戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「AXZ編、スタート~♪」

ガウ「がうがう~♪」

翼「一部作者のオリジナルが含まれている」

クリス「あんま気にすんなよ」

未来「それではどうぞ!」


AXZ篇
第41話 バルベルデ軍VSゴジラ


響「夏休みの出校日って…もっとこう…適当だったハズだよね…」

 

机に寝ながら夕焼けを見る響。

 

前の黒板には『夏休みの宿題 9月1日始業式 提出厳守!!』と書かれていた。

 

響「なのにこの疲労感…まさかお説教の祭りなんて…」

 

落ち込む響の額に缶ジュースが当てられた。

 

響「はへ~…気持ちいい~」

 

未来「全く、今日が締め切りの課題が終わってないんだから仕方ないでしょ」

 

買ってきた缶ジュースを響の隣に置いて未来は呆れるように言う。

 

響「なんとか提出日を始業式までに伸ばしてはもらえたけど…お願い未来!このままじゃ終わらない!間に合わない!!」

 

両手を合わせて未来にお願いする響。

 

未来「はぁ、しょうがないなぁ。確かにこのままだと響の誕生日までもつれ込みそうだもんね。良いよ、手伝ってあげる」

 

響「ありがとーう!やっぱり未来は心のアミーゴだよ~!!」

 

嬉しそうに言う響。

 

するとS.O.N.G.のロゴが入ったヘリが現れてドアが開いてクリス、調、切歌、ガウがいた。

 

クリス「続きは家でやれ!」

 

調「本部から緊急招集!」

 

響「ふえ!?何て言ってるの!?」

 

響に言うがヘリの音が邪魔で聞こえていなかった。

 

ガウ「がうがうがーう!」

 

切歌「デスデスデース!」

 

響「だから聞こえな…」

 

ガウ「がうがう~!?」

 

響「ぐぼっ!?」

 

未来「ひ、響~!?」

 

それでも聞こえなかったためにキレたクリスがガウを丸まらせと投げて響にぶつけた。

 

 

 

ヘリはリディアンのグラウンドに着陸していた。

 

響「じゃあ、行ってくるね未来。課題も任務もどっちも頑張る!」

 

未来「うん、頑張ってね。ガウくん、響をよろしくね」

 

ガウ「がう~!」

 

 

 

アマゾンのような大自然がある密林。

 

その密林に爆発が連続で起きた。

 

「隊長、急速に接近する車両を確認!」

 

バルベルデ軍の軍事施設にて通信兵が言うと後ろにいたサングラスを掛けた隊長と呼ばれた男性がニヤケた。

 

隊長「ふん、対空砲を避けて陸路を強行して来た訳か…だが通常兵装で我々に太刀打ち出来ると思っているものか」

 

 

 

地面に仕掛けられた地雷のようなのが起動して中からテレポートジェムがばら蒔かれて無数のアルカ・ノイズが出現した。

 

確かにこれらなら通常兵装の軍など太刀打ち出来ないだろう…そう通常兵装ならば…。

 

アルカ・ノイズが出現した場所に向かって走る車両…青い塗装がされたバイク。

 

それに乗るのはギアを纏った翼だった。

 

そしてアルカ・ノイズたちの地面から蒼白い炎が吹き上がりアルカ・ノイズを消滅させた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

雄叫びを上げながら黒い100Mはある巨体を誇る怪獣―ゴジラが地面から出現した。

 

 

 

「敵をモニターで補足!」

 

隊長「こ、これは!?」

 

「敵は…シンフォギアとゴジラです!!」

 

これには隊長は予想外であったのか驚きを隠せなかった。

 

隊長「や、やつらを対空砲には近付けさせるな!!」

 

 

 

無線で隊長からの指示を聞いてアルカ・ノイズに混じって兵士や戦車が翼とゴジラに向かっていく。

 

翼「ガウ、手筈通りにな!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

翼はそう言ってバイクでアルカ・ノイズに突撃、すれ違いざまに切り捨て、ゴジラはあちらこちらに設置された対空砲を踏み潰したり放射火炎を叩き込んだりして破壊する。

 

翼「緒川さん!」

 

あらかたゴジラが対空砲を破壊したのを見て翼が空を見て叫ぶと凧に乗った緒川、ギアを纏った響とクリスがいた。

 

緒川たちに気付いて対空砲の代わりに戦車の機銃で攻撃する。

 

だが緒川たちは凧から飛び降りる。

 

飛び降りながら緒川は煙玉を投げる。

 

煙玉に動きを止めたアルカ・ノイズに先に降り立ったクリスがアームドギアであるボウガンで撃ち抜いていく。

 

次に降り立った響が殴り飛ばしていく。

 

緒川「ふっ!」

 

「がっ!?」

 

「ぐはっ!?」

 

「なっ、あぐっ!?」

 

風呂敷でムササビ飛びしていた緒川は一気に降り立つと兵士たちの首を手刀で殴って意識を奪う。

 

アルカ・ノイズを斬り捨てて進んでいた翼の前に歩兵を伴った戦車が現れた。

 

戦車は翼に狙いを定めると砲撃する。

 

だが翼はアームドギアの刀で放たれた砲弾をなんなく斬り捨てて戦車との間合いを一気に詰めると砲身を両断した。

 

響の前にも戦車が来ていたが砲弾を全て弾く…と言うか殴って軌道をずらし、キャタピラを殴って破壊した。

 

砲弾を全て斬るわ、殴って弾くわ、砲身を両断するわ、キャタピラを殴って破壊する翼と響にビビって兵士たちは武器を捨てて逃げ始めた。

 

戦車はバックして逃げるが砲撃を続けるが響は難なく弾くと懐に入ってキャタピラを破壊、砲台部分を掴んで砲台と車体を分離させた。

 

車長「あ、あんまりだ!」

 

そう言って車長と運転手、砲手は戦車から降りて逃げ出した。

 

隣にいた2両目が砲台を回転させて響に向けるが…

 

響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

響はさっき分離させた砲台をハンマーのように振り回して2両目の砲身を曲げて使用不能にした。

 

「一斉射撃!!」

 

アルカ・ノイズの相手をしていたクリスに向かって銃による射撃と同時にロケットランチャーを発射する。

 

射撃に気付いたクリスは両腕をクロスさせてガードに入った。

 

弾丸からのロケットが命中して爆煙がクリスを包む。

 

「よし!」

 

クリスを倒したと思っていたが爆煙が晴れると無傷のクリスがおり、口から弾丸を1発吐き出すとボウガンを連射して兵士の手から武器を捨てさせる。

 

武器のみに命中させたクリスの腕にビビって兵士たちは尻尾巻いて逃げ出した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

一方でゴジラは響たちが取りこぼしたアルカ・ノイズやキャタピラだけ破壊され無人になった戦車に放射火炎で一網打尽にしたり、踏み潰したりして完全破壊していた。

 

途中ゴジラへの砲撃があったがアルカ・ノイズの分解能力ですら分解出来ない体を持ち、尚且つ元から強靭な肉体と強力な再生能力を有しているゴジラの前には小雨程度にしか感じず、少し吠えただけで兵士は逃げていき難なく無人になった隙に破壊していた。

 

 

 

藤尭「敵の損耗44%!」

 

友里「昨晩に戦車対策で視聴した映画の効果テキメンですね」

 

S.O.N.G.司令部の潜水艦の発令所にて藤尭と友里が言う。

 

弦十郎「国連が到着するのは15分後だ。それまでに迎撃施設を無力化するんだ!」

 

藤尭「ガウくんが最後の陣地外の対空砲の破壊に成功!装者たちの援護に回ります!」

 

弦十郎「よし!」

 

 

 

一方で敵陣地の司令部では…

 

「全対空砲が破壊されました、防衛ラインが瓦解します!このままでは…」

 

隊長「くそっ!」

 

「隊長、どちらへ!?」

 

装者たちとゴジラの前に蜘蛛の子散らすように瓦解していく防衛ラインをモニタリングしていた兵士の報告を聞いて隊長はどこかへ行ってしまった。

 

 

 

翼「あらかた片付いたようだな」

 

クリス「一気に攻め落とすか!」

 

兵士たちを蹴散らし、アルカ・ノイズを全て撃破して陣地に向かおうとした時だった。

 

陣地から光が上空に放たれ、光が消えると上空から巨大な空中戦艦が姿を現した。

 

響「あんな巨大なのまで…」

 

クリス「本丸のお出ましって訳か!」

 

そう言っているとS.O.N.G.のロゴが入った3機のヘリが来た。

 

マリア『貴女たち、早く乗りなさい!追うわよ!』

 

内1機をマリアが操縦しており、そう言う。

 

 

 

空中戦艦内にて隊長はレーダーでヘリの接近に気づく。

 

隊長「ヘリか。ならば直上の攻撃は避けられまい!!」

 

そう言って艦底部にある爆弾を投下する。

 

爆弾はヘリ3機の前で爆発、爆煙が包み込んだ。

 

隊長「やったぜ!…ん!?」

 

ヘリを撃墜したかと思いきや爆煙から無傷のヘリ3機が現れた。

 

その上には1機ずつに響たちが立っていた。

 

隊長「シンフォギアで迎え撃っただと!?ならば非常識には非常識…うあっ!?」

 

ボタンを押そうとした時、船体がはげしく揺れた。

 

レーダーを見ると戦艦の真下にゴジラがいた。

 

隊長「ゴジラめ、シンフォギア諸とも始末してやる!!」

 

ボタンを押すと左右のハッチが開きミサイルが無数に放たれた。

 

半分は下に行きゴジラへ、もう半分はヘリに向かう。

 

 

 

向かってくるミサイルに対してクリスがガトリングガンで3機分を守り、ゴジラは放射火炎で対抗する。

 

翼「立花!殿は雪音に任せるんだ!」

 

翼はそう言うとヘリからミサイルに飛び乗って踏み台にして次々とミサイルに飛び乗り前へ進んで行った。

 

響「えぇ!?」

 

対して響は驚きながらも翼の真似をしてあとを追いかけるが途中でクリスとゴジラに破壊されたミサイルに誘爆されて連鎖式にミサイルが爆発した。

 

響「うわわわわわわ!?」

 

爆風に響は吹き飛ばされそうになるが何とか前に進んでいく。

 

クリス「ここはアタシとガウに任せて他の2機はさっさと戦線を離脱してくれ!!」

 

クリスに言われて響と翼が乗っていた2機は退避するがミサイルは追いかけてくる。

 

マリアは上手く操縦し回避するがもう1機の背後にミサイルが迫っていた。

 

シャフを打つが効果なしだった。

 

「ダメだ、間に合わない!!」

 

クリスの迎撃すら間に合わないと叫ぶ操縦士。

 

調「いくよ、切ちゃん!」

 

切歌「がってんデース!」

 

ミサイルが真横から迫ってきたのと同時にヘリに乗っていた調と切歌はドアを開くとミサイルはヘリをすり抜けた。

 

ヘリを通るとミサイルはクリスの射撃とゴジラの放射火炎で破壊された。

 

調「やれば出来る!」

 

切歌「私たちデース!」

 

互いに親指を立てて言う二人だった。

 

戦艦の前まで行った翼は大ジャンプした。

 

翼「初手より奥義にてつかまつる!!」

 

巨大化させたアームドギアを振り下ろし戦艦を真っ二つにする。

 

隊長「ひいぃ!?」

 

目の前まで刃が来てしかもサングラスが真っ二つに斬れた。

 

響「ほっ!」

 

隊長「うあぁ!?」

 

破壊された隙間から響が突入、右腕のアームドギアを高速回転させる。

 

隊長「ひやあぁぁ!?」

 

逃げようとする隊長だがブーストした響に襟首を掴まれてしまった。

 

響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

隊長を捕まえた響は高速回転させた右腕のアームドギアで戦艦を貫いて脱出した。

 

響が脱出したのを見てクリスは左右に6基、計12基の大型ミサイルと無数の小型ミサイルを同時に発射する技―『MEGA DETH INFINITY』を繰り出し、ゴジラは最大出力の放射火炎を発射して戦艦を跡形もなく破壊した。

 

響「ぷはっ!」

 

川から顔を出す響。

 

隊長は気絶している。

 

翼「立花、怪我はないか?」

 

声の方を見ると水面を滑るように飛ぶ翼が来ていた。

 

響「はい。とりあえずは任務完了ですね」

 

翼「あぁ、あとは彼らに任せよう」

 

翼が言うと空にUNと書かれたヘリ―国連軍のヘリが複数来ていた。




おまけ

響「あれ?そう言えばガウくんは?」

いつの間にか姿を消したガウを捜して辺りをキョロキョロする響。

ガウ「がうがう~」

声の方を見ると岸にガウがいて手を振っていた。

響「ガウくん!」

隊長を引っ張りながらガウのいる岸に行く。

ガウ「がうがう~♪」

響が岸に来ると尻尾を振って近づいてきた。

ガウ「がう、がうがう~♪」

木の枝に刺さった肉を差し出すガウ。

響「私の分?」

ガウ「がう~♪」

響「ありがとう。じゃあ、さっそく…美味しい!」

一口食べて響は言う。

最近になってガウは火を起こすことを覚えて魚や肉を焼くようになったのだ。

響「これなんのお肉?」

ガウ「がう!」

響が聞くとそこには焚き火と一緒に見事に鱗を剥がされ、皮を剥かれた鰐がいた。

響「ふえ!?わ、ワニ!?」

これに響は驚いてしまった。

ガウ「がう、がうがう!がう~!」

驚く響にガウは自身の腕を見せる。

そこにはほとんど再生していたが鰐の歯形が見事に付いていた。

どうやら鰐に襲われてしまい返り討ちにしたから食べていたようだ。

響「あはははは…それは大変だったね…」

苦笑いしながら言う響だった。
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