戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第535話 迫る巨影

ダイノガイスト「おのれ、勇者特急隊めぇ…やってしまえ!!」

 

救援に駆け付けた勇者特急隊を見て悔しがるダイノガイストはイバラカ―ンに言う。

 

イバラカ―ン「フワハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!」

 

指示されたイバラカ―ンはマイトガインとブラックマイトガイン、マイトカイザーに狙いを変えて触手を伸ばして襲ってきた。

 

舞人「カイザードリルッ!!!」

 

分離していたドリル特急先端のドリルを腕に装備したマイトカイザーがイバラカ―ンの伸ばしてきた触手をドリルで粉砕する。

 

マイトガイン「マイティースライサー!!」

 

続けてマイトガインが背部のバックパックから取り出す動輪型のカッター―『マイティースライサー』を投擲し、イバラカ―ンの触手をさらに切断する。

 

イバラカ―ン「フワハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!」

 

粉砕され、切断されたイバラカ―ンはすぐに再生しようと試みる。

 

ブラックマイトガイン「させるか!シグナルビィィィィィィム!!!」

 

再生しようとするイバラカ―ンにブラックマイトガインが額から放つ白と黒のビーム―『シグナルビーム』を命中させて再生を妨害する。

 

舞人「今だ、みんな!!!」

 

ハヤト「デュアルグランクロス!!!」

 

セイリュウ「デスグランクロス紅!!!」

 

ガウ「ポラリゾングランファイヤー!!!」

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

《デュアルグランクロス!!!》

 

《デスグランクロス紅!!!》

 

《ポラリゾングランファイヤー!!!》

 

舞人の合図でE5 はやぶさMkⅡ、ブラックシンカリオン紅、0_TYPE_GODZILLA、ミレニアムゴジラがそれぞれ技を繰り出した。

 

シンジ「ハッ!!!」

 

同時に500_TYPE_EVAがシンゴウスピアを投擲、それにつられるように4体の技が重なって巨大な槍となってイバラカ―ンを貫いた。

 

イバラカ―ン「ぶわぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」

 

体を貫かれたイバラカ―ンは断末魔を上げて爆発した。

 

ダイノガイスト「ぐっ、くそぉ…」

 

イバラカ―ンを倒されてダイノガイストはさらに不利なることを悟る。

 

グレートエクスカイザー「行くぞ、ダイノガイスト!カイザーソォォォォォドッ!!!!」

 

一気に風向きが変わり、グレートエクスカイザーはカイザーソードを召喚し、さらに左手から弓型の武器―『ドラゴンアーチェリー』を出すと二つを合体させて巨大なカイザーソードにして構えた。

 

ダイノガイスト「ここで負けるものかぁ!!!」

 

巨大カイザーソードを出したグレートエクスカイザーを見てダイノガイストはそう言うとダイノブレードを合体させダイノツインブレードにした。

 

ダイノガイスト「サンダー…」

 

ゴッドマックス「させるか!ゴッドソニックバスター!!!」

 

ウルトラレイカー「ウルトラショルダークラッシュ!!!」

 

ダイノガイスト「ぬぅ!?」

 

ダイノサンダーインフェルノを放とうとしたダイノガイストんいゴッドマックスが胸の鳥の口が吐き出す光波をリング状にして『ゴッドソニックバスター』を、ウルトラレイカーが両肩の新幹線のヘッドを、ワイヤー付きで発射する『ウルトラショルダークラッシュ』を放って妨害する。

 

ダイノガイスト自身には大したダメージは与えられなかったが技の妨害は成功した。

 

ダイノガイスト「おのれ…むっ!?」

 

邪魔されて反撃しようとしたダイノガイストだがグレートエクスカイザーが胸のライオンから炎を放出してカイザーソードから放たれた光と共に全身を金色の光に包まれているのが見えた。

 

グレートエクスカイザー「サンダーフラァァァァァァシュッ!!!!!」

 

巨大なエネルギーのドラゴンと共に突撃して、敵を一刀両断する技―グレートエクスカイザー最大の必殺技『サンダーフラッシュ(グレート版)』が炸裂した。

 

ダイノガイスト「ヌオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!?!?!?!?!?!?」

 

サンダーフラッシュ(グレート版)を喰らい、ダイノガイストは爆発に包まれる。

 

しかし…。

 

ダイノガイスト「お、おのれ…やってくれたな…」

 

グレートエクスカイザーのサンダーフラッシュを受けながらも爆炎から体中に亀裂が入り、頭の角も片方が折れて、ダイノツインブレードも下の部分が完全に破壊された状態のダイノガイストが現れて言う。

 

クリス「あんな大技喰らってまだ生きてるのかよ!?」

 

ボロボロとは言えまだ生きているダイノガイストを見てクリスは言う。

 

翼「だが、今の奴は満身創痍に等しい!今なら倒せる!!!」

 

ダイノガイストを見て全員が勝利を確信したその時だった。

 

昼でもあるにもかかわらず、空が赤く燃えるように染まった。

 

マイトガイン「なんだ?」

 

何かと思い全員が空を見上げると遥か彼方から1体の巨大な物体が宇宙から接近していたのだった。


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