戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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―XV関係ない話―

響「……で、作者さん。昨日のオートスコアラーの台詞は何なんですか?」←拳向けてる

作者「いや…だって原作そんままじゃダメかな~って……す、すいませんでしたぁ!!」←正座からの土下座

響「許すかぁーーーーーーー!!」

作者「ぎゃあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーー!!」

ガウ「がうがうー!?」
訳:作者がスプラッタにー!?

響「……」ギロッ

ガウ「がう…」
訳:あ…

響「とりあえず、頭を冷やそうか?そして、玉、取ろうか!!」

ガウ「がうがうがうー!?ぎゃうぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーー!!」
訳:どこの白い魔王!?ぎゃあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーー!!


第436話 奇跡の殺戮者

ファラとレイアが殿として戦いを繰り広げている頃、エルフナイン、ガリィ、ミカの3人はチフォージュ・シャトー内に新たに造られたエレベーター乗り、目的地へ降りていた。

 

エルフナイン「ファラとレイアなら…きっと大丈夫ですよね?」

 

殿として上の階に残ったファラとレイアを心配するエルフナイン。

 

ガリィ「不足はいろいろありますがそれでも全力を尽くしています。だからマスターも全力で信じてあげてくださいな」

 

心配するエルフナインにガリィは言う。

 

その時だった、エレベーターが止まり、ドアが変形したかと思いきや巨大な腕がこじ開けてきた。

 

ミラアルク「お仕置きの時間だぜ!」

 

エルフナインに向かって腕を伸ばすはミラアルクであった。

 

ミカ「ゾなもし!」

 

エルフナインを庇い、ミカが捕まれて引きずり出された。

 

ガリィ「あ~も~!しっちゃかめっちゃか~」

 

エレベーターを破壊されてガリィは言うとエルフナインを抱えてエレベーターを降り、自分が滑るだけの氷を足元に展開させ、滑り出した。

 

ミラアルク「させないぜ!」

 

追撃しようとするミラアルクをミカがタックルして妨害、さらに地面にミラアルクを押さえつけた。

 

ミラアルク「こ…この!」

 

振り払おうとするがミカもマスターであるエルフナインを守ろうとしていた。

 

ミカ「マスターを頼んだゾ。そんな楽しい任務ほんとはあたしがしたいけど…この手じゃマスターの手を引くことなんてできないから。残念だゾ」

 

自身の大きく戦闘用に特化された手を見ながら言うミカ。

 

エルフナイン「ミカ…」

 

ガリィ「わかってる!あんたの分まであたしに任せて!」

 

エルフナイン「ミカ!だけど…かっこいいです!ミカのその手、大好きです!」

 

ミカの気持ちを汲んだガリィとエルフナインは言う。

 

瞬間、ミラアルクは足でミカを蹴り飛ばして壁に叩きつけた。

 

ミカ「褒められたゾ!照れくさいゾ!」

 

だが、ダメージはそこまでないミカはエルフナインの言葉に言う。

 

ミカ「こうなったら照れ隠しに邪魔者をぶっ飛ばしちゃうゾ!」

 

ミラアルクを足止めするためにミカは向かって行くのだった。

 

 

 

ミカがミラアルクを足止めしているとき、ガリィに連れられたエルフナインはさらに下へ降り、通路を走っていた。

 

ガリィ「あそこです!」

 

エルフナイン「あの向こうに未来さんとリルくんが…」

 

目的地の扉―未来とリルが囚われ、"シェム・ハの腕輪"がある部屋が見えて言った時だ、ガリィがエルフナインを放り投げた。

 

エルフナイン「何を!?」

 

放り投げられたことに驚くエルフナイン。

 

刹那、ガリィの体にロケットパンチが叩き込まれてしまう。

 

元からボロボロで耐久力が落ちている状態だったために腹部に大穴が空いてしまった。

 

ヴァネッサ「やっと追いつけたわ」

 

放ったロケットパンチを戻しながら言うヴァネッサとエルザ、ミラアルクが来ていた。

 

すでに足止めするために戦っていたファラとレイア、そしてミカは倒され、バラバラにされていた。

 

エルフナイン「ガリィ!僕を守るために…」

 

放り投げた理由を知り、エルフナインはガリィに駆け寄る。

 

ガリィ「いやですよマスター…性根の腐った…あたしが…そんなことするはず…ないじゃないですか~…」

 

何とか喋ってはいるが、その声は今にも消えそうであった。

 

エルフナイン「だけど!」

 

ガリィ「もっと凛としてくださいまし…あたし達のマスターは…いつだって…そうだった…じゃないですか…」

 

エルフナインを励ますガリィをいつの間にか目の前にいたヴァネッサが蹴り飛ばした。

 

ヴァネッサ「手に余るから足で失礼しちゃいます」

 

残忍ながらもヴァネッサは微笑みながら言う。

 

エルフナイン「みんなは僕のために…じゃあ僕はみんなのために何を…」

 

自分を生かせるために負けると分かっていながらも戦ってくれたガリィたちに何もしてやれていないエルフナインは嘆く。

 

ヴァネッサ「あなたにできることは…最早一っ!」

 

止めとヴァネッサはエルフナインに手刀で貫こうとする。

 

エルフナイン「みんなのために僕はぁーーーーーーー!!」

 

エルフナインが叫んだ時、ヴァネッサの攻撃を錬金術のシールドが展開、防いだ。

 

ヴァネッサ「な…!?」

 

シールドを見て驚くヴァネッサ。

 

それもそのはず、シールドを展開させているのはエルフナイン自身だったからだ。

 

エルフナインは確かに錬金術により、シンフォギアやゴジラたちをバックアップしている。

 

しかし、それは簡単に言えば"科学"や"整備"による非戦闘の能力である。

 

他の錬金術師が用いる"戦闘用の錬金術"など使えないハズだったのだ。

 

慌てて後ろに下がるヴァネッサ。

 

そしてエルフナインはシールドを消すと新たな魔方陣を展開させ、手を突っ込むと"金の竪琴"を出して奏でた。

 

"金の竪琴"が奏でられると竪琴は錬成されシンフォギアのようにプロテクターでエルフナインの体に纏わった。

 

ガリィ「それですよマスター…あたし達が…欲しかったのは…」

 

エルフナインが変身したのを見てガリィは呟くと目から光が消えて機能を完全に停止した。

 

ヴァネッサ「この土壇場でデタラメな奇跡を!?」

 

エルフナイン?「奇跡(・・)だと?」

 

"奇跡"というワードに反応するエルフナインだがその声は全く違っていた。

 

キャロル「冗談じゃない!俺は奇跡の殺戮者(・・・・・・)だ!!!」

 

竪琴の聖遺物―『ダウルダブラ』を錬金術によってファウストローブにし、ガリィたち終末の四騎士(ナイトクウォーターズ)やこのチフォージュ・シャトーを創りし奇跡を殺す者―『キャロル・マールス・ディーンハイム』がこの世に再び顕現したのだった。




レイア「派手に復活。地味に退場…」

ファラ「それが私達の心意気ですわ」

ミカ「でも勿体ないゾ。関係者とこの小説の作者に出番を増やすよう交渉もやむなしだゾ」

レイア「そういえばガリィは…」

ガリィ「あたしいるよここにいるよ!」

レイア・ファラ・ミカ「「「ならよし」」」

ガウ「がうがう…がうー、がうがう!」
訳:噛ませ犬扱い…って、作者逃げてー!

オルガ「こっちの"ミカ"も中々やるな。大した活躍はしてないが三期じゃスゲェ強いな。人間じゃねぇみたいだな」

ビスケット「え、あれ人間じゃないよね!?」

三日月「じゃあ、あれ巨大化したら新しいMSになるかな?アラヤシキ乗せて」

ビスケット「三日月が乗ったらシンフォギア三期で終わる!!」

ガウ「がうがう…」
訳:誰だよ…

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