マリア「さて、今私たちに置かれている状況はハッキリ言って最低最悪ッ!」
ズバッとマリアは自分たちに置かれている状況を言う。
マリア「まずはあの怪物2体ね」
レイチェルウーズとネメシス-T型の2体を言う。
奏「確かにあの2体は強敵だな」
藤丸「多分あの2体がゾンビたちのボスだよね」
レイチェルウーズとネメシス-T型がゾンビたちのボスであると予測する。
マリア「あの2体に正面からやりあえるのはこの中でリルだけ。だからリルは出来るだけ通常のゾンビたちとは戦闘はしない。私たちだけで対処する。四天王に関しても一緒よ、超獣化する前は私たちも対処、超獣化したらリルがいつも通り戦って私たちは援護に回る。いいわね?」
マシュ「そうですね。現状そのようにしないと私たちに勝つことはできません」
奏「だな。それよりここからどうやって出るんだ?外にはゾンビがうじゃうじゃ待ち構えてるぞ」
これからの事を話してここからどうやって出るかを聞く。
この資料室の扉の外には自分たちを追いかけてきた大量のゾンビたちが待ち構えていた。
マリア「大丈夫よ。そこはこの子に頑張ってもらうから」
響を見ながらマリアは奏の問いに答える。
響「私がですか?」
マリア「正確には貴女とリルの合体技よ」
2回使って見せたリルのエネルギーを響の拳に乗せて放つあの技のことを言う。
マリア「このドアを開けたらあの合体技でゾンビたちの数を一気に減らして、残ったのを私たちで倒してこの基地から脱出する。いいわね?」
マリアの案に響たちは頷く。
マリア「よし、それじゃあ、ドアを開けるのは藤丸とマシュ、それと浅木さんにお願いするわ。奏はもしもの為に私と彼女たちの護衛よ」
藤丸「はい!」
マシュ「分かりました!」
浅木「了解しました」
奏「よし、やってやるか!」
それぞれのやる事を指示されて準備を開始しようとした矢先だった。
?「その必要は無いかな~」
少女の声が聞こえたかと思いきや扉が突如爆発して破壊された。
『!?』
驚いて破壊された扉の方を見るとくノ一がレイチェルウーズとネメシス-T型、そしてさっきより数を増やしているゾンビたちを引き連れていた。
マリア「し、四天王…」
くノ一を見てマリアはそう呟く。
ユニタング「そう。アタシは黒き王に仕える四天王の1人、アサシン・ユニタング。よろしくね」
アヴェンジャーに仕える四天王の1人『アサシン・ユニタング』は名乗る。
奏「この基地の人間をゾンビにしたのはお前か!!!」
呉基地の自衛官たちをゾンビしたのがユニタングかどうか聞く。
ユニタング「ん―、普通なら教えないけど…冥土の土産ってことで教えてあげる。確かにゾンビたちはアタシともう一人の四天王で作ったウイルスで作り上げたよ。元々はある製薬会社が生物兵器として作ってたのをアタシたちが完成させたんだよ。確かB.O.W.って言ったかな。その中でネメシス-T型とレイチェルウーズは人間が人間を改造した最高傑作ってとこかな」
自慢話でもするかのようにユニタングは語った。
マリア「外道ね…」
話を聞いたマリアは口にする。
ユニタング「"外道"?あはっ!それって、あんた達人間のことじゃないの?こんなの作ったのは人間じゃん。アタシはそれを有効活用しただけだよ?」
マリアの言葉を聞いてユニタングは反論する。
奏「作ったのが人間でも、それを使った奴はもっと外道だ!!!」
反論したユニタングに奏は言う。
ユニタング「チッ、これだから人間は醜いんだよね…自分たちが原因を作っときながら他人のせいにする。それって"無責任"っていうんじゃないの?」
奏の言葉を聞いてユニタングは舌打ちして言う。
確かに人間は原因を作りながらそれを他人のせいにすることをしてきた。
それは歴史でも証明されている。
何の罪も無い女性を流行り病を撒き散らした魔女として捕えては処刑した"魔女狩り"や"魔女裁判"がその例の上げられる。
また現代においても様々な国が原因の発生源になっておきながらそれらから国民の目や世界の目を逸らそうとしていた。
それが頭に過って誰もユニタングに反論することが
ユニタング「そんなことしか出来ない醜い奴らは…ゾンビの餌にでもなっちゃいな!!」
そうユニタングが言うと一斉にゾンビたちがマリアたちに向かって行く。
ネメシス-T型とレイチェルウーズの2体もゾンビに混じって向かっていく。
マリア「くっ、迎撃するわよ!!!」
奇襲を受けてしまいながらもマリアに言われて全員が戦闘態勢になるのだった。