戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第587話 現王VS黒の王

シェルガ「おぉ!あのお方は!!」

 

タブリス「別世界の我らの王!!」

 

ムードン「来てくださったか!!」

 

ミレニアムゴジラを見て3体は言い、自衛官たちは歓喜の声を上げた。

 

何故、ミレニアムゴジラがこうも早くたどり着けたかと言うとそれは今から1時間前に遡る。

 

 

 

ルーラーとアヴェンジャーが戦っていると聞いて響たちはヘリで急ぎ向かっていた。

 

その傍ら、援軍に来てくれた景虎たちにこれまでの経緯を話していた。

 

因みにエレキシュガルは浅木と奇跡的に生きていたが意識不明のアサシン・ユニタングの手当てをしながら冥界を移動させるために残っている。

 

景虎「なるほど、今回の魔術王の放った聖杯に召喚されたアヴェンジャーが大ボス。そしてそれが直接攻撃を仕掛けて来たといったところでしょう」

 

話を聞いて景虎は言う。

 

マシュ「はい。私たちが基地に釘付けになっているところを狙ってくるなんて…」

 

ルーラーから聞いた話では自身もアヴェンジャーも最初に戦った時に受けた傷の影響で戦う力をほとんど失っていると聞いていたのにアヴェンジャーが直接攻撃を仕掛けてきたと聞いてマシュは少し動揺して言う。

 

信長「仕方あるまいて。向こうも傷のせいでまともに動けぬと聞けば誰だって警戒はせんしのう」

 

マシュに信長はフォローを入れる。

 

オキタ「しかしもう少し急がないとルーラーさんたちはヤバいんじゃ…」

 

藤丸「でもヘリだとまだ時間が…ん?このくだり、前にもしたような…?」

 

藤丸がそう言った時だった、ヘリのドアが開けられて風が入ってくる。

 

ギルガメッシュ「おい、何をしている!早く閉めんか!!」

 

開けた張本人である響にギルガメッシュは言う。

 

響「大丈夫です!すぐに終わりますから!!」

 

言われた響はギルガメッシュのそう言い返す。

 

その腕のはガッシリと掴んでいるリルの姿があった。

 

ベディヴィエール「あ、あの一体何を?」

 

響「こうするんです!どぅおりやあぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」

 

ベディヴィエールに聞かれて響は思いっきりリルを投げ飛ばした。

 

リル「ぎゃうぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

 

リルの悲鳴が空の彼方へと姿とともに吸い込まれていった。

 

オキタ「えぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?」

 

信長「何しとるんじゃこのうつけぇ!!!!」

 

思いっきりリルを投げ飛ばした響を見て驚いて言う。

 

マリア「大丈夫よ。今のはMG作戦っていう立派な作戦なんだから」

 

ベディヴィエール「あれのどこがですか!?」

 

マシュ「えーっと、詳しく話しますと時間がないときなどにリルくんを思いっきりぶん投げて先に現場へ行ってもらう作戦でミサイル・ゴジラ作戦、通称MG作戦だそうです」

 

信長「どこが作戦じゃ!ほとんど動物愛護法違反か児童虐待ではないか!!!!」

 

奏「大丈夫だって、リルはリルで上手く着地すっから」

 

オキタ「それはそれで別問題な気がします!!!」

 

っとMG作戦についての論議が起こった。

 

 

 

そして戻って現在。

 

見事に現場上空に到着したリルはミレニアムゴジラに変身、地上へ向かっていた光弾を放射火炎で打ち抜いて着地したのだ。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル…」

 

歓喜の声を聞いてミレニアムゴジラは周囲を見回した。

 

イージス艦はほとんど破壊されて海上には残骸と炎が上がり、地上は破壊され炎上する戦車や装甲車、光線に焼かれた自衛官の焼死体などの死体、そしてリドリアスの死骸を見た。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル…ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

自身が来るまでにかなりの被害が出ているのを目の当たりにして罪悪感と怒り、そして悲しみの込めた鳴き声を上げる。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル…」

 

鳴き声を上げてミレニアムゴジラはこの被害を出した元凶(アヴェンジャー)へ向ける。

 

アヴェンジャー「貴様カ、異世界ノ我トイウノハ…」

 

自身に殺気を向けるミレニアムゴジラをアヴェンジャーは見る。

 

アヴェンジャー「何故他者ノ為ニ貴様ハ鳴キ、嘆クカ。ルーラート同ジ意思ヲ感ジル…ココデ殺シテヤロウ」

 

ミレニアムゴジラからルーラーと同じ意思を感じてアヴェンジャーは睨むとさっきより巨大な光弾を作り上げた。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル…」

 

それを見たミレニアムゴジラはアヴェンジャーが父であるガウと同等あるいはそれ以上の実力を秘めていると野生の勘で察した。

 

しかし今退くわけにはいかなかった。

 

両足と尻尾を地面にめり込ませて体を固定ると全身のエネルギーを口内へ集める。

 

アヴェンジャー「消エロ!!!!」

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

 

両者は同時に光弾と放射火炎を発射した。

 

お互いの中間点でぶつかり合う。

 

アヴェンジャー「グルルルル…ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

 

ゴジラのような雄たけびを上げてアヴェンジャーは光弾の威力を上げる。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

負けじとミレニアムゴジラも放射火炎の威力を上げる。

 

両者がほぼ同時に威力を上げて光弾と火炎は互いを相殺、爆発した。

 

アヴェンジャー「オノレ…!」

 

再度攻撃を仕掛けようとしたアヴェンジャーだが自身の体を貫かんとする痛みを感じて動きを止めた。

 

アヴェンジャー「チッ、今ノデ傷ガ広ガッタカ…」

 

自身の体を見て傷が広がっているのを確認するアヴェンジャー。

 

アヴェンジャー「異世界ノ我ヨ。今日ノトコロハ退イテヤル。ダガ次ハ必ズ、ルーラーとワタリガラス共々ソノ命ヲ貰ウゾ」

 

そう言い残してアヴェンジャーは自身の後ろ青空に異次元空間に繋がる空間を作りとその中へ入った。

 

アヴェンジャーが入るとその空間は閉じて元の青空に戻った。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル……」

 

撤退したアヴェンジャーをミレニアムゴジラは見送ることしか出来なかったのだった。

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