※いきなりですがガウとリルの会話が日本語になっておりますが周りからは「がう」としか聞こえておりません。
ガウ「テメェ…何してくれてんだ…リルゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
ガウの怒りが大気を揺らし、木々を軋ませ、建物の窓ガラスを全て割る。
リル「ふん、何をと聞かれればただ使えぬ者を始末しようとしただけだ」
冷徹にリルはガウに言う。
ガウ「テメェ…
普段温厚な性格のハズのガウが完全にキレている。
それだけ命を平気で奪おうとしたリル…ひいてはリルを洗脳し、その姿を変えさせたシェム・ハへの怒りが露になっていた。
ガウのそんな姿に切歌と調は驚き、唖然としていた。
リル「使えない者は即刻切り捨てねば進化などできん。完全な進化を望むならなおさらだ」
ガウ「この…バカ息子がぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーー!!」
地面を砕くように蹴り、リルに殴りかかるガウ。
リル「我が主の計画に貴様は必要ない!ここで排除する!!」
殴りかかってきたガウにリルも拳で応戦する。
拳と拳がぶつかり合う。
※ここから元に戻ります。
調「切ちゃん!私たちはガウくんの援護を!」
切歌「合点承知の助デス!!」
ガウの援護に回ろうと調と切歌はアームドギアを握り、走り出す。
リル「がうがう!!」
訳:邪魔はさせん!!
走り出した調と切歌を見てリルはガウを蹴り飛ばすとどこからかジェムを出すと2人に向かって投げた。
投げられたジェムは2人の前に落ちると割れて魔法陣が現れて中から腰に丸い形のバックルで中には3枚のメダルが装てんされたベルトを巻いた1人の人物が現れた。
?「変身…」
サメ!クジラ!オオカミウオ!
人物が静かにそう言うと人物の姿が変わった。
頭部に鮫、胴部に鯨、下半身に狼魚の意匠を持ち、その体の配色は頭部が水色、ボディが藍色、脚部がワインレッドをし、右手にはオオカミウオを模した紅い長槍を持った仮面の戦士に変身した。
切歌「へ、変身したデス!?」
調「魚みたいな姿をしてるけど…オオカミウオって何?」
切歌「さ、流石の常識人でも知らないデス…」
人物が変身したことに驚きながらもすぐに話題が変わる2人。
(オオカミウオについてはあとがきで説明します)
ポセイドン「ゼリャアッ!!」
人物が変身した仮面の戦士―『仮面ライダーポセイドン』は専用武器である長槍『ディーペストハープーン』から斬撃を飛ばして攻撃してきた。
調・切歌「「!!」」
ポセイドンの放った斬撃を2人は跳躍して回避する。
ポセイドン「逃がすか!!」
跳躍した2人を追うポセイドン。
リル「がうがうがうがう。がう……」
訳:シンフォギアはポセイドンに任せればいいか。さて…
調と切歌と交戦しだしたポセイドンを見てリルはガウの方へ向き直った。
ガウ「ガルルルルル!!!」
地面を踏み砕き、全身の毛を逆立てて威嚇するガウがリルを睨んでいた。
ガウ「がうぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーー!!」
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
怒れるガウは雄たけびを上げてゴジラとなる。
リル「がうぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーー!!」
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
リルもまた雄たけびを上げてミレニアムゴジラとなり、ゴジラと対峙する。
ゴジラ・ミレニアムゴジラ「「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」」
同時に蒼と赤の放射火炎をそれぞれ放った。
両者の放った放射火炎は宙でぶつかり合い、拮抗する。
そして相打ちのように相殺され、爆発が起きる。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
爆発の爆煙に突っ込んだゴジラはそのまま突き抜けて反対側にいたミレニアムゴジラの方へ行くと殴りかかった。
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
爆煙の中を突っ切って殴りかかってきたゴジラにミレニアムゴジラは驚きもせずに冷静に回避すると尻尾を振り回してゴジラの首を殴る。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
首を殴られながらもゴジラは怯まずミレニアムゴジラに放射火炎を放った。
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
放射火炎を放ってきたゴジラにミレニアムゴジラは自身の放射火炎を放って対抗する。
蒼と赤の放射火炎が再びぶつかりあう。
両者の放射火炎は威力が互角であり、再び相殺して爆発が起きる。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
爆煙に紛れて接近しようとしたゴジラ、その時。
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ゴジラより先にミレニアムゴジラが爆煙を突き抜けて突進してきた。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」
ミレニアムゴジラの突進を喰らい倒れるゴジラ。
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
倒れたゴジラの腹部めがけて何の戸惑いも無く放射火炎を発射する。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ゴジラの腹部にミレニアムゴジラの放射火炎が命中、爆発が起きてゴジラの鳴き声が響き渡る。
ミレニアムゴジラ「グルルルル…」
ゴジラを排除したと判断したミレニアムゴジラは他の
背後から黄金の輝きが辺りを照らしていた。
ミレニアムゴジラ「グルルルル!?」
黄金の輝きを見て驚き振り向くとそこには黄金の巨大な鎌と右腕には丸い形のシールドがついたゴジラが立っていた。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
訳:本当の戦いはここからだぞ!!!!
ミレニアムゴジラを睨みながらゴジラは言うのだった。
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
"アマルガム"を纏ったゴジラにミレニアムゴジラは焦りながらもすぐに冷静になり放射火炎を放った。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ミレニアムゴジラの放射火炎をゴジラはシールドを向けるとシールドが巨大化して放射火炎を防いだ。
ミレニアムゴジラ「グルルルル!?」
放射火炎を防がれて驚くミレニアムゴジラ。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ミレニアムゴジラの放射火炎を防いでシールドが元の大きさに戻るとゴジラは鎌を横殴りに振るうと三日月状の斬撃が放たれた。
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
放たれた斬撃か逃れようとミレニアムゴジラは動くが、同時に三日月の斬撃は3つに分裂して強襲した。
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」
3つに分かれた斬撃を喰らいミレニアムゴジラは大きく後退する。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
大きく後退したミレニアムゴジラにゴジラは追撃の放射火炎を放って命中させる。
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」
追撃の放射火炎を喰らいさらにミレニアムゴジラは後退する。
ゴジラ「グルルルル!!」
かなり後退したミレニアムゴジラを見て勝機を見たゴジラはシールドを外すと鎌の先端に合体させた。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
シールドが鎌の先端に合体すると思いっきり投げ釣りのように振るう。
ゴジラが鎌を振るうと先端のシールドが駒のように高速回転しながらミレニアムゴジラに向かっていく。
ミレニアムゴジラ「グルルルルル…ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
向かって来るシールドにミレニアムゴジラは尻尾を振り回して地面に叩きつけた。
ミレニアムゴジラ「グルルルルル!?」
シールドを地面に叩きつけたかと思っていたミレニアムゴジラだったがシールドは時分のどこにもなかった。
その瞬間、ミレニアムゴジラの真下からシールドが飛び出して空へ吹き飛ばした。
ミレニアムゴジラが空を吹き飛ばされたのを見たゴジラは走って助走を着けてミレニアムゴジラより高く跳躍し、自身のエネルギーを鎌に集めた。
ある程度跳躍したゴジラは自由落下を開始する、その間に集まったエネルギーにより鎌の刃は最初の何倍も巨大になっていた。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
鎌を振るい、打ち上がってるミレニアムゴジラを何倍も巨大になった鎌の刃ですれ違い様に斬った。
ミレニアムゴジラ「ゴギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
斬られたミレニアムゴジラは空中で爆発した。
それをバックにゴジラは地面に着地した。
ゴジラ「グルルルルル……?」
ミレニアムゴジラの爆煙を見てゴジラは首をかしげていた。
今のダメージならリルに戻ってもおかしくはなかったからだ。
すると爆煙からレシプロ機(零戦などのプロペラ機)が向かって来る。
咄嗟にシールドでガードするゴジラ。
?「ふぅ、やれやれだな」
爆煙の中からヴァネッサたちでも、響でもない、しかし聞き覚えのある男性の声が聞こえた。
ゴジラ「グルルルルル!?」
まさかと思い晴れた爆煙を見るとそこには空を飛ぶ巨大な艦影…三段階に別れた滑走路がある巨大な空母があり、その上にはリルと横には風鳴宗家の屋敷にて倒したハズの『パルパレーパ』がいた。
パルパレーパ「貴様らの快進撃はここまでだ。悪魔の破壊神共!!」
響たちを睨み付けながらパルパレーパは言うのだった。
オオカミウオとは?
硬骨魚綱(骨格の大部分が、硬骨と呼ばれる硬い骨)スズキ目オオカミウオ科に属する海水魚で、歯が鋭く恐ろしげな顔つきからその名があるとされています。
生息地は東北地方北部からオホーツク海、ベーリング海の水深50~100Mの岩礁域に住んでます。
全長1M、体の色は暗青色か暗褐色、黒色、赤褐色があります。
口には強大な歯が並んでおり、これで貝類を噛み砕いたり、甲殻類を噛み切ったりして食べるとされていますがその生態とは裏腹にオオカミウオ自身の性格は臆病です。
ただ、臆病ではありますが堅い貝殻も噛み砕く強力な歯と顎を持っており、油断は禁物です。
不用意に指で突くなどして刺激を与えると噛みつかれるので触る時は注意してくださいね。
一応食用とはなりますが、そもそも漁獲量が少なく、すぐに活締めしないと臭いが残るなど処理に手間がかかるらしいです。
日本では市場には流通せず、地魚として扱われる程度で一般的とは言い難いです。