戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第537話 苦戦の時

グレートエクスカイザー「ダ、ダイノガイスト!?」

 

トレギアにより姿を変えたダイノガイストを見て驚くグレートエクスカイザー。

 

トレギア「残念だが今の彼はダイノガイストではない。今の彼は破壊大帝 メガトロンだ」

 

メガトロン「グオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

とある宇宙人がロボットを製造するために作った人工惑星『セイバートロン星』にて星を武力による征服をしようとした軍団、『デストロン』のリーダー『破壊大帝 メガトロン』に変えられたダイノガイストは唸り声を上げ、右腕に装備されたカノン砲『融合カノン砲』を発砲する。

 

グレートエクスカイザー「グレートフレイム!!!」

 

融合カノン砲に対してグレートエクスカイザーは胸部にあるライオンから放つ火炎『グレートフレイム』を放って対抗する。

 

しかしブラックホールから反物質エネルギーを引き出している融合カノン砲の前にグレートフレイムは四散する。

 

グレートエクスカイザー「くっ…ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

踏ん張っていたグレートエクスカイザーだったが融合カノン砲の前にグレートフレイムを破られて命中してしまった。

 

融合カノン砲の砲撃を喰らってグレートエクスカイザーは吹き飛ばされてしまい、背中から地面に叩き付けられてしまった。

 

ウルトラレイカー・ゴッドマックス「「グレートエクスカイザー!?」」

 

ヘルべロス「クウォオォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーン!!!」

 

グレートエクスカイザーが吹き飛ばされたのを見て驚いているウルトラレイカーとゴッドマックスにヘルべロス肘の刃から放つ斬撃『ヘルスラッシュ』を放った。

 

ウルトラレイカー「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ゴッドマックス「ぐわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ヘルべロスのヘルスラッシュを喰らい、ウルトラレイカーとゴッドマックスも吹き飛ばされてしまい合体が解除されてしまった。

 

スカイマックス「ぐっ…た、たった一撃で…」

 

ヘルべロスを見てスカイマックスは言う。

 

 

 

ハヤト「カイザーズ!この!!」

 

セイリュウ「よくも!!」

 

カイザーズがやられてE5 はやぶさMkⅡとブラックシンカリオン紅がヘルべロスへ向かっていく。

 

ギャラクトロンMKⅡ「ギガウォォォォォォォーーーーーーーーーーン!!!」

 

E5 はやぶさMkⅡとブラックシンカリオン紅の前にギャラクトロンMKⅡが立ち塞がり、指先のマシンガン『ギャラクトロンゲベール』を斉射してきた。

 

ハヤト・セイリュウ「「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」

 

ギャラクトロンゲベールの斉射を最初は回避していたがすぐに圧倒的な弾幕の前に押し返されてしまった。

 

ギャラクトロンMKⅡ「!!!」

 

2人を押し返してもなおもギャラクトロンMKⅡはギャラクトロンゲベールの斉射をE5 はやぶさMkⅡとブラックシンカリオン紅に浴びせる。

 

シンジ「2人とも!!」

 

ガウ「がう!!!」

 

訳:この!!!

 

E5 はやぶさMkⅡとブラックシンカリオン紅の危機に500_TYPE_EVAと0_TYPE_GODZILLAが助けに向かう。

 

そんな2機に気づいたギャラクトロンMkⅡは右手のギャラクトロンゲベールの斉射を止めると手の甲から放つビーム『ギャラクトロンシュトラール』を発射した。

 

ガウ「がう!!!」

 

ギャラクトロンシュトラールを0_TYPE_GODZILLAがカイサツゴジラブレードで両断しにかかる。

 

だがギャラクトロンシュトラールはカイサツゴジラブレードに触れる瞬間に魔法陣のようなものが現れてその中に吸い込まれた。

 

瞬間、0_TYPE_GODZILLAの背後からその魔法陣が現れてギャラクトロンシュトラールを放ってきた。

 

ガウ「がぎゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

いきなり背後から放たれたギャラクトロンシュトラールをまともに背中から喰らってしまい、0_TYPE_GODZILLAは地面に叩き付けられてしまった。

 

シンジ「ガウくん…!?」

 

0_TYPE_GODZILLAがギャラクトロンシュトラールを背中から喰らったのを見て500_TYPE_EVAは驚いて立ち止まった瞬間、周囲に魔法陣のようなものが現れて取り囲んでいた。

 

そしてその中からギャラクトロンMkⅡのギャラクトロンゲベールの弾丸が襲い掛かってきた。

 

シンジ「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

全方位のギャラクトロンゲベールを喰らってシンジの悲鳴が500_TYPE_EVA内に響き渡る。

 

 

 

響「みんな、ガウくんたちが!!」

 

メガトロン、ヘルべロス、ギャラクトロンMkⅡに追い詰められた0_TYPE_GODZILLAたちを見て響は言う。

 

クリス「こっちもそれどころじゃねーだろ!!!」

 

そう言いながらクリスは12機の大型ミサイルを展開し発射する『MEGA DETH INFINITY』を相手に向かって放った。

 

ナイトファング「ウゥゥゥヒャハハハハハハーーーーーーーー!!!」

 

MEGA DETH INFINITYを放たれた相手―ナイトファングは頭部にある口の奥に隠されている大きな一つ目を出すとそこから相手に悪夢を見せる邪悪な音波を繰り出してミサイルを全て破壊しながら響とクリスに悪夢を見せようとする。

 

未来、翼、マリアからナイトファングのことは聞いていたのですぐさまその場から離れて音波を避ける。

 

ナイトファング「ウゥゥゥヒャハハハハハハーーーーーーーー!!!」

 

避けた響とクリスにナイトファングは両腕の触手を伸ばして2人を捕えようとする。

 

翼「セイアァァァァッ!!!」

 

マリア「ハアァァァァッ!!!」

 

そここへ翼とマリアが触手をアームドギアで切断してた。

 

切歌「デエェーーーーーーーーース!!!」

 

調「ヤアァァァァッ!!!」

 

続けて切歌が。鎌の刃部分を分裂させブーメランのように投擲して左右から挟撃する『切・呪りeッTぉ』を繰り出し、同時に調がヘッドギアの左右のホルダーから小型の丸ノコを連続で放つ『α式・百輪廻』で弾幕を張る。

 

ナイトファング「ウゥゥゥヒャハハハハハハーーーーーーーー!!!」

 

しかしナイトファングは翼を広げて爆風を起こして切・呪りeッTぉの刃とα式・百輪廻の小型の丸ノコを吹き飛ばした。

 

未来「そこっ!!!」

 

ナイトファングが全てを吹き飛ばした時、未来が扇を展開し閃光状のビームを展開する『閃光』を繰り出した。

 

それに対してナイトファングは口から強力な火球を吐き出した。

 

ビームと火球が両者の中間でぶつかり合う。

 

ナイトファング「ウゥゥゥヒャハハハハハハーーーーーーーー!!!」

 

ナイトファングは均衡を破るかのように音波を発射、それにより閃光のビームは火球と共にかき消されてしまった。

 

未来「くっ!!!」

 

ナイトファングと戦ったことのある未来はすぐに音波を避ける。

 

翼「やはり一筋縄ではいかないか…」

 

マリア「リュウソウジャーの世界であれだけ苦戦したのよ。無理もないわ」

 

ナイトファングの強さを改めて感じてそう言う。

 

響「でも、アイツを何とかしてガウくんたちの助けに行かないと!」

 

ハヤト、セイリュウ、シンジは元からシンカリオン運転士としての訓練を受けている為にシンカリオンの運転にはなんら障害はないがガウはまだ日が浅い上に下半身は本来動くことはない状態である。

 

それでも0_TYPE_GODZILLAを自由に動かせるのは下半身部分を視線誘導によるオート(ガウが見た方向へ機体のAiが認知して動かしてくれる)にしているだが戦いの最中にそれが不調でも起こせばガウは満足な反撃が出来なくなってしまうのだ。

 

それが心配で響は少し焦っていた。

 

ナイトファング「ウゥゥゥヒャハハハハハハーーーーーーーー!!!」

 

そんな響たちを嘲笑うかのようにナイトファングは鳴くのだった。

 

 

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

トレギアに向かって放射火炎を放つミレニアムゴジラ。

 

トレギア「ふん…」

 

放射火炎をトレギアは防御技の一種である『イスキュロス・イーバ』を展開して防いだ。

 

トレギア「その程度かい?君の実力は?怪獣王の名が泣いてしまうぞ」

 

挑発するようにトレギアはミレニアムゴジラに言う。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル!ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

明らかな挑発だと分かっているがミレニアムゴジラは乗ってしまい放射火炎を発射した。

 

トレギア「ハアァッ!!!」

 

挑発に乗って放射火炎を放ってきたミレニアムゴジラにトレギアは両手先から放つ破壊光線『トレラアルディガ』を繰り出した。

 

放たれたトレラアルディガは放射火炎を一方的に四散させるとミレニアムゴジラに命中した。

 

ミレニアムゴジラ「ゴギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

トレアルディガを喰らったミレニアムゴジラは悲鳴を上げて近くのビルに倒れこんでしまった。

 

トレギア「フフフフ…こんな安い挑発に乗るとは、まだまだのようだね」

 

ミレニアムゴジラをバカにするようにトレギアは言う。

 

マイトガイン「デエェェェェェイ!!!」

 

そこへマイトガインが専用武器である剣―『動輪剣』でトレギアに斬りかかる。

 

トレギア「ふん」

 

マイトガインの攻撃に気づいていたトレギアは少し体を動かして回避する。

 

ブラックマイトガイン「そこだ!シグナルビィィィィーーーーーーーーーム!!」

 

回避したトレギアにブラックマイトガインがシグナルビームを発射した。

 

トレギア「ハッ!!!」

 

しかしトレギアはその攻撃を予測していたかのように目から撃ち出す破壊光線『オプトダクリス』でシグナルビームを相殺した。

 

舞人「もらったぁ!!!」

 

そこへマイトカイザーがカイザードリルでトレギアに突っ込んできた。

 

トレギア「シェアッ!!」

 

それさえもトレギアは予測しており、跳躍して空中で1回転して回避する。

 

トレギア「危ないなぁ。正義のヒーローが不意討とは恥ずかしくないのかい?」

 

マイトガイン、ブラックマイトガイン、マイトカイザーの攻撃を全て回避して、着地したトレギアはそう言う。

 

マイトガイン「貴様のような悪党に言われる筋合いは無い!!」

 

トレギアに言われてマイトガインはそう言い返す。

 

トレギア「そうか。私も君たちの相手をする気はないんだがね…ん?」

 

言い返されながらもトレギアはそう言うと何かを感じて空の方を見た。

 

そこには光に包まれたガイスター四将が近づいていた。

 

トレギア「やっと来たか」

 

近づいてきたガイスター四将を見てトレギアは不適に笑うとマイトガインたちの牽制で足元にオプトダクリスを放って怯ませると飛翔した。

 

飛翔したトレギアを中心にするように周囲にガイスター四将を包んだ光が集まる。

 

ホーンガイスト「おい、どうなってんだコイツは!?」

 

アーマーガイスト「何がどうしてこうなってんだ!?」

 

プテラガイスト「この光は一体何なんだ!?」

 

サンダーガイスト「ぬぅ…壊せない……」

 

光の中にいるガイスター四将は自分たちの状況が分からず混乱していた。

 

トレギア「やあ、ガイスター四将くんたち。よく時間を稼いでくれたねぇ」

 

ガイスター四将にそう言うトレギア。

 

ホーンガイスト「あ、テメェはトレギア!!」

 

プテラガイスト「いったい何のつもりだ!!」

 

アーマーガイスト「いったい俺たちをどうするつもりなんだ!!」

 

トレギアを見てそれぞれ言う。

 

トレギア「少々作戦を変更したくてね」

 

言われたトレギアはそう言うと右手人差し指の爪先に小さな光を出した。

 

出して光の中にはプテラガイストが開発し、取り付けたものをガイスターロボとして使役できるエネルギーボックスが入っていた。

 

プテラガイスト「な、それはエネルギーボックス!?なんで貴様が持ってやがる!?」

 

エネルギーボックスを見てプテラガイストは驚いて聞く。

 

トレギア「それは企業秘密さ」

 

聞かれたトレギアはそう言ってはぐらかすとプテラガイストに向かってエネルギーボックスが入った光を投げた。

 

投げられたエネルギーボックスはプテラガイストの入っている光に入るとそのまま胸部に取り付き、起動した。

 

プテラガイスト「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーー!?!?!?!?」

 

エネルギーボックスが起動した瞬間、電撃がプテラガイストを襲う。

 

トレギア「さらにこうだ」

 

エネルギーボックスが起動したを確認したトレギアは残りのガイスター四将の入った光をプテラガイストのいる光に近づけた。

 

ホーンガイスト「て、テメェまさか!?ぎゃあぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!!」

 

近づけられてホーンガイストは言った瞬間、エネルギーボックスが取り付いた物体をロボへ変えるときに発する光に巻き込まれた。

 

トレギア「そのまさかさ。フハハハハハ!!!」

 

アーマーガイスト「うぎゃあぁぁぁぁぁーーーーーーーーー―ーーーーーーーーー!!!!」

 

サンダーガイスト「のあぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!!」

 

続けてアーマーガイストとサンダーガイストも光に飲まれて悲鳴を上げる。

 

やがて四将たちは1つにいき、最終的に巨大なロボットに合体した。

 

トレギア「さぁ、これで手駒は揃った!行け、マッドガイスター!!!!」

 

トレギアがそう言うと光が消えてマイトガインたちとミレニアムゴジラの前に1体の巨大なロボットが降り立った。

 

舞人「な、なんだ、コイツは!?」

 

現れたロボットに驚く舞人。

 

マッドガイスター「ギガシャアァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーー!!!!!」

 

頭部及び胸部はプテラガイスト、右腕はホーンガイスト、左腕はアーマーガイスト、脚部はサンダーガイストとなった巨大ロボットーガイスター四将が合体した『マッドガイスター』が雄たけびを上げたのだった。




キャロル「おい、なんで3/3に俺の誕生日話しが無いんだ!!」

作者「ごめん、素で忘れてた!!」

キャロル「来年は絶対にしろ、アルカ・へスタ!!!」

作者「ぎゃあぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!!!!!」

弟「次回をお楽しみにです」

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