日本にある遺跡にこんな一文があった『古の邪神目覚めし時、自然の怒りを体現せし黒き幻の竜現れん』って」

 

うい「その竜がゴジラザウルスのことで…」

 

アスナ「この子がゴジラザウルスってわけ?」

 

ういとリュウソウピンクに変身する女性『アスナ』はガウを見て言う。

 

ガウ「がう」

 

ゴジラザウルスと聞いてガウはついつい反応して鳴いてしまう。

 

懐かしい響きであったためについつい反応してしまうのだ。

 

コウ「それで、君たちは何者なの?」

 

そんな幻の神の竜と言われるゴジラザウルスであるガウと一緒にいた未来たちのことをリュウソウレッドに変身した青年『コウ』は聞く。

 

未来「私たちは…」

 

聞かれた未来はことの次第を話した。

 

自分たちが別の時間、別の歴史を歩んできた世界の住人であること、本来いた世界に起きたこと、シンフォギアや錬金術師、現れたアルカ・ノイズのこと、自分たちの世界に襲撃を仕掛けたガイソーグのこと、そしてガウが昔は太古から生きてきた最後の恐竜、ゴジラザウルスであり、今は全ての地球怪獣たちを束ねる王 ゴジラであることも話した。

 

うい「えっと、つまり未来ちゃんたちは別世界から来た唄って戦える戦士で、そのギャラルホルンっていう別々の世界を繋げちゃうオーパーツみたいなモノが起動してこの世界に起こる異変を食い止めるのとガイソーグを倒すために来たってこと?」

 

未来から聞いた話を簡潔にまとめたのをういは確認で言うと未来は頷いた。

 

コウ「まさかガイソーグが別世界に行くなんて…」

 

ガイソーグが未来たちのいる世界に出現したことを聞いてコウたちは悔しそうな顔をしていた。

 

メルト「そんな事情があるなら俺たちも協力しよう」

 

未来「本当ですか!?」

 

アスナ「うん。一緒に戦った方が絶対に早く解決するよ!」

 

未来「はい、よろしくお願いします!みなさん!」

 

ガウ「がうがう~♪」

 

協力関係を築けて2人は言う。

 

すると未来の通信端末とコウたちのリュウソウチェンジャーに着信音が鳴り響いた。

 

未来「はい、未来です」

 

翼『小日向か!すまないが救援に来てくれ!』

 

出ていきなり翼がそう言ってきた。

 

未来「翼さん、何があったんですか?」

 

翼『ドルイドン族の幹部と交戦しているんだが…ぐわっ!!』

 

話していると翼の悲鳴と共に通信が切れた。

 

コウ「トワ、バンバ、カナロ!?」

 

どうやらコウたちも一緒のようであった。

 

コウ「みんな、急ごう!」

 

コウに言われて翼たちの様子が明らかにおかしい為に急いで龍井家を出ていくのだった。




響「最近、出番がない…どうしたらいいの~……」

?「ならば、私たちのところへ来なさい!」

?「大歓迎しますよ!」

響「ふえ?」

リズ・シリカ「「ようこそ、DEBAN村へ!!」」

響「絶対に行きたくなぁい!!」

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