戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

544 / 1283
第402話 新たなる刺客!

とある山の麓に1台のケバブを売ってるワゴン車があった。

 

?「うーん、やはり結界が弱まっているな」

 

ケバブを販売する車体から山を見たのは老男性で、そう呟いた。

 

この老男性はコウ、メルト、アスナの3人がいた村の長老である。

 

かつて村がタンクジョウとクレオン、そして自然発生したマイナー『ドラゴンマイナー』により破壊されてしまい外界である人間の町にいる。

 

またケバブを売って村の復興資金を集めている。

 

長老(なぜ急に結界が弱まっているんだ?このままでは先祖が命懸けで封印した奴が復活してしまう…早くコウたちに伝えねば)

 

山を見てそう思った長老は直ぐに出発しようとワゴン車の屋台を片付け始めた。

 

そんな長老の姿を2体の怪人が見ていた。

 

?「奴がタンクジョウの言ってたリュウソウ族の長老か」

 

タンクジョウと同じ声で、青色のキューブを幾重にも組み合わせた様な重厚な身体が特徴で、胸にはアルカ・ノイズの発光器官がある怪人が言う。

 

?「そのようだな。早速殲滅する!」

 

ガチレウスと同じ声で、右手は鎌のようになっているロボットが言う。

 

?「まあ、待て。どうせなら楽しもうじゃねぇか」

 

?「っというと?」

 

?「俺らは復活してからずっとあのいけすかねぇキノコのガキに言われるがまましていたがそもそも言うことを聞いてやる義理はねぇだろ?」

 

?「つまりは好き勝手に暴れたいと?」

 

?「分かってるじゃねぇか!あの長老の後を付ければ人間の町に着く。だったらそこで暴れた方がいいだろ?ついでに目撃者を消せば済む」

 

?「なるほど。確かに今している作戦は退屈だな」

 

?「決まりだな。おっ、丁度行くみてぇだな」

 

話していると長老の乗ったワゴン車が動き始めていた。

 

?「行くぞ」

 

?「おう」

 

動き始めていたワゴン車の後を追いかける怪人たちだった。

 

 

 

その頃、ガウと未来はういと共に買い物に出ていた。

 

滞在先が見付からなかったので龍井家にお世話になることとなったのだが流石になにもしないのは申し訳ないのでお手伝いを兼ねて情報収集をしているのだ。

 

うい「いやあ、ガウくんって体小さいのに力持ちだから助かっちゃうよ」

 

3人の中でも袋いっぱいに入った食材を持ってるガウに言う。

 

ガウ「がう~♪」

 

ういに言われて嬉しそうにするガウ。

 

未来「よく家のお手伝いをしてくれてるんで助かってます」

 

うい「へぇ~…ってまさかの未来ちゃんはガウくんと同s…」

 

未来「あまりふざけてると命日になりますよ、今日が」

 

うい「はい………」

 

言いかけたういを未来は覇気をだして半ば脅す感じに言って黙らせた。

 

ガウ「が、がう~……」

 

未来の覇気をガウも感じたのか怯えていた。

 

すると町の方で爆発音が轟いた。

 

町の方を見ると黒い煙が上がり、消防や救急車のサイレンが鳴り響いていたがすぐに別の場所で爆発が起きた。

 

未来「爆発!?」

 

うい「何があったの!?」

 

町に爆発が起きているのを見て驚く。

 

ガウ「ガルルルルル!!」

 

喉を鳴らしてガウは町の方、正確には爆発の原因に威嚇する。

 

未来(ガウくんが威嚇してる…じゃあ、町にドルイドンが!?)

 

威嚇しているガウを見て未来は察する。

 

未来「ういさん、私たちは町の方に行きます!これ、お願いします!!」

 

ガウ「がうがう!」

 

そう言ってういに言って2人は荷物を押し付けて町の方へ向かう。

 

うい「きよつけてね!」

 

町の方へ向かう2人にういは言うが…。

 

うい「あ、この大量の荷物…どうしよう……」

 

眼前にある荷物にういは現実に引き戻されたのだった。

 

 

 

ういに荷物を押し付けて町に来たガウと未来。

 

辺りは手当たり次第に破壊されて血と焼け焦げた何かの臭いが空気中に漂っていた。

 

未来「酷い。誰がこんな…」

 

町の惨状に未来は吐きそうになるが堪えながら言う。

 

ガウ「がう?がうがう!」

 

何かに反応してガウが叫んだ、その時だ。

 

長老「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

そこへ悲鳴と共に長老が吹き飛ばされてきた。

 

未来「大丈夫ですか!?」

 

吹き飛ばされてきた長老に駆け寄る未来とガウ。

 

長老「君たち、こんな所で何をしている!?早く避難しなさい!」

 

駆け寄って来た未来とガウに長老は言う。

 

未来「あ、いえ私たちは…」

 

?「まだ人間が生き残ってたか、コイツは幸運だな!」

 

声の方を見ると長老を追っていた2体の怪人が現れた。

 

?「小娘ども、その老いぼれを渡せ。そうすれば命だけは助けてやる」

 

ロボットが未来とガウに言う。

 

未来「渡しません!今度は私たちが相手です!」

 

ガウ「がうがう!」

 

ロボットにそう言い返す未来とガウ。

 

アザルド「なかなか度胸があるな。良いぜ、なら俺が直々に殺ってやるよ、このアザルド様がな!!」

 

シュバリアン「おい、このクライシス帝国最強の怪魔ロボット シュバリアンを忘れるな!」

 

タンクジョウと同じ声で、青色のキューブを幾重にも組み合わせた様な重厚な身体が特徴で、胸にはアルカ・ノイズの発光器官がある怪人―『デスガリアン』幹部『チームアザルドリーダー アザルド』。

 

ガチレウスと同じ声で、右手は鎌のようになっているロボット―『クライシス帝国』の『怪魔ロボット軍団』の1人『怪魔ロボット シュバリアン』はそれぞれ名乗るのだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。