戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

76 / 1213
リオ「大変だよコロナ!異世界のゲームにゴライアスが…」

コロナ「え!?ゴライアスが!?どこに!?」

リオ「これ!」←XDに出ている『完全聖遺物 ゴライアス』を見せる

コロナ「リオ…これ…名前似てるけどみためゴ○ラだよ…」

リオ「えぇ!?」


第62話 本性

サンジェルマン「人類がこの星の完全なる霊長となるためには支配される存在であってはならない。完全を希求する錬金の理念…シンフォギアなどに阻まれるわけにはいかない。もちろんゴジラたち怪獣たちにも」

 

大量の小型アルカ・ノイズたちを見て言うとS.O.N.G.のヘリが来た。

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

ギアの起動詠唱を歌いギアを纏うとクリスのロケットに乗りアルカ・ノイズたちに向かっていく。

 

翼「気になるのは錬金術師たちの出方だ。抜剣を控え、イグナイト無しで迎え撃つぞ」

 

クリス「なんのつもりか知らねーが…!?」

 

クリスが口火を切ろうとした時だったアルカ・ノイズの真下から蒼白い火炎が吹き上がり空中型のアルカ・ノイズを一掃した。

 

響「い、今のは…」

 

蒼白い火炎を見て思い当たる部分がある響…いや、響だけでなく翼やクリス、モニターで現場を見ていた弦十郎たちも同じだった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

海面が盛り上がりゴジラがその姿を現した。

 

だがその姿は体型は非常にスリムかつスタイリッシュな体型になっていて、頭部も背びれも割りと小さめになっていた。

 

サンジェルマン「あの姿は!?」

 

カリオストロ「もしかして完全に記憶を取り戻したのかしら!?」

 

プレラーティ「アダムの攻撃がきっかけになったワケダ」

 

ゴジラの姿を見て驚く。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

空にいたアルカ・ノイズを全滅させたゴジラは地上にいるアルカ・ノイズを見た。

 

響「地上は私たちに…」

 

地上に向かおうとした時だった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

背鰭を蒼白く光らせたゴジラは放射火炎を放った。

 

放射火炎を受けてアルカ・ノイズは消滅した、だがゴジラの放った放射火炎は湾にあったバイパスや建造物をも破壊した。

 

翼・クリス「「なっ!?」」

 

響「え…」

 

これを見て響たちは驚く。

 

今までのゴジラなら町に被害がでないように最低限の威力に留めてくれていたハズが今のは完全にアルカ・ノイズごと建物を破壊したのだ。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

雄叫びを上げるゴジラ。

 

響「なんで…なんで、ガウくん!!」

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

響の声に反応し振り向くゴジラ。

 

そして背鰭を蒼白く光らせ、響たちに向かってゴジラは放射火炎を放った。

 

クリス「やべぇ!!」

 

慌てて回避する響たち。

 

ゴジラの放った放射火炎はそのまま八首アルカ・ノイズに命中した。

 

八首アルカ・ノイズ「ギャシャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラの放射火炎を受けて八首アルカ・ノイズは3つに別れて悲鳴に近い声を上げた。

 

だが傷部分から再生し、三つ首を持った2体と双頭を持った1体の計3体になった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

アルカ・ノイズが3体に分裂するとゴジラが雄叫びを上げる。

 

ラドン「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

シュガロン「ギイィィィィィヤオォォォォォォォォォン!!」

 

イザク「グオォォォォウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラの雄叫びを聞いて地底からシュガロン、イザクの2体、上空からラドンが姿を現し三方向に移動を開始したアルカ・ノイズを追い始めた。

 

 

 

藤尭「分裂した巨大アルカノイズ、個別に活動を開始しました!総数3!さらに新たに怪獣が3体出現、個別に移動しているアルカ・ノイズを追撃しています!!」

 

緒川「ガウくんがこんな戦い方をするなんて…」

 

地上にいたアルカ・ノイズごと建物を破壊したゴジラを見て言う。

 

弦十郎「何があったんだ。ガウ」

 

友里「司令!防衛省より入電!装者を現場から撤収させてほしいと」

 

弦十郎「なに!?どう言うことだ!?」

 

藤尭「無理だ!相手がアルカ・ノイズでは自衛隊の装備品じゃ足止めだってままならない…」

 

友里「それが新兵器を投入するとのことで…」

 

弦十郎「新兵器だと?……まさか!?」

 

新兵器と聞いて弦十郎の中にあることが過った。

 

 

 

カリオストロ「あらあら…完全に本性丸出しね」

 

プレラーティ「完全に記憶を取り戻したワケダ」

 

サンジェルマン「人類が悪魔の光で生み出した最凶にして生物の災厄、怪獣王 ゴジラ…」

 

『怪獣王』としてのゴジラを見て言うカリオストロ、プレラーティ、サンジェルマンたち。

 

 

 

響「ガウくん、なんでこんなことするの!?」

 

クリス「お前、こんな無茶苦茶な戦いかたしなかっただろ!!」

 

翼「一体何があったと言うんだ、ガウ!!」

 

それぞれガウに叫ぶ。

 

だがゴジラは3人のことなど意に返さず上陸した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

上陸するなりゴジラは放射火炎を放ち建物を破壊し始めた。

 

響「やめてガウくん!!」

 

叫ぶ響だがゴジラは無視して建物を破壊する。

 

クリス「やめろって言ってんだろうがっ!!」

 

大型ミサイル2機を展開し発射する『MEGA DETH FUGA』をゴジラに向かって放つ。

 

ゴジラ「グルルルル……ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ミサイルを受けたゴジラは振り向いて雄叫びを上げると背中を蒼白く光らせ放射火炎をクリスに向かって放った。

 

クリス「な…」

 

放射火炎の熱線に飲み込まれるクリス。

 

熱線を受けてクリスの乗っていたロケットは爆発、クリスは海に落下してしまった。

 

翼「雪音!?」

 

響「クリスちゃん!?」

 

放射火炎の直撃を受けたクリスを呼ぶ二人。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

クリスを倒したゴジラは向き直って進撃を再開しようとした時だった。

 

ゴジラの前に装軌式の牽引車で構成されたパラボラ型の照射装置を搭載する装輪式の車と車体に8輪駆動8輪操舵のタイヤを装備した完全自走式の装輪戦車で亀を思わせる外観の大きな砲塔上部にメーサー光線を照射するパラボラ型砲身を搭載している車―『66式メーサー殺獣光線車』と『92式メーサー戦車』のメーサー車が複数展開していた。




ヴィヴィオ「ゴライアスがゲームに登場ですか~」

アインハルト「コロナさん自身の出演もあるかもしれませんね」

コロナ「無いですよ!」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。