未来とガウがコウたちと話している時、リュウソウゴールドに変身する青年―コウたち陸のリュウソウ族とは別の海のリュウソウ族の1人『カナロ』にデートに誘われた翼とマリアは事情を話していた。
トワ「ガイソーグ…別の世界に出てくるなんて」
リュウソウグリーンに変身する青年『トワ』は呟く。
バンバ「ガイソーグ…何が狙いなんだ」
リュウソウブラックに変身する青年でトワの兄『バンバ』はガイソーグの狙いを考える。
マリア「こっちも驚いたわ。ガウの同族がこの世界にもいたなんて…」
翼「幻神竜 ゴジラザウルス…かつて、この世界を救わんがために力を振るった竜……だが…」
バンバたちから話を聞いた時、ガウの同族であるゴジラザウルスがバンバたちの祖先と共にドルイドン族と戦ったこと聞いて呟くが…。
カナロ「それで、2人はどの花が好きかな?」
全く違う話をしているカナロはバラに加えて色々な花を翼とマリアに見せながら言う。
マリア「貴方は少し、こちらの話に乗ってもらえないかしら?」
カナロ「その、強気もまたいい」
マリア「…………」
全く話が噛み合わないカナロにマリアは呆れてしまう。
バンバ「にしても、歌を力に変えるシンフォギアに、シンフォギアの攻撃しか通用しない錬金術で生まれたアルカ・ノイズか…厄介だな」
トワ「だよね…いくら早くても攻撃が効かないんじゃ意味ないし」
アルカ・ノイズが錬金術により産み出され、シンフォギアでないと倒せないと聞かされて2人は話す。
?「そう!お前たちではアルカ・ノイズは倒せないのだ、リュウソウジャー!!」
『!?』
聞き覚えのある声と共に辺りに10体前後のアルカ・ノイズとドルン兵が姿を現した。
マリア「アルカ・ノイズ!?」
翼「ドルン兵も!?」
トワ「それに今の声は!?」
現したアルカ・ノイズとドルン兵、そして聞こえた声に反応する。
ワイズルー「そう!この最高オブ最高のエンター…」
『ワイズルー!!』
ワイズルー「あら!?」
決め台詞を言いかけていたワイズルーの名を一斉に言われて本人はずっこけた。
ワイズルー「おい、何先に言ってんだよ!?」
先に言われて怒るワイズルー。
トワ「いや、普通に分かるし」
怒るワイズルーにトワは言う。
ワイズルー「チッ、まあ、いい。とにかく今は貴様らを倒すまでだ!行け、アルカ・ノイズ、ドルン兵ども!!」
ワイズルーの指示でアルカ・ノイズとドルン兵たちが無差別に攻撃を開始する。
アルカ・ノイズは一般人は勿論のこと、建物も赤い物質に変化させていく。
ドルン兵は槍を使い人々を殴ったり、刺したりする。
有機物無機物問わずに赤い物質に変化させるアルカ・ノイズと槍を使い殴ったり、刺したりするドルン兵たちに人々は悲鳴を上げながら逃げ始める。
バンバ「くっ、無差別に!」
カナロ「エコじゃないな!」
翼「いや、エコは関係無いだろう!?」
マリア「今はそのツッコミもいらない!いくわよ!!」
カナロ・バンバ・トワ「「「リュウソウチェンジ!!」」」
《ケ・ボーン!》
《わっせい!わっせい!そう!そう!そう!》
《わっせい!わっせい!それ!それ!それ!それ!》
《リュウ!SO!COOL!ワッハッハッハッ!》
《ドンガラガッハ!ノッサモッサ!エッサ!ホイサ!モッサッサッサ!》
《リュウ!SO!COOL!ハァーッ!》
翼「Imyuteus amenohabakiri tron…」
マリア「Seilien coffin airget-lamh tron…」
トワ、バンバ、カナロの3人はリュウソウチェンジャーとモサチェンジャーを使い、グリーン、ブラック、ゴールドに、翼とマリアは起動詠唱を唄いギアを纏う。
バンバ「行くぞ!」
リュウソウケンとモサチェンジャー、アームドギアを構えて走り出す。
バンバ「はあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
バンバの重たい一撃がドルン兵を頭から叩き斬る。
トワ「それそれそれぇ!!」
トワは高速による連続斬撃でドルン兵を切り裂いていく。
マリア「はあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
マリアはクナイ型にまで小さくした刀型のアームドギアで最低限の動きでアルカ・ノイズを両断・消滅させる。
ゴールド「モサブレード!」
ゴールドはモサチェンジャーに加えて短剣型の武器『モサブレード』を出してドルン兵を撃ち抜き、切り裂いていく。
翼「防人の一撃、受けてみよ!!」
翼はアームドギアで走り際に次々とアルカ・ノイズを両断する。
アルカ・ノイズを両断して翼は跳躍する。
翼「司令塔を潰せば、こちらに勝機がある!!」
そう言って翼はワイズルーに向かって大技を放とうとした時だ。
翼の背中が砲撃された。
翼「ぐわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
砲撃された翼は地面に叩きつけれてしまった。
翼「い、今のは……」
ダメージが大きく翼は立ち上がろうとするが新たな気配を感じて振り向いた。
振り向いた先から両肩に備えた大砲、両腕にはスクリュー状の鋭い鉤爪、鋭いヒゲを生やした顔立ちで白いボディを持つ司令官の様な姿を持ち、胸部にはアルカ・ノイズの発光器官があり、両足は戦艦の様な形状になっている怪人がゆっくりと歩いてきた。
マリア「翼…くっ!?」
アルカ・ノイズを叩き斬ったマリアは翼の方へ行こうとするが背後から来る殺気に対応しようと咄嗟にアームドギアをクナイから聖剣型に変えてガードする。
ガキイィーーーーーーンと硬い金属同士がぶつかり合う音が響き渡った。
マリアの前には甲冑と城が一つになった様な重厚な鎧に身を包んだ騎士のような姿で、胸部にはアルカ・ノイズの発光器官があり、右手には幅広で剣先が3つに別れた大剣を持った怪人がいた。
マリア「な、なによ、コイツら!?」
現れた新手にマリアと翼は危機に陥るのだった。
響「ついに私がDEBAN村に…」
?「何をしている?お前の居場所はDEBAN村じゃないだろ」
響「き、君は…キャロルちゃん!?」
キャロル「貴様が不甲斐ないから俺がXVに出るはめになっただろ」
響「え、キャロルちゃん復活したの!?」
キャロル「因みにガリィたちも復活したぞ」
響「オートスコアラーのみんなも!?」
キャロル「あぁ、レイアの妹いがいわな」
レイア妹「…………」
カンペ:第8話で出番が欲しい
キャロル「他の連中も倒されたと見せかけてまた出るだろうな」
エルフナイン「僕の見せ場が一気に…」
リズ「あっちを勧誘しようかしら?」
シリカ「諦めませんね、リズさん…」
レイア「それでは次回を派手で地味に…」
ファラ「お楽しみに~♪」
ガリィ「それ、私の台詞!」
ミカ「だゾ!」