戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第407話 九頭竜山の決戦 序の幕

九頭竜山・山岳にある洞窟、そこにワイズルー、クレオン、タンクジョウ、ガチレウス、ネガ電王、サラマンデス、コラボマイナソーはいた。

 

タンクジョウ「ほう、コイツが…」

 

ガチレウス「なかなかの迫力だな」

 

洞窟の最深部の場所に辿り着くとタンクジョウとガチレウスは石となっているのに目の部分だけは赤くなっている赤目様を見て呟く。

 

ワイズルー「やれ、マイナソー」

 

コラボマイナソー「コォォォーーーーーラボオォォォォォォォォーーーーーーーーー!!」

 

ワイズルーに言われてコラボマイナソーは体から緑色の球体を複数出して赤目様に向かって放った。

 

緑色の球体は赤目様の中に吸い込まれていく。

 

サラマンデス「マイナソーの集める人間の生命エネルギーをあたえているのか」

 

クレオン「そうなんスよ。おかげでマイナソーは全然大きくならないんスよ」

 

ネガ電王「だが、変わりにこの生命体を復活させるのが早まった訳だな」

 

ワイズルー「その通りだ!」

 

サラマンデスたちの言葉にワイズルーはドヤ顔で言う。

 

『……………』

 

ドヤ顔で言うワイズルーを見て6人は黙る。

 

ワイズルー「んんっ!さて、リュウソウジャーとシンフォギアが来る前に何としても赤目様を復活させね…」

 

ワイズルーがそこまで言った時だった。

 

洞窟内が激しく揺れ始めた。

 

ワイズルー「な、なんだ!?」

 

?「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

揺れに驚いていると獣の雄叫びが轟いた。

 

ワイズルー「ま、まさか!?」

 

嫌な予感がしてワイズルーは洞窟を引き返す。

 

ワイズルー「!?」

 

外へ出たワイズルーが見たのは山を爪で引っ掻いて削る黒い巨体―ゴジラがいた。

 

ワイズルー「な、ななななな、なぁ!?」

 

山を爪で引っ掻いて削るゴジラの姿を見てワイズルーは驚く。

 

タンクジョウ「ぬぅ!?あの黒い奴は、ゴジラザウルスか!?」

 

ゴジラの姿を見てタンクジョウは言う。

 

ガチレウス「生き残りがいた。ならばここで絶滅させてくれる!」

 

後から出てきたガチレウスたちが一斉に攻撃を仕掛けようとした。

 

?「そうはさせるか!」

 

『!?』

 

青年の声と共に周囲が爆発する。

 

レッド「勇猛の騎士!リュウソウレッド!」

 

ブルー「叡智の騎士!リュウソウブルー!」

 

ピンク「剛健の騎士!リュウソウピンク!」

 

グリーン「疾風の騎士!リュウソウグリーン!」

 

ブラック「威風の騎士!リュウソウブラック!」

 

ゴールド「栄光の騎士!リュウソウゴールド!」

 

『正義につかえる気高き魂!騎士竜戦隊 リュウソウジャー!!』

 

翼「絶刀・天羽々斬(アメノハバキリ)!風鳴 翼!!」

 

未来「歪鏡・神獣鏡(シェンショウジン)!小日向 未来!!」

 

マリア「銀腕・アガートラーム!マリア・カデンツァヴナ・イヴ!!」

 

『戦姫絶唱 シンフォギア!!』

 

レッド「俺たちの騎士道、見せてやる!!」

 

名乗りを上げるレッドたちリュウソウジャーと翼たちだった。




カナロ「あ、そうだ。カナエソウルでマリアと翼を嫁に……」

?『ちょっと待ったぁ!!』

カナロ「な、何者だ!?」

弦十郎「翼の叔父、風鳴 弦十郎!」

八紘「翼の実父、風鳴 八紘!」

「「翼を嫁に欲しがったら我らを倒すのだな!!」」

カナロ「最大級の敵だな!」

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