戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第492話 始まる激闘

竜響「なっ!?」

 

数十体の傀儡怪獣が一斉に出現したのを見て竜響は驚く。

 

ファントム「流石は過去の世界だ。これだけの数を揃えるのに苦労はしなかった」

 

自身が作り上げた傀儡怪獣軍団(主にカイライメルバ、カイライガルラ)を見て言う。

 

ファントム「この戦力差、覆せるものなら覆してみろ」

 

そう言い残してファントムは消える。

 

カイライハヌマーン『ウギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!』

 

ファントムが消えたのと同時に数体のカイライハヌマーンが口から火炎放射を吐き出す。

 

竜響「うおっ!!」

 

リル「かう!!」

 

響「うわわわっ!!」

 

未来「きゃっ!!」

 

カイライハヌマーンは吐き出した火炎をそれぞれ回避する。

 

竜響「やってくれるぜ、あの野郎…」

 

傀儡怪獣軍団を見て竜響は毒づく。

 

リル「かうかう!かうーかうかうかう!!」

 

訳:よくもみんなを道具扱いして!絶対に許さない!!

 

傀儡怪獣にした怪獣たち(ゴルザ、メルバ、ガルラ)を道具と言ったファントムに怒るリル。

 

響「命を命と思わないなんて!」

 

未来「神様だって絶対に許さないんだから!」

 

響たちもファントムの所業に怒りの声を上げる。

 

竜響「へっ、やっぱ過去も未来ものばあさん達は変わんねーなぁ。よし、行くぜ!!」

 

リルたちのファントムへの怒りを見て竜響はそう言うと蒼い色で、白くゴジラの形の模様があるビー玉―『怪獣ストーン』の1つ『ゴジラストーン』を出すと、右腕に装着している手甲型のアイテム―『ビーストスパーク』の甲部分に嵌め込んだ。

 

コネクト・ゴジラ!!

 

竜響「獣王解放!!」

 

掛け声と共に腕の方についていたレバーを引くとゴジラストーンからエネルギーが解放され、竜響の体を包み込んだ。

 

チェンジ!

 

ウルトラマンビースト!!

 

ビースト「シェエアァァッ!!!」

 

自身を包み込んだエネルギーが消えて巨大化しながら未来の希望『ウルトラマンビースト』に変身した。

 

リル「かうぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

リルも雄たけびを上げてミレニアムゴジラに変身する。

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

未来「Rei shen shou jing rei zizz…」

 

響と未来もそれぞれのギアとファウストローブの起動詠唱を唄い、身に纏う。

 

カイライガルラ「ガルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

カイライメルバ「ピリュシャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

現れたビーストとミレニアムゴジラを見てカイライガルラとカイライメルバは雄たけびを上げる。

 

カイライハヌマーン『ウギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!』

 

カイライガルラとカイライメルバの雄たけびを聞いてカイライハヌマーンたちが一斉に襲い掛かってきた。

 

ビースト「シェアッ!!」

 

一斉に襲い掛かってきたカイライハヌマーンたちを見てビーストはビーストスパークから蒼白い炎の刃を展開した。

 

ビースト「アトミックブレイド!!」

 

展開した蒼白い炎の刃―『アトミックブレイド』を横一閃で動かすと炎の斬撃が繰り出され、十数体のカイライハヌマーンを両断。

 

その傷口から着火、完全に灰となるまで燃やし尽くした。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ミレニアムゴジラも放射火炎を放って数体のカイライハヌマーンを撃ち落とす。

 

響「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

響のドリルナックルが1体のカイライハヌマーンの腹部を貫き倒す。

 

カイライハヌマーン「「「ウギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」」」

 

響が空中にいる隙に3体のカイライハヌマーンがさすまた型の武器で襲い掛かる。

 

未来「させない!!」

 

響を襲うカイライハヌマーンの背後に巨大な鏡が現れてそこから光線が斉射される。

 

斉射された光線はカイライハヌマーンの頭を吹き飛ばした。

 

頭を吹き飛ばされたカイライハヌマーン3体は力なくその場に崩れ落ちる。

 

未来「遺憾である。我が夫となるべき者を猿以下の分際で触れて良いと思うたか?」

 

倒したカイライハヌマーンたちを見て未来は言う。

 

響「あの…未来?未来だよね?シェム・ハさんじゃないよね?」

 

ビルの屋上に着地した響は未来に聞く。

 

未来「響ったら~、何言ってるの?私は私だよ?」

 

笑顔で未来は響に言う。

 

響「だよね~。あはははは…」

 

響(今、絶対シェム・ハさんが出てたような…)

 

言われて響は納得するがちょっと疑っている節が残ってしまった。

 

ビースト「シェアッ!!」

 

ビーストのアトミックブレイドがカイライハヌマーン1体を両断する。

 

ビースト「!!」

 

カイライハヌマーンを両断したビーストはカイライゴルザがナツノメリュウを一方的に殴っていた。

 

ナツノメリュウもなんとか反撃しようとするもカイライゴルザの連打に反撃できずにいた。

 

ビースト「まずい!おい、リルの兄貴!ここ任せた!!」

 

ナツノメリュウの危機を見てビーストはそうミレニアムゴジラに言って跳躍した。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル…!?」

 

訳:リュウ、待っ…!?

 

呼び止めようとしたミレニアムゴジラだがすでにビーストはナツノメリュウとカイライゴルザの方へ飛んでしまっており、自身の前にカイライガルラが立ち塞がっていた。

 

跳躍して一気にカイライハヌマーンの大群を飛び越えようとする。

 

カイライメルバ「ピリュシャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

跳躍して飛び越えようとするビーストを空中からカイライメルバが強襲する。

 

ビースト「邪魔だ!!」

 

接近してくるカイライメルバをビーストは空中で体を捻り、尻尾を顔面に叩きつけた。

 

カイライメルバ「ピリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

顔面に尻尾を叩きつけられたカイライメルバは地面に叩きつけられた。

 

ビースト「シェリャアッ!!」

 

空中で縦に回転したビーストは踵落としをカイライゴルザの頭に叩き込んだ。

 

カイライゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!」

 

ビーストの踵落としを喰らってカイライゴルザは怯み、数歩後退した。

 

ビースト「よっと、大丈夫か?」

 

ナツノメリュウを心配しながらビーストはカイライゴルザを警戒する。

 

そんなビーストを見て、彼の背後でナツノメリュウの様子が変わり始めていた。

 

ナツノメリュウ?「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ビースト「なっ!?ぐわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

様子が変わったナツノメリュウはビーストの首に噛みつき、ビーストの悲鳴が響き渡ったのだった。

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