戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第465話 防衛機能

月遺跡の別の場所にヴァネッサはいた。

 

ヴァネッサ「帰還用ジェムの損傷が著しい…とても扱えないわね」

 

砕け、中身の液体が出てしまっている帰還用のジェムを見ながら言う。

 

ヴァネッサ(シンフォギア装者とゴジラを巻き込んだ想定を超える転送負荷が過干渉したのか…それとも…)

 

砕けたジェムを見てヴァネッサは考える。

 

思いっきり叩きつけたりしなければ砕けるハズがないジェムが砕けている、それが不自然であるからだ。

 

そう考えていると気配を感じて振り向いた。

 

ヴァネッサ「エルザちゃん!無事だったのね!」

 

振り向いたヴァネッサが見たのは腹部を抑えてテールアタッチメントを収容するキャリーバッグに乗ったエルザだった。

 

エルザ「はい、ですが…脚下のニューロンコネクトが焼き切れたであります…おそらくテールアタッチメントの使用はもう…」

 

ヴァネッサ「うん…」

 

テールアタッチメントと自身を接続するコネクターが焼き切れて武器(テールアタッチメント)が使えなくなったことを話すエルザをヴァネッサは自身の方へ寄せて優しく言う。

 

ヴァネッサ「でもよかった。みんな(・・・)無事で…一緒にミラアルクちゃんを探しましょう」

 

エルザ「ガンス…」

 

優しく言われてエルザは安心した表情で言う。

 

その時だ、2人のいる場所に警報音が鳴り響いた。

 

エルザ「警報!?でありますか!?」

 

警報に驚いていると南極に現れたシェム・ハの入っていた棺が防衛用に放ったファンネルが壁から出現した。

 

ヴァネッサ「これは内部に侵入した私達を排除しようとする遺跡の意志ね…」

 

現れたファンネルを見てヴァネッサは言う。

 

 

 

別の場所にて響とクリスは通路を走っていた。

 

後ろからは数十体のファンネルが追跡していた。

 

響「あの形!南極で見た!」

 

クリス「あぁ!ここに間違いなく先史文明の!」

 

ファンネルを見て2人は言う。

 

走っていた2人だがその先が行き止まりになっていた。

 

クリス「逃げ回るのは終いだ!」

 

響「ぶち抜くよ!クリスちゃん!」

 

行き止まりに行き着いて2人はファンネルを迎撃しようとする。

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

ギアを纏い、迎撃にあたる。

 

 

 

他の場所でもそれぞれがファンネルの迎撃にあたっていた。

 

調「月遺跡…やって来たのが私達でよかった」

 

切歌「こんなのがいるんじゃ特殊部隊ではきっと相手にできなかったデス!」

 

調と切歌はアームドギアでファンネルを倒しながら言う。

 

 

 

ヴァネッサとエルザは戦えないエルザの代わりにヴァネッサはたった1人で戦っていた。

 

ヴァネッサ「遺跡構造のデータはシェム・ハからこの身にダウンロードされている…」

 

指先のマシンガンでファンネルを撃ち落としながら言う。

 

エルザ「だけど防衛機構の対策までは!」

 

突っ込んでくるファンネルにヴァネッサは逆立ちになると太もも辺りまで足が開かれるとミサイルが2本発射され、ファンネルを迎撃する。

 

ヴァネッサ「人類を呪いから解き放つって思った以上に難しいのね」

 

目的が困難を極めるとヴァネッサは呟く。

 

 

 

クリス(バラルの呪詛の解除…本当に人と人がつながって、わかりあえるのなら正しい事を成そうとしてるのは…)

 

リボルバー型のアームドギアを2丁拳丁でファンネルを撃ち抜いていたが今回の一連の事件のことを考えてしまっていた。

 

クリス「ぐあっ!!」

 

そんなクリスに何かが背後から頭突きを喰らわせてきた。

 

響「クリスちゃん!」

 

攻撃されたクリスの側に急いで寄る。

 

クリス「こいつら…南極にいた奴の量産型かよ!!」

 

自身に頭突きを喰らわせたモノー南極に現れた棺の小型がいた。

 

1体だけでなく数十体はいた。

 

量産型の棺を見て響は全身に力を込めると流星の如く突っ込み、量産型の棺を全て破壊した。

 

その勢いで後ろへ向かう。

 

クリス「うわっ!?」

 

自身の真横を過ぎて驚いていると響は壁に激突、破壊した。

 

響「ぶち抜いたよ!クリスちゃん!」

 

壁に大穴を開けて響は言う。

 

クリス「かっこよすぎるんだよ…馬鹿力」

 

遺跡の壁すら簡単に破壊した響にクリスは言うのだった。

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