戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「さーて、今日はガウくんサイドからスタートー!」

未来「それではどうぞ」

ガウ「がうがう~!」


第52話 襲来2

響たちがバット星人とライノダブラーとアルカ・ノイズの大群と亜空間の中で戦っている時、ガウはどうしたらいいのか分からず右往左往していた。

 

すると空がガラスのように割れて中から巨人が現れた。

 

右手のナイフを持ち、左手には大きな鉤爪になっていて胸に中央には細いダイヤのような光球を付けた巨人だった。

 

ガウ「がう?」

 

現れた巨人にガウは見上げる。

 

巨人はガウを見ると足を上げて踏みつぶしたかに思われたが…。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラになって巨大化し、巨人を転倒させた。

 

?『やっと現れたな、怪獣王 ゴジラ!!』

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

辺りに響くように聞こえる声がしたかと思いきや立ち上がった巨人の隣の空が割れて一人の宇宙人がいた。

 

赤い体で悪魔のような顔に左腕が三日月状の鎌になってる宇宙人だった。

 

ヤプール『我が名は異次元人 ヤプール、ゴジラよ貴様はこのビクトリーキラーの餌食となるがいい!!』

 

『異次元人 ヤプール』が言うと『異次元超人 ビクトリーキラー』はゴジラに向かっていく。

 

 

 

藤尭「バット星人に、ライノダブラー、それにヤプール!?」

 

弦十郎「くっ、パヴァリア光明結社と手を組んだ宇宙人たちの罠だったか!」

 

友里「ガウくんが敵と交戦を開始、避難指定区域を拡大します!!」

 

 

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

放射火炎を放つゴジラ。

 

ヤプール『ビクトリーキラーよ、ウルトラ兄弟の力でゴジラの熱戦を弾き返せ!!』

 

ヤプールの指示を聞いてビクトリーキラーは上半身を捻り、戻ったのと同時にL字に両腕をクロスさせ、青・桃色・白の三色が生える光線-『メタリウム光線』を発射した。

 

ゴジラの熱戦とビクトリーキラの光線がぶつかり合って直ぐにメタリム光線が放射火炎を四散させ、ゴジラに命中した。

 

メタリウム光線を喰らって怯むゴジラ。

 

続けてビクトリーキラーは左手を地面に対して水平にし90度を保ったままにすると額のランプから細い光線-『エメリウム光線』を放とうとした。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

二度も光線は喰らうまいとゴジラは尻尾を振ってビクトリーキラーの足をすくい上げエメリウム光線発射を防いだ。

 

すくい上げたビクトリーキラーにゴジラは放射火炎を発射し、ビクトリーキラーを突き離した。

 

ヤプール『なかなかやるではないか。ならばこれならどうだ!』

 

立ち上がったビクトリーキラーの右腕が変わった。

 

キラートランス EXレッドキング・ナックル!!

 

ビクトリーキラーの右腕が『EXレッドキング』の大型の腕になった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

EXレッドキングの腕になったビクトリーキラーに驚くゴジラ。

 

ヤプール『殺れぃ!ビクトリーキラー!!』

 

ヤプールの指示に従いビクトリーキラーはEXレッドキングの腕を地面に叩きつけると地割れが起き、マグマが吹き上がる。

 

マグマによってゴジラは数歩下がる。

 

ヤプール『まだまだだ!』

 

キラートランス キングジョー・ランチャー!!

 

今度は『宇宙ロボット キングジョー・カスタム』の銃になった。

 

銃になると精密射撃でゴジラにさらにダメージを与える。

 

 

 

カリオストロ「ちょっと、ちょっと~、なんなのよアイツら?いきなり現れて余計なことしちゃってさ」

 

バット星人、ライノダブラー、ヤプールを見て言うカリオストロ。

 

プレラーティ「ブラックホール第三惑星人から我々のことを聞いているワケダ」

 

サンジェルマン「ならば好都合よ。やつらがシンフォギアとゴジラを倒してくれるならね。でも万が一のために…」

 

新たなテレポートジェムを2つ出すサンジェルマン。

 

?「その役目…私にさせてはくれないか?」

 

「「「!?」」」

 

振り向くとそこには一人の男性がいた。

 

サンジェルマン「何者?」

 

ケイ「私は伏井出 ケイ。べリアル陛下に仕える者と覚えていただこう」

 

サンジェルマン「べリアル…」

 

カリオストロ「そのべリアルに仕える者があーしたちに何のよう?」

 

ケイ「我が主べリアル陛下は貴女方が保有するアルカ・ノイズと錬金術に非常にご興味を示されております。つきましては他の宇宙人ではなく我が主べリアル陛下と手を組んでいただきたいのです」

 

サンジェルマン「そのべリアルと組んで私たちに何の利益があるのかしら?」

 

ケイ「貴女方の邪魔と思われているのを消してさし上げましょう」

 

そう言うと『伏井出 ケイ』は小さなカプセルを取り出した。

 

ゴモラ!

 

専用の装填ナックルにカプセルを装填した。

 

レッドキング!

 

続けてもう一本を装填すると赤と黒のアイテムを出してナックルに装填したカプセルをリードした。

 

フュージョンライズ!!

 

ケイ「行け、スカルゴモラ!!」

 

ゴモラ!レッドキング!ウルトラマンべリアル!

 

スカルゴモラ!!

 

スカルゴモラ「ギイィィィギャアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

背中側はレッドキング、腹側はゴモラと言った感じのゴジラ型の怪獣で、それに加えて曲がった赤い角が頭部、背中、ひじ、膝に生えており、全体的なシルエットはゴモラに近い物になっているが、見ようによってはそれが触手のようにも見え、非常に禍々しく、胸にはを血管の様な模様、及び紫色に光る光球がある怪獣―『べリアル融合獣 スカルゴモラ』だ。

 

ケイ「さらにもう一体…」

 

エレキング!

 

エースキラー!

 

ゴモラとレッドキングのカプセルをナックルから外し、次にエレキングとエースキラーのカプセルを装填し、リードした。

 

フュージョンライズ!!

 

ケイ「行け、サンダーキラー!」

 

エレキング!エースキラー!ウルトラマンべリアル!

 

サンダーキラー!!

 

サンダーキラー「ギィイィィィィィィィィィィィィィィン!!」

 

凶暴な姿になったエースキラーの鎧を着込んだエレキングといった外見が特徴で、そのエレキングの皮膚も死体やホルマリン漬けを思わせる青白い色をしていて、体の黒い模様に所々に赤い色が混じっており、胸部にはスカルゴモラ同様に紫色に光る光球が存在する怪獣―『べリアル融合獣 サンダーキラー』だ。

 

ケイ「そして最後はコイツだ」

 

キングジョー!

 

ギャラクトロン!

 

キングジョーとギャラクトロンのカプセルを装填しリードした。

 

ケイ「これでエンドマークだ」

 

フュージョンライズ!

 

キングジョー!ギャラクトロン!ウルトラマンべリアル!

 

キングギャラクトロン!!

 

キングギャラクトロン「グオワアァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

頭部と左半身はギャラクトロン、胸部と右半身はキングジョーのパーツでできており全身に赤いラインがあるロボットの怪獣―『べリアル融合獣 キングギャラクトロン』だ。

 

 

 

ヤプール『ぬう!?あれはべリアル融合獣!?』

 

現れた3体のべリアル融合獣、スカルゴモラ、サンダーキラー、キングギャラクトロンを見て驚くヤプール。

 

サンダーキラー「ギィイィィィィィィィィィィィィィィン!!」

 

サンダーキラーは口から黒い三日月型カッターを放った。

 

黒い三日月型カッターを喰らいビクトリーキラーは怯む。

 

サンダーキラー「ギィイィィィィィィィィィィィィィィン!!」

 

さらに左手から電撃を放ちビクトリーキラーを切り裂いた。

 

切り裂かれたビクトリーキラーはバチバチ火花を散らしながら仰向けに倒れて爆散した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ビクトリーキラーを倒した3体のべリアル融合獣にゴジラは放射火炎を放つ。

 

サンダーキラー「ギィイィィィィィィィィィィィィィィン!!」

 

他の2体の前にサンダーキラーが現れてゴジラの放射火炎を吸収し、打ち返した。

 

スカルゴモラ「ギイィィィギャアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

キングギャラクトロン「グオワアァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

サンダーキラーが放射火炎を打ち返したのと同時にスカルゴモラが『スカル振動波』を、キングギャラクトロンは『ペダニウムランチャー』を発射した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

3体の攻撃を受けてゴジラの巨体は吹き飛び地面に叩き付けられてしまった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァ………」

 

ダメージが大きかったのか立ち上がれなかった。

 

そんなゴジラにべリアル融合獣3体が接近してきていた。




リク「えーっ!?なんでケイさんがいるの!?」

ゼロ「これは俺たちが行かねーとな」

レイト「異世界か~、ルミナさんとマユにお土産買わないと…」

ライハ「ちょっと…そんな暇ないでしょ?ほらバイトと仕事に行く!」

「「はーい…」」

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