戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

691 / 1217
第524話 強襲、ガイスター!!

本庄「整備区画に敵性ロボット侵入!数5!!」

 

出水「あれが前にハヤトくんたちが話していたガイスターか…」

 

整備区画に侵入してきた5体のロボット―宇宙海賊 ガイスターのダイノガイスト、ホーンガイスト、プテラガイスト、アーマーガイスト、サンダーガイストを見て唖然とする。

 

この世界にはロボットであるシンカリオンが存在するがそれはハヤトたちがシンカリオン運転士が操縦している。

 

しかし、ダイノガイストたちガイスターは元はただの模型にエネルギー生命体であった彼らが融合して誕生しているため自分の意志で活動しているのだ。

 

 

 

ダイノガイスト「フフフ、行くぞ!!」

 

号令のようにダイノガイストが言うと一斉にシンカリオンに襲い掛かった。

 

襲い掛かってきたガイスターたちにハヤトたちは仕方なくモードシンカンセンからモードシンカリオンに全車変型させて回避する。

 

ホーンガイスト「喰らいやがれ!ホーンビームガン!!」

 

E6 こまちにホーンガイストはビームガンとなっている後頭部の角からビームを発射してきた。

 

アキタ「フミキリガン!!」

 

ホーンガイストのホーンビームガンに対してE6 こまちはフミキリガンを発砲してビームと相殺する。

 

ホーンガイスト「なかなかやるじゃねーか。これならどうだ!!」

 

ビームを相殺されてホーンガイストは地面を蹴って突進してきた。

 

アキタ「くっ!!」

 

突進してきたホーンガイストにE6 こまちは後ろへ跳んで回避しようとするが…。

 

ホーンガイスト「もらった!!」

 

回避しようとしたE6 こまちにホーンガイストはホーンビームガンからビームを発射した。

 

アキタ「しまっ、うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

不意を突かれた攻撃に反応できずもろにビームガンのビームを喰らってしまい倒れてしまう。

 

 

 

シノブ「シンカリオンより大きくても!」

 

E3 つばさアイアンウイングはプテラガイストの周囲を高速で走ったり、跳躍したりして残像を展開して翻弄しようとしていた。

 

プテラガイスト「フン、そんなチンケなのが俺様に通じると思ってるのか?笑いたくても笑えないぜ!!」

 

E3 つばさアイアンウイングにそう言うとプテラガイストは背中にある翼―『プテラウイング』を広げ、飛翔した。

 

プテラガイスト「喰らえ!!」

 

飛翔したプテラガイストは周囲にいるE3 つばさアイアンウイングに向かってプテラウイングを羽ばたかせると強風を起こした。

 

プテラガイスト「そこだ!スラッシュクロウ!!」

 

強風により動きが遅くなったE3 アイアンウイングの中から本体を見つけるとプテラガイストはそこへ向かうとプテラウイングで相手を切り裂く『スラッシュクロウ』を繰り出した。

 

シノブ「うあぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

スラッシュクロウを喰らいE3 つばさアイアンウイングは吹き飛ばされ背中から地面に叩きつけられた。

 

 

 

ツラヌキ「喰らえ、シャリンドリル!!」

 

シャリンドリルで相手―アーマーガイストに突進するE7 かがやき。

 

アーマーガイスト「おっと!へへ、そんなの当たるかよ」

 

シャリンドリルを避けたアーマーガイストは直ぐにシャリンドリルのドリル部分を掴んだ。

 

ツラヌキ「こ、こいつ!!」

 

アーマーガイスト「今度はこっちの番だぜ!!」

 

両脛の脇からエネルギー弾を発射する―『リラスターショットカノン』を繰り出した。

 

ツラヌキ「うあぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

リラスターショットカノンを喰らってE7 かがやきはシャリンドリルから手を離して吹き飛ばされしまう。

 

アーマーガイスト「まだまだぁ!!」

 

追撃でアーマーガイストはE7 かがやきに両肩にあるバルカン砲―『フラッシュブラスター』を繰り出して攻撃する。

 

ツラヌキ「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

フラッシュブラスターを喰らいE7 かがやきはうつ伏せになって倒れてしまった。

 

 

 

サンダーガイスト「喰らえ!!」

 

ブラックシンカリオン紅に向かってサンダーガイストは両肩にあるランチャー―『トリプルブラスター』からミサイルを発射する。

 

セイリュウ「くっ!!」

 

トリプルブラスターから発射されたミサイルをブラックシンカリオン紅はダークカイサツソード紅で斬り落として防ぐ。

 

サンダーガイスト「まだまだ!!」

 

ミサイルを斬り落とされながらもサンダーガイストはトリプルブラスターからさらに発砲する。

 

セイリュウ「そんなもの、何度でも斬り落としてやる!!」

 

トリプルブラスターを発射するサンダーガイストに言うとブラックシンカリオン紅はダークカイサツソード紅で斬ろうとするが触れた瞬間に弾かれてしまった。

 

セイリュウ「なに!?」

 

ダークカイサツソード紅が弾かれたことに驚いたセイリュウはサンダーガイストのトリプルブラスターから発射されたモノを見た。

 

トリプルブラスターから発射されているのはミサイルではなく、光弾とビームであった。

 

サンダーガイスト「そらそらそらぁ!!」

 

ミサイルとは威力が違う光弾とビームを乱射するサンダーガイスト。

 

セイリュウ「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

光弾とビームを喰らってブラックシンカリオン紅は壁に叩きつけられてしまった。

 

 

 

ダイノガイスト「ヌウゥゥゥンッ!!」

 

背中に備えられた二門のキャノン砲―『ダイノキャノン』をE5 はやぶさMkⅡに向けて発砲する。

 

ダイノガイストの攻撃にE5 はやぶさMkⅡは後ろへ跳んで回避する。

 

ダイノガイスト「逃すか!!」

 

後ろへ跳んだE5 はやぶさMkⅡにダイノガイストは頭のパネル状の角から発射する熱光線―『ダイノバスタード』を発射する。

 

ハヤト「くっ、カイサツブレード!!」

 

ダイノバスタードを防ごうとカイサツブレードで両断する。

 

響「す、凄いよ、ハヤトくん今の!!」

 

ダイノバスタードをカイサツブレードで両断して防いだのを見て響は言う。

 

ハヤト「響さんがそれ言うと凄く違和感がある…」

 

シャショット『確かにな』

 

宇宙怪獣や宇宙人と日夜戦っている響に言われて違和感を感じるハヤトとシャショット。

 

響「え?どういうこと?」

 

片や自覚がない響は首を傾げる。

 

ダイノガイスト「それでこそ潰し買いがあるというもの。こちらも本気で行かせてもらうぞ!!」

 

ダイノバスタードを両断したのを見てダイノガイストは変形を始めた。

 

ダイノガイスト「チェエェェェエンジッ!ダイノガイストォ!!!」

 

黒いティラノサウルスであるダイノモードからプテラガイストたちより一回り巨大な体をした人型形態へと変型した。

 

響「ま、また変形した!?」

 

人型へと変形したダイノガイストを見て響は驚く。

 

ハヤト「アレがダイノガイストの本当の姿だよ!!」

 

変形したダイノガイストを見てハヤトは言う。

 

ダイノガイスト「フフフ、ここからが本気の戦いだ!ダイノブレード!!!」

 

背中に背負っていた2本の刀―『ダイノブレード』を出して構えるのだった。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。