明日は投稿できるか分かりません、すいません。
某日、ある海域に数十隻のイージス艦といずも、かがなどの護衛艦、揚陸艦が多数いた。
揚陸艦の中の1隻には武装した自衛官たちに交じってマシュ、藤丸、影虎、信長、オキタ、ベディヴィエール、ギルガメッシュ、エレシュキガルたちカルデア組、ギアを纏った響、マリア、奏たちS.O.N.G.組が乗っていた。
そしてかがの艦橋にルーラーはいた。
ルーラー「これより、地球奪還反攻作戦・アースを開始します。総員、進軍開始!!」
全艦に繋がっている無線機で号令を出すと全ての艦が動き始めた。
響「いよいよだね」
マシュ「はい!この戦いで決着を付けましょう!!」
藤丸「皆、行くよ!!!」
意気込みながらそう言い、自衛官たちと共にアヴェンジャーのいる居城へ向かう。
このようなことになったのは今から数日前に遡る。
アヴェンジャーとの直接対決から二日後、響たちは二日ぶりにルーラーと面会していた。
ここ二日間、ルーラーは広がってしまった黒傷の影響で生死を彷徨っていたが何とか一命を取り留めたのだが容体が不安定であったためにリルですら会えないでいたがようやく容体が安定したという。
しかし、まだ万全ではないため短い時間でなら面会をしてもいいと言われて面会しに来たのだ。
響「ルーラーさん、体の方は大丈夫なんですか?」
玉座に座っているルーラーを見て響は聞く。
ルーラー「えぇ、ご心配をおかけしました。皆さん」
響に聞かれてルーラーは微笑みながら答える。
ギルガメッシュ「ほう、確かにそこの雑種(リル)とよく似ているな」
ルーラーとリルを見てギルガメッシュは言う。
前にマシュと藤丸が言っていたことを思い出していたのだ。
オキタ「うわっ、本当だ。まるで親子みたいに似てますよ!」
信長「なんじゃ、実際は親子なんじゃないのか?」
ルーラーとリルを見てオキタと信長は言う。
マリア「それより、私たちを呼んだ理由はなにかしら?」
話が脱線しそうになるのを危惧してマリアは素早く話題を切り替えた。
ルーラー「それはですね。数日後にこちらから撃って出る反攻作戦が始動します」
『!?』
"反攻作戦が始動する"、この言葉に響たちは驚いた。
今までのルーラーの話や町の人々の表情などを察すれば防戦一方の状況であったのに転じて反攻作戦を開始すると聞けば誰だって驚くだろう。
景虎「反攻作戦をするにはそれだけの準備が必要なはずですが…」
ルーラー「えぇ。この日のために戦力を増強し温存していました。ですがいくらこちらの世界の戦力を増強したところでアヴェンジャーたちには敵いません。しかし今回反攻作戦を踏み切ったのは貴女方の存在です」
マシュ「なるほど。ワタリガラスである可能性の私たちがいれば士気は上がり且つ本当にアヴェンジャーを倒すことが出来るかもしれないっと言うことですか?」
ルーラーの話を聞いてマシュはそう聞くと肯定するようにルーラーは頷いた。
ルーラー「先の戦いで四天王は事実状瓦解、超獣たちもほとんどはアヴェンジャーが倒しましたが戦力としては心もとない状態だと思われます」
ギルガメッシュ「なるほど。戦力を再び整えられる前にこちらから撃って出て敵を倒すということか」
ルーラー「そうです。もちろん私も一緒に行きますが、この傷のせいで前線には立てません。後方から全部隊の指揮と皆さんの勝利を祈ることしか出来ません」
響「それで十分だよ!私たちが絶対にアヴェンジャーを倒して見せるから!」
ルーラー「はい、お願します」
そして時は戻って反攻作戦 アースは発動され、リル以外の面々は自衛隊と共に正面から上陸し攻めかかる。
サボテン怪人『ギイィィィィリャリャリャアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!』
サンゴ怪人『グウォオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!』
ケンタウルス怪人『キイィィィィプラアァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーー!!!!!!!』
上陸してきた自衛隊や響たちを迎撃しようと超獣の変身前である怪人たちが出現して襲い掛かる。
怪人形態のままなら自衛隊でも相手できるようで上陸した自衛官たちは小銃や手榴弾、対戦車ミサイルランチャーなどで攻撃する。
サボテン怪人『ギイィィィィリャリャリャアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!』
サンゴ怪人『グウォオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!』
ケンタウルス怪人『キイィィィィプラアァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーー!!!!!!!』
しかし怪人形態とはいえ一応は超獣である、攻撃されながらも反撃を開始する。
バキシム「ギグワアァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーン!!!!!!!」
ドラゴリー「ジュラララアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
サボテンダー「ギイィィィィリャリャリャアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
サウンドギラ―「ギュオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!」
同時に空がガラスのように割れて異次元空間からバキシム、ドラゴリー、サボテンダー、サウンドギラ―の4体が出現、迎撃に出る。
4体の超獣たちに対しては戦闘機、イージス艦の主砲やミサイルが発射された。
バキシム「ギグワアァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーン!!!!!!」
サボテンダー「ギイィィィィリャリャリャアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
サウンドギラ―「ギュオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!」
イージス艦や戦闘機の攻撃にドラゴリー以外の面々が一斉に火炎や棘ミサイル、超音波で攻撃する。
ドラゴリー「ジュラララアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
3体がイージス艦や戦闘機の相手をしている隙にドラゴリーは怪人形態の超獣たちを戦う自衛官たちを襲おうとするが…。
奏「アタシの槍、受けてみろ!!!!!」
ドラゴリー「!?」
奏の投擲し、大量に複製展開された広範囲の槍技―STARDUST∞FOTONによりドラゴリーは驚き、怯んでしまう。
マリア「はあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
怯んだドラゴリーをマリアは2本のダガ―型のアームドギアの間に作った膜でドラゴリーの動きを完全に止める。
響「どうおりゃあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
動きを止められたドラゴリーに響が自身の体をドリルのように高速回転させながら突っ込んで腹部を貫いた。
ドラゴリー「ジュラアァァァァァ…………」
腹部に大穴を開けられたドラゴリーは糸の切れた人形のように倒れて爆発した。
マシュ「ち、超獣を簡単に倒しましちゃいました…」
ドラゴリーを倒した響たちを見てマシュはあっけにとられる。
藤丸「普段から宇宙人とか宇宙怪獣とか相手してるからかな?」
あっけにとられているマシュに藤丸はそういう。
オキタ「私と同じ声ながらあの人、なかなかやりますね!」
同じ声である響にオキタは驚きながら言う。
影虎「ならば、私たちも負けてられませんね!大きいのは無理ですが小さいのならば私たちでも倒せるでしょう!!」
マシュ「はい!マスター、指示を!!」
藤丸「よし、みんな!小型の超獣を倒してアヴェンジャーを倒して、この戦いを終わらせるよ!!!」
自衛官たちに混じってカルデア組も怪人形態の超獣たちへ攻撃を開始したのだった。