未来「翼さん、マリアさん!」
ガウ「がうがう!」
リュウソウジャーと共に来た翼とマリアを見て叫ぶ。
翼「すまない、遅くなった!」
マリア「ういから貴方たちが町に向かったって聞いたから急いで来たのよ!」
手短に来た経緯を話す。
アザルド「くそ、折角の手駒が使えなくなっちまったが…」
自身の手ごと破壊されたテレポートジェムを見てアザルドは言うと直ぐにシュバリアンの方へ行くと自身の方に振り向かせた。
シュバリアン「な、なんだ!?」
アザルド「オーナーからちょろまかしといた1枚だ。無駄にすんなよ?」
動揺するシュバリアンにアザルドはどこからか金のメダルを出してシュバリアンにあるアルカ・ノイズの発光器官に刺し込んだ。
刺し込まれた金のメダルはシュバリアンの中へ入っていく。
シュバリアン「ぐぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」
金のメダルが入った瞬間、シュバリアンの体がバチバチと電撃が走りだし、さらには火花を散らし始めた。
そして最終的にシュバリアンは等身大から徐々に巨大化し、60M級にまでなった。
シュバリアン「グガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ロボットっと言うより野獣に近い雄叫びを上げるシュバリアン。
アザルド「上手くいったみたいだな」
巨大化したシュバリアンを見て満足そうにアザルドは言う。
ブラック「貴様、いったい何をした!!」
巨大化したシュバリアンを見てブラックは聞く。
アザルド「俺たちデスガリアンは倒されればオーナーの細胞から作られたコンティニューメダルを入れて巨大化するんだよ。ま、今回はデスガリアンじゃないから生きた状態でも巨大化したがな」
ブラック「貴様!」
ピンク「仲間の命を玩ぶなんて、許せない!」
元々は別の組織とはいえ
アザルド「なんとでも言え。それより早くしないと町が木っ端微塵に分解されちまうぞ」
『!?』
シュバリアン「グガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
アザルドと話している内のシュバリアンは右腕から光弾、胸からビームを射っては着弾した場所をアルカ・ノイズの力で分解していた。
ガウ「がうぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーー!!」
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ガウは雄たけびを上げてゴジラに変身し、巨大化したシュバリアンの前に立ちはだかった。
レッド「うお!?ガウまで大きくなった!?」
ブルー「っていうか恐竜になったぞ!?」
ゴジラとなったガウを見て驚く。
未来「初めて見るとやっぱり驚きますよね…」
リュウソウジャーの反応を見て未来は苦笑いする。
ピンク「あれがガウくんの本当の姿なの!?」
未来「まあ、そうなりますね」
グリーン「でけぇ…」
ブラック「……」
ゴールド「モサレックスより大きい……」
ゴジラが本当の姿だと肯定した未来に改めて驚く。
翼「それより、あの輩は私たちが相手をする!」
マリア「その間に貴方たちはガウと一緒に巨大化した方を!!」
レッド「頼んだ!ティラミーゴ!!」
ブルー「トリケーン!!」
ピンク「アンキローゼ!!」
グリーン「タイガランス!!」
ブラック「ミルニードル!!」
ゴールド「モサレックス!!」
《ティラミーゴ!》
《トリケーン!》
《アンキローゼ!》
《タイガランス!》
《ミルニードル!》
《モサレックス!》
レッドたちがリュウソウチェンジャーやモサチェンジャーで呼ぶとティラミーゴをはじめ、小柄でトリケラトプスに似た鼻先が剣になっている騎士竜―ブルーの相棒『トリケーン』。
トリケーン同様、小柄で盾のような背中したピンクのアンキロサウルスに似た騎士竜―ピンクの相棒『アンキローゼ』。
サーベルタイガーに似てはいるが『タイガ―サウルス』という恐竜が元で、左大腿部に巨大な伸縮自在な長槍のような武器が装備されている騎士竜ーグリーンの相棒『タイガランス』。
背中から尾にかけて鋭いトゲが生えているステゴサウルスなどの剣竜類に近い恐竜『ニードルサウルス』が元の騎士竜―ブラックの相棒『ミルニードル』。
モササウルスが元で、カナロの相棒兼マスターであり、育ての親同然の騎士竜―『モサレックス』の6体の騎士竜が集結したのだった。