とある場所に建てられた古びた日本の城。
その城にある広間のような場所に響たちを襲った牛怪人がいた。
牛怪人の他にも3人ほどの人物がいた。
男「何だと?もう一度言ってみろ」
三本角のような突起物を頭に付け、両肩に目に似たようなものが付いた男が牛怪人に聞く。
牛怪人「だから何度も言ってるだろ。ベロクロンとサボテンダーの2体が倒されたんだよ!!」
そう言って牛怪人は男に言う。
女の鬼「驚いたねぇ。人間にもそないな力がある者がいたんえ?」
白い着物を着て、白肌をし、額からは2本の角が伸びた女性が言う。
牛怪人「それが我らの王に似た奴が倒したんだよ!」
くノ一「それは本当かい?」
牛怪人の言葉に忍び装束の女―くノ一の少女が聞く。
牛怪人「そうだ。だが白い奴ではない。姿が違うからな」
聞かれた牛怪人はそう答える。
男「なるほど。っとするソヤツらは王が仰っていたワタリガラスやもしれん」
女の鬼「我らが王の命を奪うとかいうあのワタリガラスかえ?それはアカンなぁ」
"ワタリガラス"という単語に全員の顔が険しくなる。
くノ一「それなら早くそのワタリガラスを始末しないと」
男「だな。全軍に通達し、ワタリガラスが白き軍勢に接触する前にここで始末するのだ!!!」
男がそう言うと広間にあった襖の奥から2人の人物たちが新たに現れてどこかへ行ってしまったのだった。
マシュ「行きます」
半壊した運河を繋ぐ橋の下でマシュは武器である盾を置いていう。
全員が頷くと盾から立体的な魔法陣によく似たのが展開された。
?『やっと繋がった!マシュ、藤丸ちゃん!大丈夫だったかい!?』
展開された魔法陣の中心に1人の青年の顔が映し出された。
藤丸「連絡が遅くなってごめん、ドクター!変な怪人に襲われてて…」
すぐに連絡できなかったことを謝罪する藤丸。
?『もういいよ、ちゃんと連絡出来て2人が無事なのが分かったから。それで、そこにいる人たちは?』
マリアたちを見て青年は聞く。
マシュ「こちらは別世界から来た国連直轄のタスクフォースS.O.N.G.の方々と怪獣王 ゴジラのリルくんです」
?『え?異世界から来たって、この特異点の住人じゃないの!?』
マシュの言葉に青年は驚いて聞く。
藤丸「あ、それは…」
驚く青年に藤丸がこれまでの経緯を説明した。
?『なるほど。それじゃあ、君たちは僕たちのいる世界とこの特異点とも違う歴史・時間を歩んできた世界の住人で、その世界では空想の中の存在だった怪獣や人を炭素化させるノイズ、そのノイズを錬金術で強化したアルカ・ノイズが存在し、君たちは先史文明期の遺産『聖遺物』の欠片を使った兵器『シンフォギアシステム』でそれらと戦い、そこにいる子はその怪獣たちの頂点に君臨する怪獣王で、君たちと協力関係あるってことで大丈夫かな?』
マシュや藤丸に話したことを青年は聞いて本人たちに確認を取る。
マリア「えぇ。そうよ、私たちの目的はこの世界で起こるであろう異変を食い止める為に来たの」
?『そうなのか…にわかに信じられないって言いたいけど、その鎧や藤丸ちゃんたちが見たって言うこの子の本当の姿を想像すれば信じざるをえないね』
奏「つーか、あんた誰だよ…いきなり出てきて主導権握るなよ。偉そうだな」
?『失礼な!これでも僕は今のカルデアの所長代理なんだぞ!偉いんだぞ!!』
奏に言われて青年は声を荒げて言う。
奏「いや、こんな威厳も何も無い所長とか見たことないし」
?『本当に失礼だな、君は!!!!』
奏に煽られて興奮する青年。
マシュ「まあまあ、奏さん。ドクターは元から威厳の無い方なので仕方ありませんから」
?『ちょっとマシュ―!?』
フォローするどころか逆に撃沈されてしまう発言に青年は驚いて言う。
?『そこまでにしといてくれたまえ。これでもカルデアの指揮官なんだからさ』
傷つく青年を押しのけて1人の女性が割って入ってきた。
ダ・ヴィンチ『まずは君たちに感謝を。マシュと藤丸ちゃんを助けてくれて。私はレオナルド・ダ・ヴィンチ。気軽に『ダ・ヴィンチちゃん』と呼んでくれたまえ』
現れた女性は『レオナルド・ダ・ヴィンチ』と名乗る。
響「レオナルド・ダ・ヴィンチってどこかで聞いたような…」
マリア「ルネサンス期を代表する芸術家よ。何百年も前に亡くなってるわ」
マリア(ってことは偽名かあるいは同姓同名…)
ダ・ヴィンチ『私がそのレオナルド・ダ・ヴィンチだ』
マリア「は?」
衝撃の回答にマリアは珍しく素で言ってしまったのだった。
マリア「貴女が本物のレオナルド・ダ・ヴィンチ!?いやいや、待て待て待ちなさい!偽名や同姓同名なら分かるけど、本人なわけないでしょ!?だいたい、レオナルド・ダ・ヴィンチは男でしょ!?貴女はどう見ても女じゃない!人をこけにするのも…」
ダ・ヴィンチ『残念だが、私は正真正銘のレオナルド・ダ・ヴィンチだ。こっちの私は不老不死でね、今もなお芸術に磨きをかけているのさ』
マリア「う…うそ…でしょ………」
衝撃にマリアは耐えられずに開いた口が塞がらなかった。
ダ・ヴィンチ『現実は時に残酷なものさ。あまり気を落とさないでくれ』
藤丸「いや、何普通に嘘を混ぜてるんですか、ダ・ヴィンチちゃん!!」
少し面白がっているダ・ヴィンチに藤丸は言う。
マシュ「失礼しました。確かにこの方は本物レオナルド・ダ・ヴィンチですが、私たちの世界では1519年にすでに亡くなっています」
奏「どういうことだ?」
マシュ「私たちの世界にはサーヴァントと呼ばれるものがあるんです」
響「サーヴァント?」
マシュ「はい。サーヴァントとは英雄が死後、人々に祀り上げられ英霊化したもので、あ、英霊とは『英雄が死後、祀り上げられ精霊化した存在』のことでして、英霊は世界の法則から解き放たれており、世界の外側にある『英霊の座』と呼ばれる場所から『世界の危機』に際して『世界からの要請』つまりは抑止力によって過去・現在・未来を問わずあらゆる時代に召喚され…」
藤丸「早い話が使い魔みたいなものだよ!」
マシュの説明にまたオーバーヒートしそうになる3人に藤丸が簡潔にまとめていう。
響「なるほど!」
藤丸の言葉に納得する。
マリア「つまり貴女…」
ダ・ヴィンチ『ダ・ヴィンチちゃん』
マリア「……ダ・ヴィンチちゃんは一度死んでから使い魔として再びこの世に呼ばれたってこと?」
ダ・ヴィンチ『その通り』
響「でも、なんで女の人なんですか?」
マシュ「えっと、ダ・ヴィンチちゃんは死後も自分の書いた作品の中で自身の傑作『モナ・リザ』の美しさに心酔しており、現界に際してわざわざモナ・リザそのものの姿で現界してしまったんです」
生前は男であったダ・ヴィンチが女として下界した理由を言う。
奏「何考えてんだよ…」
ダ・ヴィンチ『天才ならではの常識を覆す発想を具現化してみせたのさ』
理由を聞いて呆れる奏にダ・ヴィンチは言う。
藤丸「それで、その英霊と呼びだした人をサーヴァントとマスターって言うんです。マスターには令呪っていうサーヴァントに対する絶対命令権があるんです」
付け足すように藤丸は右手の甲にある赤い模様を見せながら言う。
リル「かうかうかうかうかうかうー?」
訳&メモ:それじゃあマシュおねえちゃんもえいゆうなの?
メモにひらがな(まだひらがなとカタカナしか書けません)で書いてリルは聞く。
マシュ「いえ、私の場合は違います。私はデミ・サーヴァントと呼ばれています」
奏「また新しい単語が出た………」
新たな単語に奏は少し嫌な顔をした。
マリア「露骨に嫌がらない。それでそのデミ・サーヴァントってさっき話してたサーヴァントと何が違うの?」
?『通常のサーヴァントを『使い魔』と表現するなら、マシュの場合は英霊の魂だけを自身の体に憑依させた『憑依体』だ』
デミ・サーヴァントについてさっきの威厳も何も無いカルデアの所長代理の青年が戻ってきて言う。
?『さっきから僕の扱い酷くないかい!?』
マシュ「あの、ドクター?」
いきなり怒り出した青年にマシュは驚く。
?『こほん。失礼、それで続きだけどデミ・サーヴァントは『世界のシステムを盗用して人工的に受肉させられた英霊兵器』。依代にはサーヴァントの魂を受け入れやすい希薄な自我と、魔力供給を賄うだけの優秀な魔術回路が求められる為、優秀な魔術師の遺伝子を調整したデザイナーベビーを触媒に英雄にちなんだ聖遺物を魔術的に埋め込み使用している。』
響「それって…」
奏「つまりは…」
?『そう、それh…』
響・奏「「仮○ライダーに出てくるショッ○ーの改造人間!!!」」
?『ずこーっ!!!!!』
もう少し恐ろしい表現を言うと思ったが全然違う解釈に青年はずっこけ、マリアは飽きて、リルはぽけーっとして、藤丸とマシュもあまりにもかけ離れた表現に言葉をなくし、ダ・ヴィンチは奥で笑っていた。
マシュ「え、えーっと、それとはちょっと違うんですが…当人たちが分かってくれただけでも良しとしましょう、先輩」
藤丸「そうだね」
少し面くらったが自分たちで何とか理解してくれたと判断する。
奏「ところで、また出てきたアンタ誰?」
青年を見て奏は聞く。
?『今頃ぉ!?少し前の時点で聞くところだったよね!?』
メタ話を混ぜつつ、青年は驚いて言う。
ダ・ヴィンチ『仕方ないさ、ロm…彼女たちに英霊やサーヴァントについて話さないといけなかったんだから』
?『露骨に名前を言わなかった君にも責任があるぞ、レオナルド!!!!』
ダ・ヴィンチにそう怒りながら青年は言う。
ロマニー『はあ…それじゃあ、改めて。僕はロマニー・アーキマン。元々は人理継続保障機関カルデアの医療担当のトップだったけど、今はちょっと事情があって所長代理をしている。Dr.ロマンって呼ばれてもいるよ』
少し疲れた感じに『Dr.ロマン』ことカルデア所長代理『ロマニー・アーキマン』は名乗った。
マリア「改めて、国連直轄のタスクフォースS.O.N.G.所属のマリア・カデンツァヴナ・イヴよ」
奏「同じく天羽 奏だ」
響「同じく、立花 響です!この子は二代目の怪獣王のリルくんです!」
リル「かう!」
名乗ったロマニーに4人も名乗った。
ロマニー『うん、よろしく。それでこれからなんだけど…これは…!?』
今後の事を相談しようとした矢先、ロマニーは何かに気づいた。
藤丸「どうしたの?」
様子がおかしいロマニーに藤丸は聞く。
ロマニー『熱源が接近している!数は2つ!気をつけろ、さっきの超獣かもしれない!!』
『!?』
熱源が接近していると聞いて全員がその場に臨戦するのだった。
竜姫咆哮メックヴァラヌス編について2
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ここだけのオリジナルバージョンがいい!
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原作通り!
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どっちかというとオリジナルがいい!
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どっちかというと原作がいい!
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訃堂ぶっ倒すならどっちでもいい!