インフェル「暇だから仕方ねーだろ。おら、バカからお知らせがあんぞ」(←オリジナルウルトラマン)
ザージス「は?んーと、"一部、悪夢っぽくない悪夢があるけど暖かな目で見てください"?なんだよ、これ」
インフェル「知るか」
マリア「いったいなにが起きてるの!?」
空が曇に覆われ、辺りが暗くなってゴジラがナイトファングの火球を喰らい、吹き飛ばされたを見て驚く。
ナイトファング「ウゥゥゥヒャハハハハハハーーーーーーーー!!」
九頭竜山からナイトファングが出て来て雄叫びを上げる。
アスナ「なにあれ!?」
未来「怪獣!?」
翼「なんと禍々しい姿だ…」
現れたナイトファングを見て驚きながらも構える。
ブラック「まさかあれが赤目様か!?」
グリーン「だとしたら悪魔にしか見えないけど!?」
ナイトファングが赤目様だと気づいて言う。
レッド「だったらティラミーゴたちを呼ぼう!」
ナイトファング「ウゥゥゥヒャハハハハハハーーーーーーーー!!」
レッドたちがティラミーゴたちを呼ぼうとした瞬間、ナイトファングが頭部にある口が開き、奥から大きな一つ目が露になった。
露になった一つ目から音波のようなのが流れ始めた。
レッド「ティラ…ミ~……」
音波を聞いてレッドは…いや、レッドだけでなくブルー、ピンク、グリーン、ブラック、ゴールド、マリア、翼、未来たちは倒れて眠ってしまった。
ゴジラ「グ、グルルルルル…………」
ゴジラもまた音波を聞いて倒れて眠ってしまう。
タンクジョウ「消えろ!!」
マスターレッド「コウ!!」
タンクジョウの攻撃からコウの師匠にして先代リュウソウジャーの1人『マスターレッド』がカタソウルの力をコウに纏わせ、さらに自身を盾にしていた。
そしてマスターレッドはコウの腕の中で消滅する。
コウ「マスターレッドォ!!」
マスターブルー「メルト!」
マスターピンク「アスナ!」
ドラゴンマイナソー「ガオォォォォォォォーーーーーーーーーー!!」
コウ、メルト、アスナの古里の村を襲った自然発生したマイナソー―『ドラゴンマイナソー』が口から出した火炎からメルトとアスナをメルトの師匠にして先代のリュウソウジャーの1人『マスターブルー』とアスナの師匠にして先代リュウソウジャーの1人『マスターピンク』が突き飛ばして庇った。
2人を庇い、マスターブルーとマスターピンクは地面ごと跡形もなく焼き殺されてしまった。
メルト「マ、マスターブルー!!」
アスナ「マスターピンク!!」
弦十郎「貴様に大事な姪をやるわけにはいかん!!」
カナロ「それでも、俺は…」
弦十郎「問答無用!!」
何故か弦十郎とカナロは素手で戦っているがカナロは一方的にあしらわれてしまっていた。
そしてカナロはその場に倒れた。
弦十郎「全ての父親代表で言わせてもらう!弱い貴様に姪はやれん!出直してこい、愚か者!!」
カナロ「つ、翼ぁ!マリアぁ!みんなぁ!!」
娘を持つ父親代表で弦十郎の繰り出した正拳突きにカナロは吹き飛ばされてしまった。
モサレックス「カナロ、いつになったら嫁を見つけるのだ!もういい、オトに全てを託すしかあるまい!」
嫁が出来ないカナロにモサレックスが言うと1人の少女がやって来た。
オト「お兄ちゃん!私、メルトさんと結婚する!」
ウエディングドレスを着た少女―カナロの妹で海のリュウソウ族の1人『オト』は白いタキシードを着たメルトの腕を抱きついて嬉しそうに言う。
メルト「カナロ…いや、お
メルトもまた嬉しそうにカナロを"お義兄さん"呼びで言う。
カナロ「お、オトォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
カナロの悲しみの声が響き渡る。
翼「だ、ダメだ!奏ぇー!!」
大量に現れたノイズに奏は絶唱し、命の炎を燃やす。
翼「嫌だ、奏…逝かないで…私を…私を1人にしないで…奏ぇーーーーーーー!!」
目の前で消滅する奏を見て翼の悲しき声が響き渡る。
未来「ごめんなさい、響…私が…私がライブなんて誘わなかったら…私のせいで……」
奏が死んだあのライブを見に来ていた響が事件に巻き込まれ、九死に一生を得た。
だがそのせいで響は言われのない誹謗中傷を受けてしまった。
それを自分のせいと未来は責め続けた。
マリア「うっ…せ、セレ…ナ…」
燃え盛る研究所にて暴走したネフィリムを止めるために1人で立ち向かう妹のセレナを見るマリア。
そしてセレナはネフィリムを止めるために絶唱を繰り出す。
セレナの絶唱を受けてネフィリムは蛹状になり止まった。
だが直後にギアを解いたセレナを崩れた屋根の瓦礫が襲い掛かりマリアの目の前で潰してしまった。
マリア「せ、セレナァーーーーーーーーー!!」
平和に過ごしていたゴジラザウルスのガウ。
だが、それは一瞬にして奪われた。
そらに瞬く閃光、閃光と共に襲いかかる熱と爆風。
熱に焼かれ、爆風に吹き飛ばされる家族…。
火傷により目が見えなくなりながらも家族を捜す自身。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
だが見つからず、代わりに自身の姿は変わり果て今の怪獣王としての姿になった。
それでも家族を失った悲しみが自身に襲いかかる。
ナイトファングの出した音波により眠り、悪夢を見せられ苦しむ面々。
そんな面々の体から黒い色をしたエネルギーが煙のように出てきた。
ナイトファング「ウゥゥゥヒャハハハハハハーーーーーーーー!!」
エネルギーをナイトファングは一つ目に集めて吸収する。
これがナイトファングの最大の能力である。
一つ目から邪悪な音波を流し、聞いた者に悪夢を見せてエネルギーを吸収し自身の力に変えるのだ。
ナイトファング「ウゥゥゥヒャハハハハハハーーーーーーーー!!」
エネルギーを吸収してナイトファングは喜んでいるように雄叫びを上げるのだった。
タイガ「ナイトファング!?先週俺が倒しただろ!?」
タイタス「まさか別個体が別世界に降り立っていたとはな」
フーマ「だったら俺たちが行けば大丈夫だろ!」
タロウ「よし、タイガが行くなら私も…」
タイガ「いや、父さんは来なくても…」
ケン「確かにな。ならば私が…」
タイガ「じーちゃんはもう歳だろ!」
マリー「では私が…」
タイガ「ばあちゃんもt…」
マリー「なにか言いましたか、タイガ」(黒笑)
タイガ「すいません………」(土下座)
フーマ・タイタス「「怖っ!!!!」」