無理な方はスルーでOK!
では、どうぞ!
※今回はエルザとガウのみ言葉が成立しており、周囲にはガウの声は「がう」としか聞こえていません。
ガウ「…………」
とある日の夜、ガウは謎の感覚に襲われていた。
現在、ガウとエルザはエアーズロックやコアラ、カンガルーなどで有名なオーストラリアに旅行しに来ていた。
怪獣であるが為に普段は高い入場料を払わねば登れないエアーズロックを怪獣軍団陸軍対オーストラリア方面将軍の『カンガルー怪獣 パンドラ』がかつて平成最後の大犯罪者『カズト』率いる旧朝鮮人のテロ組織に攫われてしまった子供の『カンガルー怪獣 チンぺ』を救ってくれたお礼で無料で登らせてくれた。
そのついでにバレンタインのチョコを食べさせ合っていたのだが、エアーズロックから降りてホテルに戻るった瞬間、体が無性にムラムラしていた。
ガウ(え、ちょっ…なにこれ…なにこれ!?)
自身の体を駆け巡るムラムラした感情にガウは混乱していた。
ガウ(ちょっとぉ!なにこれぇ!?なんでこんなにムラムラするの!?発情期とかもう何億年も前に置いてきてるのにさぁ!!!!!)
既に忘れている方も多いだろうから補足しておきますとガウはまだ全盛期の頃、キングギドラを倒すために1億3千万年前の地球へタイムスリップしてそこから現代に帰ってくる際、富士山のマグマの中で仮死状態に近い眠りについて1億3千万年間を過ごしたことがあるのだ。
よってガウの実年齢(仮死状態に近い状態で眠っていたので細胞レベルでは老いてはいない)は1億3千万70歳である。
そんなガウに発情期などとうの昔に置いてきぼりにしていたハズなのだ。
ガウ(くぅ…なんなのこれぇ…)
必死になって感情を抑え込むガウ。
エルザ「ふぅ、いいお湯でありましたぁ~」
そこへシャワーを浴びていたエルザが上がってきた。
ガウ(ちょっ、このタイミングで!!!)
まだ完全に感情を抑え込んでいない状態で上がってきたエルザにガウは焦る。
今のエルザはシャワー上がりの為にやたら薄着、いつもは結っている髪はほどいている、さらにいつもよりいい匂いをさせていた。
エルザ「どうしたでありますか?」
心配してエルザはガウの方を向いて言う。
ガウ「な、なんでもないよ…」
そう言ってはいるが内心は……。
ガウ(ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい!!!!!!!!!!!!)
超焦って何とか理性を保とうとしていた。
エルザ「そ、そうでありますか……」
ガウの言葉を聞いてエウザは濡れている髪を乾かそうとドライヤーを出して乾かし始めた。
ただ、心なしかモジモジしているように思えた。
その時だ。
ガウ「もう無理!!!!!」
エルザ「きゃっ!!」
そう言ってガウはエルザの腕を掴むと引き寄せてベッドに押し倒した。
エルザ「が、ガウ?」
急に自分をベッドに押し倒したガウにエルザは見る。
ガウ「はあ…はあ…はあ…はあ…ごめん、エルザ…もう、限界なんだ…」
苦しそうに狂いかける己の自我を保ち、ガウは言う。
エルザ「いいでありますよ…私も…体が火照って……」
エルザも様子が少しおかしく、まるでガウと同じように狂いかけている己の自我を保ちながら言う。
ガウ「え、エルザアァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
エルザ「ガ、ガウぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
その日の夜、ガウは一線を完全に越えて1人の男となり、エルザもまた一線を完全に越えて1人の女となった。
互いに互いを求めあい、狂う2人の一時は翌朝まで続いたのだった。
2人がこうなったのはとある人物が2人のチョコに薬を持っていたのだが、それはまた別のお話となります。
翌朝…。
ガウ「………」
エルザ「………」
正気を取り戻したガウとエルザの間で昨晩のことが引き金となり気まずい空気が流れてしまっていた。
しかし、昨晩のおかげかは不明だがエルザの中で宿っている新しい命がもうすぐ産声を上げようとしていたのだった。
FGO主人公の魔術礼装はどっちがいいですか?
-
魔術礼装・カルデア
-
カルデア戦闘服
-
極地用カルデア制服
-
第五真説要素環境用カルデア制服