戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第408話 九頭竜山の決戦 幕開けの幕

ワイズルー「おのれ、やはり出たなリュウソウジャー、シンフォギア!!」

 

現れたリュウソウジャーたちと未来たちを見てワイズルーは立ち上がって言う。

 

レッド「ワイズルー、赤目様の復活なんてさせないぞ!」

 

ワイズルー「ふん、すでにマイナソーからたらふく生命エネルギーを与えてやったからもうすぐ復活する!」

 

ブルー「マイナソーから生命エネルギーを与えた?まさか!?」

 

ブラック「宿主から奪い取った生命エネルギーを赤目様に与えて復活させようとしているのか!?」

 

ワイズルーの言葉に察しがついてブルーとブラックは驚く。

 

マリア「どういうこと?」

 

ゴールド「マイナソーは宿主になった人間の抱くマイナス感情を色濃く反映した行動をして、自らを生み出した宿主の生命エネルギーを吸収して時間が経過するにつれて巨大化、最終的には完全体に成長・進化する。完全体になってしまうと宿主となった人間は生命エネルギーを吸い尽くされて死んでしまうんだ」

 

翼「なんだと!?」

 

ゴールドによるマイナソーの解説を聞いて驚く。

 

グリーン「だから巨大化してもいいハズなのに巨大化しないのは…」

 

ピンク「赤目様に生命エネルギーを与えていたからね!」

 

ワイズルー「その通りだ。赤目様自身も生命エネルギーを糧としていたからな」

 

翼「ならば、復活する前に止めるまでだ!!」

 

ワイズルー「そう簡単にいかせるかっ!ドルン兵!!」

 

ドルン兵『ドルン!!』

 

サラマンデス「インプス!」

 

インプス『チキチキ!』

 

ワイズルーとサラマンデスがいうとドルン兵に加えて全身が黒い体で背中に小さな悪魔の翼があり、手には剣を持った怪人―災魔一族の戦闘員『使い魔 インプス』たちが出現した。

 

ワイズルー・サラマンデス「「やれ!!」」

 

2人が同時にいうとドルン兵とインプスたちが一斉に襲いかかってきた。

 

ドルン兵とインプスに続き、サラマンデス、タンクジョウ、ガチレウス、ネガ電王、コラボマイナソーが向かっていく。

 

ワイズルー「クレオン!これを使ってゴジラザウルスを山から引き離せ!」

 

クレオンに水色のテレポートジェムを渡すワイズルーはサラマンデスたちに続く。

 

クレオン「分かりましたぁ!」

 

水色のテレポートジェムを渡されてクレオンは言うとゴジラの方へ向かっていく。

 

レッド「行くぞ!」

 

向かって来るワイズルーたちにレッドたちもリュウソウケンやアームドギアを構えて向かって行く。

 

 

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

リュウソウジャーと翼たちが戦いを開始した時、ゴジラは山を爪で引っ掻いて削り、中にいる赤目様を破壊しようとしていた。

 

クレオン「デケェ…何食ったらあんなにデカくなるんだよ…」

 

ゴジラの丁度、後ろ側になる場所にクレオンはゴジラの大きさを見て呟く。

 

クレオン「さて、行ってきてくれよ!ほい!」

 

クレオンはワイズルーに渡されたテレポートジェムをゴジラに向かって投げた

 

?「ガリャアァァァァーーーーーーーーーオォォォォォーーーーーーーーーン!!」

 

テレポートジェムが割れて、魔方陣炎に包まれたティラノサウルスの化石の姿をした巨大な怪物が出現、尻尾でゴジラを殴って山から引き離した。

 

ゴジラ「グルルルルル!!」

 

殴られて山から引き離されたゴジラは怪物を睨み付けた。

 

骸骨恐竜「ガリャアァァァァーーーーーーーーーオォォォォォーーーーーーーーーン!!」

 

かつてとある世界に暗躍し、死者と生者の世界を入れ換えようとした地底都市を造り上げた、ナチス残党によって組織された組織『バダン』の総統に恐竜の怨念が融合して生まれた悪の恐竜『骸骨恐竜』はティラノサウルスの頭部が4つに開き、骸骨が露になりながら威嚇の雄叫びを上げる。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

骸骨恐竜の威嚇の雄叫びに動じないでゴジラは雄叫びを上げて骸骨恐竜に向かって行くのだった。


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