戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「さて、今回は私たちの出番ないんだよね~」

クリス「なら出来てない課題をさっさとしろよ…」

翼「まだ終わっていなかったのか…」

響「ギクッ!?」

クリス「一応言っとくが私と先輩は手伝わねーからな」

響「そんなー!?」


第43話 神の力&ノイズ怪獣VSゴジラ

その日の夜、ガウは友里、藤尭とS.O.N.G.のエージェントたちと共にあるオペラハウスの客席の一番後ろの席に隠れていた。

 

理由は客席の一番前にいる人物たち―バルベルデ共和国の大統領とその側近たちだ。

 

「閣下。エスカロン空港にダミーの特別機を用意しました」

 

大統領「無用だ。亡命将校の遺産、ディー・シュピネの結界が起動している以上、この地が一番安全なのだ」

 

そう話す大統領たち。

 

?「つまり、本当に守るべきものはここに隠されている」

 

「何者だ!?」

 

声の方を見ると3つあるオペラハウスの窓に3人の女性『サンジェルマン』、『カリオストロ』、『プレラーティ』がそれぞれたっていた。

 

サンジェルマン「主だった軍事施設を探っても見つけられなかったけど…」

 

プレラーティ「S.O.N.G.を誘導し、秘密の花園を見つける作戦は上手くいったワケダ」

 

カリオストロ「ウフフフ…慌てふためいて自分たちで案内してくれるなんて可愛い大統領♪」

 

大統領「サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティ!?」

 

プレラーティ「折角だから最後に一仕事してもらうワケダね」

 

プレラーティがそう言うとサンジェルマン、カリオストロ、プレラーティの順で歌を歌い始めた。

 

「閣下、あの者たちはいったい?」

 

大統領「パヴァリア光明結社が遣わした錬金術師たちだ」

 

「あれが異端技術の提供者たち…」

 

大統領「同盟の証をある者には手を貸す約定になっている!国連軍が直ぐそこまで迫っている、奴らを撃退してくれ!」

 

そう言う大統領だが3人は聞いていないのか、それともわざと無視したのか歌い続け、終わらせた。

 

「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

歌が終わった瞬間、大統領の横にいた側近の一人の体が光の粒になり消えていった。

 

さっき側近だけでなく次々に側近たちも光の粒になって消えていった。

 

大統領「ひっ!?」

 

側近たちが消えると大統領の体も光だした。

 

大統領「痒い、痒い!でも、ちょっと気持ちいいぃぃぃぃぃぃ……」

 

何かを探るようにしていたが最終的には側近たち同様に光の粒になり消えていった。

 

光の粒はサンジェルマンの手に集まっていき玉となって彼女の手に収まった。

 

サンジェルマン「7万3788…」

 

玉を見てそう言うサンジェルマン。

 

藤尭(調査部からの報告通り、このオペラハウスを中心に衛星からの捕捉が不可能だ…この結界のようものは指向性の信号波形を妨害しているのか?)

 

ノートパソコンでオペラハウスに張り巡らされた『ディー・シュピネの結界』を調べる藤尭。

 

藤尭(プラント制圧を陽動に潜り込んでみたらとんだ拠点のようだ…)

 

実はオペラハウスに友里たちが潜入している間に響たちが軍事兵器を製造しているプラントを制圧という陽動を行っているのだ。

 

そうこうしている内にサンジェルマンたちはオペラハウスの床に隠されていた地下の階段を見つけて降りていく。

 

それを見た友里は合図を送り、エージェントたちと追いかける。

 

藤尭「ちょ、ちょっと!?」

 

 

 

地下には沢山の肖像画など貴重な骨董品があった。

 

しかしサンジェルマンたちはそれらには気に止めず一番奥で、布に覆われている物の方に向かった。

 

布を取っ払うとそこには巨大な琥珀に閉じ込められた人型の何かがあった。

 

そんなサンジェルマンたちを友里とエージェントたちは棚の端に隠れて、藤尭は階段に、ガウは万が一に備えて藤尭の隣にいる。

 

このまま無事に終わると思われた時だった。

 

突然、藤尭の持っていたノートパソコンがスキャン完了の音を盛大に出したのだ。

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

これには全員が驚く。

 

友里「撤収準備!!」

 

仕方なく友里は他のエージェントと共に銃で牽制する。

 

牽制弾は全てサンジェルマンのシールドが弾く。

 

その隙に友里たちは上に逃げる。

 

カリオストロ「会って直ぐに逃げるなんて、せっかちな人たちね」

 

錬金術を発動しようとするカリオストロをサンジェルマンが制止した。

 

サンジェルマン「実験には丁度いい。それにゴジラがどれだけ記憶を取り戻しているかの確認とついでに大統領閣下の願いを叶えましょう」

 

そう言ってサンジェルマンは蛇に似た像の前に行くとさっきの光の玉を出した。

 

サンジェルマン「生け贄より抽出したエネルギーにアラミタマの概念を付与させる…」

 

玉から蛇のようなのが現れる。

 

 

 

外では友里たちが乗った車が3台、オペラハウスから離れるように走る。

 

すると後ろの地面から巨大な蛇の怪獣のような巨大な怪物が出現した。

 

蛇は自身の手前を走っていた車を咥えると噛み砕いた。

 

藤尭「本部、本部!応答してください、本部!!」

 

 

 

友里たちの車の反応を掴んでいる本部は慌ただしかった。

 

エルフナイン「藤尭さん、友里さん!」

 

弦十郎「装者たちは作戦行動中だ!死んでも振り切れ!!」

 

藤尭『死んだら振り切れませぇぇぇぇぇぇぇん!!』

 

そう言うとまた1台の車が蛇に食われたらしく反応がロストする。

 

弦十郎「ガウ、聞こえるか!」

 

ガウ『がう!』

 

弦十郎「藤尭と友里を守れ!!」

 

 

 

ガウ「がう!」

 

弦十郎の一言を聞いてガウは頷いて走っている中、ドアを開けて飛び出した。

 

飛び出して直ぐにガウは両手両足、そして尻尾を使い着地する。

 

ガウ「がうぅぅぅーーーーーー!!」

 

遠吠えを上げて体を光らせてゴジラになり蛇を迎え撃った。

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラが現れて蛇―邪神にして蛇神、『ヨナルデパズトーリ』は威嚇の声を上げる。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラも負けじと雄叫びを上げる。

 

カリオストロ「待ち人ならぬ待ち獣来たり…って姿違うくない?まだ記憶を取り戻してないのかしら?」

 

プレラーティ「畳み掛けるなら今と言うワケカ」

 

サンジェルマン「まだ分からないわ」

 

ゴジラの姿を見て言うサンジェルマンたち。

 

サンジェルマン「でも余計な者も始末しないと」

 

そう言ってサンジェルマンは2つのテレポートジェムを出した。

 

サンジェルマン「異世界で手に入れた怪獣のデータとアルカ・ノイズを融合させて造り出した新たなノイズ…ノイズ怪獣の力、試させてもらうわ」

 

取り出したテレポートジェムを友里と藤尭の乗っている車の方に投げた。

 

藤尭「なんだ…うわっ!?」

 

友里「きゃあぁぁぁっ!?」

 

テレポートジェムは車から少し前に落ち、巨大な魔方陣が展開されて、中から2匹の怪獣が現れて、うち1体に弾かれた。

 

ノイズゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ノイズエレキング「キイィィィィィィィィィィン!!」

 

友里と藤尭の前に現れたのは体のいたる所にアルカ・ノイズの発光器官がある怪獣―『合成分解怪獣 ノイズゴルザ』、『合成分解怪獣 ノイズエレキング』の2体のノイズ怪獣だった。

 

弾かれてひっくり返った車から友里と藤尭の二人は抜け出す。

 

サンジェルマン「あなたたちで7万3794…その命、世界革命の礎として使わせていただきます」

 

藤尭「革命?」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

二人の危機に際してゴジラがUターンして来ていた。

 

ヨナルデパズトーリ「ガオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

だがそこへヨナルデパズトーリが迫ってきてゴジラの肩に噛みついて体に絡み付いて動きを封じた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

絡み付いたヨナルデパズトーリを引き剥がそうとするゴジラ。

 

ノイズゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ノイズエレキング「キイィィィィィィィィィィィ!!」

 

その隙にノイズゴルザとノイズエレキングは友里と藤尭を殺そうと接近する。

 

?「Seilien coffin airget-lamh tron…」

 

カリオストロ「歌!?」

 

サンジェルマン「どこから?」

 

聞こえてきた歌に3人はキョロキョロする。

 

するとノイズゴルザの足に向かって1台の車が突進してきて爆発した。

 

ノイズゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォ!?」

 

ノイズエレキング「キイィィィィィィィィィィィィ!?」

 

車に突進されて爆発した衝撃でノイズゴルザはノイズエレキングを巻き込んで倒れた。

 

そして友里と藤尭の前にギアを纏ったマリア、切歌、調の3人が降り立った。

 

 

響たちがバルベルデ共和国軍と戦っている時の同刻の小笠原諸島。

 

マナ「ついに来てしまったのね。ヒオ」

 

ヒオ「そうね、マナ。ゴジラの失われた記憶を取り戻して彼らを倒さないと」

 

巨大な卵を背景にする身長30cmくらいで少女の小人たち―『小美人 ヒオとマナ』の二人が言う。

 

?「キュオォォォォォーーーーーーーーー!!」

 

空に向かってゴジラと同等或いはそれ以上の巨体を持った1匹の巨大な蛾が飛翔した。

 

ヒオ「お願い、モスラ…」

 

マナ「ゴジラとシンフォギアの手助けをして…」

 

祈るように手を合わせて飛翔した巨大な蛾―『巨大蛾獣 モスラ』に言う。




切歌「次回は私たちが活躍するデース!」

調「それとマリアのたやマっぷりもお楽しみに!」

マリア「そんな予定はありません!!」
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