戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「今回も引き続きガウくんサイドで~す」

クリス「それとゴジラシリーズからあの怪獣がウルトラ怪獣と出てくるぜ」

翼「では見てくれ」


第53話 ケイの狙い

藤尭「新たに3体の怪獣出現!最初の怪獣を倒しましたがガウくんを攻撃しています!!」

 

マリア「3対1じゃ、いくらガウでも危ないわ!!」

 

切歌「しかもなんだかハデハデでゴデゴデな怪獣デース!!」

 

調「強そうだよ」

 

弦十郎「だが今はガウくんを信じるしかあるまい」

 

 

 

スカルゴモラ「ギイィィィギャアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

サンダーキラー「ギィイィィィィィィィィィィィィィィン!!」

 

キングギャラクトロン「グオワアァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

咆哮を上げて3体のべリアル融合獣はゴジラに接近する。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァ…ゴガアァァァァァァァァ……」

 

片やゴジラはダメージが大きかったのか立ち上がれずもがいていた。

 

ヤプール『くっ、べリアルめ…横取りする気か…!?』

 

スカルゴモラ「ギイィィィギャアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

異次元空間にいるヤプールにスカルゴモラはスカル振動波を放った。

 

ヤプール『な、なにいぃぃぃぃぃ!?』

 

スカル振動波によりヤプールは異次元空間ごと破壊されて爆散した。

 

キングギャラクトロン「グオワアァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

ペダニウムランチャーをゴジラの頭に向けるキングギャラクトロン。

 

銃口からはエネルギーがチャージされていき徐に徐に光だしていく。

 

 

 

ケイ「これで終わりだ」

 

ペダニウムランチャーをゴジラの頭に向けたキングギャラクトロンを見てケイは笑っていた。

 

 

 

?「ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラに止めを刺そうとしたキングギャラクトロンの真下から雄叫びと共に一匹の怪獣が出現し、キングギャラクトロンのペダニウムランチャーの射線をゴジラから反らした。

 

頭部や顔の外側や喉元を覆う鎧の様な皮膚、体全体を血管のようなのが浮き上がっている怪獣―『超古代怪獣 ファイヤーゴルザ』だ。

 

ファイヤーゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

キングギャラクトロン「グオワアァァァァァァァァァァァァァン!?」

 

ペダニウムランチャーを反らし、ファイヤーゴルザはキングギャラクトロンを持ち上げ投げ飛ばした。

 

スカルゴモラ「ギイィィィギャアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

サンダーキラー「ギィイィィィィィィィィィィィィィィン!!」

 

キングギャラクトロンを投げ飛ばしたファイヤーゴルザにスカルゴモラとサンダーキラーはスカル振動波と黒い三日月カッターを放とうとした。

 

?「ピリュアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

?「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

空から2体の怪獣がスカルゴモラとサンダーキラーの2体の後頭部を鋭い爪で引っ掻いてスカル振動波と黒い三日月カッターを放つのを防いだ。

 

両腕にハサミ、二足歩行で背中には翼があり、竜のような首をした怪獣―『超古代竜 メルバ』とプテラノドンのような姿をした怪獣―『ラドン』の2体だ。

 

 

 

藤尭「さらに3体の怪獣が出現!って内一体はバルベルデの!?」

 

ファイヤーゴルザを見てバルベルデのことを思い出す藤尭。

 

友里「アルカ・ノイズ反応は無いわ!」

 

エルフナイン「恐らくパヴァリア光明結社が造り出したノイズ怪獣ではなく純粋な怪獣たちです。たぶん他の怪獣たちと同じくガウくんの救援に来たのでしょう」

 

 

 

ケイ「何だ、あの怪獣どもは!?」

 

ファイヤーゴルザ、メルバ、ラドンの3体を見て驚くケイ。

 

サンジェルマン「どうやら勝敗は決まったようね」

 

ケイ「なにを言っている!?まだ奴らが出てきたばかりだ!」

 

カリオストロ「残念ながらこの世界の怪獣たちはあんたたちの世界の怪獣と違ってかなり強力よ~」

 

プレラーティ「ゴデゴデの派手な怪獣では勝ち目ないワケダ」

 

サンジェルマン「そういうわけで貴方たちとの手を組む話しは無しよ」

 

そう言ってサンジェルマンはテレポート用のジェムを出して叩き割り、消えた。

 

ケイ「ふん…バカな奴らだ」

 

サンジェルマンたちが消えたのを見てケイは右手を見た。

 

そこには十数個のテレポートジェムがあった。

 

 

 

メルバ「ピリュアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ラドン「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

ファイヤーゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラを守るようにファイヤーゴルザ、メルバ、ラドンの3体は雄叫びを上げる。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァ………」

 

ガウ「がうぅぅ…」

 

3体を見たゴジラはダメージが多すぎたのかガウに戻ってしまった。

 

ファイヤーゴルザ「ゴルルル……ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ガウに戻ったゴジラを見てファイヤーゴルザの号令と共にメルバ、ラドンが動く。

 

スカルゴモラ「ギイィィィギャアァァァァァァァァァァァァ!!」

 

対するスカルゴモラ、サンダーキラー、キングギャラクトロンの3体はスカルゴモラの号令と共に動き始めたのだった。

 

6体の怪獣が接触しかけた時、スカルゴモラ、サンダーキラー、キングギャラクトロンの3体が光の粒となって消えた。

 

 

マリア「消えた…」

 

切歌「どうなってるデス?」

 

調「分からないけど助かったみたいだね」

 

弦十郎「マリアくんたちは急いで救護班と共にガウくんを保護を頼む」

 

「「「はい/デース!」」」

 

弦十郎に言われて3人は発令室を出た。

 

 

光の粒となって消えたスカルゴモラ、サンダーキラー、キングギャラクトロンの3体はケイの持っているカプセル―『怪獣カプセル』にそれぞれ素材となった怪獣に別れて収まっていた。

 

ケイ「やはり単体だけでは3分が限界か…まだまだ改良の余地はあるな…」

 

カプセルをしまってケイはゴジラが消えた場所を見た。

 

ケイ「今回はこれぐらいですませてやる。次に会うときはこうはいかんがな。ま、お前がこちら側に来れたらな殺り合おう、ゴジラ」

 

そう言ってケイ自身も黒い光となって消えた。




ゼロ「なあ、これってゴジラが俺らの世界に来るフラグじゃね?」

リク「まずいよゼロ、そこはまだ作者さんが悩んでるところなんだから!」

ペガ「でもこれで来ないと詐欺だよ」

ライハ「そうねそうなるわね」

レイト「いくらなんでもそれは無いんじゃ…」

レム『作者詐欺をすることの方が確率的には上です』

クリス「あんたら、作者を何だと思ってんだよ…」

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