戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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オリジナルになりまーす!

いやぁ、すいません!

早めに謝っときます!

すいません!


第435.5話 コインと剣殺しと隠し事

ガリィとミカにエルフナインの護衛を任せて、レイアとファラはヴァネッサたち3人と戦っていた。

 

レイア「はっ!!」

 

飛んで来るミサイルをレイアは投げ銭で投げて弾幕を張り、撃ち落とす。

 

ファラ「ハアァァァァァァァァァァァッ!!」

 

レイアに撃ち落とされ、爆発したミサイルの爆煙からファラが剣殺しを振り上げて飛び出してきた。

 

斬りかかってきたファラの前にエルザがテールアタッチメントで剣殺しを白羽取りのように受け止めた。

 

エルザがファラの剣殺しを抑えて、ヴァネッサが両腕からミサイルを放った。

 

レイヤ「させるか!」

 

投げ銭でミサイルを破壊する。

 

その爆風と爆煙でエルザは剣殺しを離してファラと距離を素早くとった。

 

エルザ「今であります、ミラアルク!」

 

ミラアルク「おう、頼んだぜ!!」

 

エルザに言われてミラアルクは羽を広げ、煙に紛れて3人を追いかけようとする。

 

レイア「行かせるか!」

 

ミラアルクを妨害しようとしたレイアだが、銃撃音とともに足元に火花が飛び散った。

 

銃撃音がした方を見ると左手の指先から煙が出ているヴァネッサがいた。

 

ヴァネッサ「悪いけど、これ以上は邪魔させないわよ」

 

レイア「ここが私の地味な死に場所のようだな。派手に行かせてもらう!!」

 

覚悟を決めたレイアはすでに奥へ行ってしまったミラアルクを見てヴァネッサに挑みかかった。

 

ヴァネッサ「来なさい、派手に壊してあげる!!」

 

向かって来るレイアにヴァネッサはミサイルを発射するのだった。

 

 

 

レイアとヴァネッサが戦い始めた頃、ファラはエルザと戦っていた。

 

斬りかかるファラの剣殺しをエルザはテールアタッチメントのネイルで受け止めていた。

 

ファラ「あら?貴女、まさか…」

 

エルザ「!!」

 

何かを感じ、言いかけたファラをエルザは慌ててテールアタッチメントを拳にして攻撃する。

 

だが、ファラは跳躍して回避する。

 

ファラ「その慌てよう、もしかして仲間にも秘密にしているようね」

 

笑いながらファラは距離を取ると見せかけて踏み込んで距離を詰めると斬りかかる。

 

エルザ「何のことか、分からないであります!!」

 

焦りを見せながらテールアタッチメントのネイルで貫こうとする。

 

しかし、焦りを見せた相手ほど動きが見切れやすい相手はいない。

 

ファラは何ら苦になることすらなく、エルザの攻撃を回避する。

 

ファラ「あらあら~、そんなに慌てて。もしかして、想いを寄せる殿方の子だったのかしら?」

 

ガリィみたいにエルザを挑発するファラ。

 

エルザ「う、うるさいであります!!!」

 

図星なのか、エルザは顔を赤めらせてさらに攻撃が荒れるエルザ。

 

ファラ「口では否定はしているけど、顔は正直。剣ちゃんみたいで可愛いわ」

 

エルザの顔を見てファラは"剣"こと翼を思い出して言う。

 

ファラ「また会いたいわね、剣ちゃん…でも、今はマスターの為に…このソードブレイカー、振るわせてもらうわ。マスターに仇名す者の排除は私たちの役目。例え、身籠った相手でも、ね?」

 

そう言うとファラは跳躍して空中で宙返りをすると剣殺しをエルザに向け、構えるとエルザに向かって走り出したのだった。


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