本庄「捕縛フィールド内に未知のエネルギーを確認!シンカリオンE5と交信出来ません!!」
闇で捕縛フィールド内に閉じ込められたE5 はやぶさMkⅡの状況を言う。
現在E5 はやぶさMkⅡは捕縛フィールド内から脱出することも外部との連絡とも出来なくなっていた。
出水「何としてもハヤトくんと連絡を取るんだ!!」
なんとか連絡だけでも取るように出水は指示を出す。
響「出水さん!私たちを行かせてください!」
指示を飛ばす出水に響が言う。
出水「何を言っているんだ、君たちはまだ怪我が治って…」
言ってきた響に出水は否定するが…。
響「これくらいへいき、へっちゃらです!こんな怪我をするのは日常茶飯事です!ビームで撃たれたり、毒を撃ち込まれたり、私たちはいつもそんな敵と戦ってるんです!!」
出水の言葉を否定するように響は言う。
出水「…分かった」
フタバ「出水指令長!?」
出水「ただし!フタバくんの指示に従って行動してくれ」
響「はい!」
リル「かう!」
出水に条件付きで出撃許可をもらって返事をする2人。
本庄「し、しかし、どうやって捕縛フィールド内に入るんですか?シンカリオンでないと捕縛フィールド内には…」
?「あら、私を忘れてないかしら?」
シンカリオンでないと捕縛フィールド内に侵入できないのにどうやって響とリルが突入するのかと本庄が聞くと女性の声がしてその方向を向くと1人の女性がいた。
出水「貴女は!?」
フタバ「スザクさん!?」
現れた頭部や頬、左肩、腹部に黒曜石がバレッタやメイク、ボディピアスの様に付いている女性―セイリュウとゲンブと同じく『地の底より這い上がりし種族 キトラルザス』の1人『スザク』に驚く。
出水「なぜ貴女が…」
スザク「その話は後よ。今はこの子たちをあそこに送らないといけないんでしょ?」
闇に閉ざされた捕縛フィールドを見ながらスザクは言う。
響「出来るんですか?」
スザク「えぇ。任せなさい」
響に聞かれてスザクは言うのだった。
その頃、捕縛フィールド内では…。
ハヤト「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
吹き飛ばされ、捕縛フィールド内の地面に叩きつけられるE5 はやぶさMkⅡ。
ハヤト「く、くそぉ……」
上半身だけ起こして相手を見る。
E5 はやぶさMkⅡの前にはシュバルツ専用クライナーロボとキングシトエルの他にも2体のロボットがいた。
体はシュバルツ専用クライナーロボに似ているが頭が牛のような頭ではなく、6つの目のようなのが着いたカメラがあり、両腕の武装はマシンガンになっているロボット―量産型で、捕縛フィールドに闇をばら蒔いた巨大列車『クライナー』が変形した『クライナーロボ』が2体いた。
石川シュバルツ五右衛門「これで終わりだ。シンカリオン」
石川シュバルツ五右衛門が言うと2体のクライナーロボがE5 はやぶさMkⅡに接近すると両腕のマシンガンを向ける。
シャショット『まずぞ、ハヤト!!』
ハヤト「分かってるよ!!」
シャショットに言われてハヤトは言うとE5 はやぶさMkⅡはカイサツブレードを横投げで投げた。
投げられたカイサツブレードは横回転しながら1体のクライナーロボの右脚を切断した。
脚を切断されたクライナーロボはバランスを崩して隣にいたもう1体のクライナーロボを巻き込んで倒れた。
ハヤト「よし!」
クライナーロボ2体が倒れたのを見てE5 はやぶさMkⅡは起き上がって戻ってきたカイサツブレードをキャッチすると素早く距離を取る。
石川シュバルツ五右衛門「小癪な真似を」
クライナーロボたちを転倒させたE5 はやぶさMkⅡを見てシュバルツ専用クライナーロボは両腕の杭を発射する。
ハヤト「くっ!!」
シュバルツ専用クライナーロボが発射してきた杭を右に跳んで回避する。
だがそんなE5 はやぶさMkⅡを追撃するようにシュバルツ専用クライナーロボは連射で杭を発射する。
それに続くようにキングシトエルも頭部の上にある正八面体からレーザーを発射する。
シュバルツ専用クライナーロボとキングシトエルの攻撃をE5 はやぶさMkⅡは走りながら回避する。
だが、そこへ右脚を切断された僚機を押しのけたクライナーロボが起き上がり、マシンガンを発砲してきた。
ハヤト「うわっ!!」
クライナーロボのマシンガンに驚いてE5 はやぶさMkⅡは動きを止めてしまう。
石川シュバルツ五右衛門「今だ!!」
動きを止めたE5 はやぶさMkⅡに一斉攻撃を敢行する。
ハヤト「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
キングシトエル、シュバルツ専用クライナーロボ、クライナーロボの攻撃に晒されて悲鳴を上げるハヤト。
一旦、攻撃が止むとボロボロのE5 はやぶさMkⅡが膝から崩れ落ちるように倒れてしまう。
石川シュバルツ五右衛門「とどめだ!」
倒れたE5 はやぶさMkⅡに石川シュバルツ五右衛門の号令で再び一斉に攻撃を開始した。
同時に攻撃が着弾、周囲を爆発の煙が覆いつくした。
石川シュバルツ五右衛門「ふふふふ、シンカリオン破れたり…ん?」
E5 はやぶさMkⅡを倒したと思っていたシュバルツだったが異変を感じて煙を凝視した。
瞬間だった、煙を吹き飛ばしながら赤い火炎が飛んできて無傷の方のクライナーロボを貫いた。
貫かれたクライナーロボはバチバチと火花を散らしながらその場で爆散した。
石川シュバルツ五右衛門「なに!?」
爆散したクライナーロボを見て驚く石川シュバルツ五右衛門。
同時に自身の機体も大きく揺れた。
その理由は1人の少女がシュバルツ専用クライナーロボを思いっきり殴り飛ばしたのだ。
響「ここからは、私たちが相手だ!!」
ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
シュバルツ専用クライナーロボを殴り飛ばした少女―ガングニールを纏った響が雄たけびを上げて威嚇するミレニアムゴジラの頭に乗っているスザクの隣に着地しながら言うのだった。