戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第413話 九頭竜山の決戦 手助けの幕

レッド「うぅ…」

 

ブルー「うっ…」

 

ピンク「あう…」

 

グリーン「ぐっ…」

 

ブラック「あぐ…」

 

ゴールド「あ…あぁ…」

 

マリア「うぐっ…」

 

翼「くっ…」

 

未来「うあぁ…」

 

ゴジラ「グ、グルルルルル……」

 

ナイトファングの能力により悪夢を見せられ苦しむ面々。

 

ナイトファング「ウゥゥゥヒャハハハハハハーーーーーーーー!!」

 

悪夢を見せられて苦しむリュウソウジャー、シンフォギア、ゴジラから出たエネルギーをナイトファングは吸収して己のエネルギーに変換していた。

 

ナイトファング「ウゥゥゥヒャハハハハハハーーーーーーーー!!」

 

エネルギーを吸収してナイトファングは雄叫びを上げる。

 

 

 

ナイトファングが雄叫びを上げている九頭竜山近くから少し離れた場所に1人の人物が立っていた。

 

ガイソーグだ。

 

ガイソーグ「全く、世話がやける」

 

悪夢を見せられて苦しむ面々を見てガイソーグはそう言って薄紫色のリュウソウルを出した。

 

ガイソーグ「クサソウル!」

 

《クサソウル》

 

《リュウ!ソウ!そう!そう!この感かんじ!剣・ボーン!》

 

クサソウルをガイソーケンの束にセットしてレバーを4回引いてガブガブアクションする。

 

《クサそう!》

 

ガイソーグ「はっ!!」

 

クサソウルの力を纏い、ガイソーグはガイソーケンを振るう。

 

《モワッモワ!》

 

ガイソーグがガイソーケンを振るうと黄土色のガスがリュウソウジャー、シンフォギア、ゴジラに向かっていく。

 

ガイソーグ「手助けはこれだけだぞ、リュウソウジャー、シンフォギア、ゴジラ」

 

クサソウルの力を放ってガイソーグはそう言って踵を返して去っていく。

 

 

 

コウ「マスターレッ…くっさぁ!?!?」

 

繰り返し悪夢を見せられていたコウは臭いに反応して現実世界に引き戻された。

 

レッド「くっさ!なに、これ!?」

 

現実世界に引き戻されたコウことレッドは仮面越しに鼻を摘まんで言う。

 

『くっさぁ!?!?』

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?!?」

 

少し遅れて他の面々もあまりの臭さに飛び起きた。

 

グリーン「ちょっ、これって…」

 

ブルー「クサソウル!?誰が使った!?」

 

臭いの原因、『クサソウル』の刺激臭であると察する。

 

ピンク「え、アタシじゃないよ!」

 

ブラック「俺でもないな」

 

ゴールド「俺でもない。そんな下品なのを使えば女性に嫌われてしまう!」

 

口々に自分じゃないと言う。

 

翼「な、なんという刺激臭…」

 

未来「鼻が曲がりそう…」

 

マリア「何の用途で生まれたのよ、そのクサソウルは…」

 

鼻を摘まみながら翼たちは言う。

 

ゴジラ「グルルルルル……」

 

流石のゴジラもクサソウルの臭いには参ってしまっているのか鼻を摘まんで鳴く。

 

ナイトファング「ウゥゥゥヒャハハハハハハーーーーーーーー!?!?」

 

どうやらナイトファングもにクサソウルの臭いには参ってしまっているのかのたうち回っていた。

 

レッド「って、誰がクサソウルを使ったとかは後だ!今はあの怪物を倒そう!」

 

のたうち回っているナイトファングを見てレッドは言うと全員が頷いた。

 

翼「私たちも出来るだけ援護しよう!」

 

レッド「頼む!ティラミーゴ!」

 

ブルー「トリケーン!」

 

ピンク「アンキローゼ!」

 

ブラック「ミルニードル!」

 

グリーン「タイガランス!」

 

ゴールド「モサレックス!」

 

《ティラミーゴ!》

 

《トリケーン!》

 

《アンキローゼ!》

 

《タイガランス!》

 

《ミルニードル!》

 

《モサレックス!》

 

立ち上がってそれぞれのパートナーの騎士竜を呼ぶのだった。




クリス「XV、カオス過ぎんだろ!?これ、こっちで出来るのかよ!?」

ゲンム「何だ、あのライダーは!社長でライダーなど私と丸かぶりではないかぁ!こうなれば直接私が社長ライダーとは何か教えてやらねば!!」

ガウ「がうがう…」
訳:ここも大概だけどね…

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