戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第583話 ユニタングVSミレニアムゴジラ

ミレニアムゴジラ「グルルルル!?」

 

突然姿を変えたユニタングにミレニアムゴジラは驚きを隠せなかった。

 

ユニタング「ギイィィィガアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

そんなミレニアムゴジラにユニタングは鉤爪となった手で攻撃する。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルルル!!!!!」

 

攻撃してきたユニタングの腕を掴んで防ぐがさっきより力が増しているのかジリジリと押されてしまっていた。

 

ユニタング「ギイィィィガアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

鉤爪の攻撃を受け止められたユニタングは角から赤黒い光線を発射した。

 

ミレニアムゴジラ「ゴギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

 

至近距離の光線を喰らってミレニアムゴジラは押さえていた手を放してしまい鉤爪に引っ掛かれてしまった。

 

ユニタング「ギイィィィガアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

さらに続けてユニタングは口から赤黒く禍々しい糸を噴射し、ミレニアムゴジラの体を縛り上げた。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル…ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

 

体を縛られながらもミレニアムゴジラは口を開けて放射火炎を放とうとする。

 

ユニタング「ギイィィィガアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

放射火炎を放とうとするミレニアムゴジラにユニタングは口から新たな糸を出して口を絡めて塞いで放射火炎発射を封じ込めた。

 

ミレニアムゴジラ「グウゥゥゥゥ!!!!」

 

口を塞がれてミレニアムゴジラは糸を引きちぎろうと掴んだ瞬間だった。

 

糸から手を伝って赤黒い何かがミレニアムゴジラの体を侵食を始めた。

 

ミレニアムゴジラ「!?」

 

自身を侵食し始めた赤黒い何かに驚いて咄嗟に手を離したが既に侵食を始めた何かはミレニアムゴジラを覆いつくそうとしているのか増殖して増えていく。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

このままではまずいと判断したミレニアムゴジラは体全身を赤く光らせた。

 

するとミレニアムゴジラを侵食していた赤黒い何かは蒸発し、縛っていた赤黒い糸が焦げていき、焼き切れた。

 

ユニタング「!?」

 

糸を焼き切られてユニタングは驚く。

 

今のは初代怪獣王 ゴジラの『体内放射』のミレニアムゴジラ版で初代より熱が高く赤いことから『体内熱放射』である。

 

ミレニアムゴジラ「グルッ!!ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

 

体内熱放射で縛っていた糸を焼き切るとミレニアムゴジラは放射火炎を発射した。

 

ユニタング「ギイィィィガアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

放射火炎が命中する寸ででユニタングは角が分離すると体を9つに分けてバラバラとなって放射火炎をやり過ごした。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルルル!?」

 

ロボットのように分離して回避したユニタングを見て驚く。

 

バラバラになったユニタングは角が光ると再び集結して元の姿に戻った。

 

ユニタング「ギイィィィガアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

元の姿に再集結したユニタングは雄たけびを上げて威嚇する。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル…」

 

さっきまでとは明らかに様子がおかしいユニタングにミレニアムゴジラは攻めあぐねていた。

 

ユニタング「ギイィィィガアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

攻めあぐねるミレニアムゴジラにユニタングは角から赤黒い光線を発射した。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

 

それに対してミレニアムゴジラは放射火炎を発射して対抗する。

 

光線と火炎がぶつかり合い競り合いを始める。

 

瞬間、赤黒い部分が放射火炎を飲み込むように威力を増してミレニアムゴジラに迫る。

 

ミレニアムゴジラ「グウゥゥゥゥ…!!!!!!」

 

なんとか押し返そうと放射火炎の威力を上げるが赤黒い部分はそれすらも飲み込み、ミレニアムゴジラに命中してしまった。

 

ミレニアムゴジラ「ゴギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

 

光線を喰らってミレニアムゴジラは悲鳴を上げる。

 

それと同時に赤黒い何かがミレニアムゴジラの体を包み込む。

 

ミレニアムゴジラ「グルウゥゥ!?!?!?」

 

赤黒い何かに侵食されてミレニアムゴジラは自身の中に破壊衝動に似た何かが膨れ上がってくるのを感じた。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

このままではまずいと判断したミレニアムゴジラは体内熱放射を繰り出して体を侵食する赤黒い何かを蒸発させるが赤黒い何かは蒸発されより早く侵食する。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

体内熱放射でも間に合わなくなり赤黒い何かにミレニアムゴジラは飲み込まれてしまった。

 

ユニタング「ギイィィィガアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

ミレニアムゴジラを赤黒い何かで飲み込んだユニタングは雄たけびを上げると足元からミレニアムゴジラを飲み込んだ何かと同じ泥のようなものが出てきて周囲に広がっていったのだった。


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