戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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奏「そう言えばセレナはいつでるんだ?」

セレナ「それが作者さんかなり悩まれてるようで頭がパンクしています」

奏「そりゃあ、まずいな」

セレナ「はい…」


第64話 怪獣VSアルカ・ノイズ

ヒオ「マナ!」

 

慌てた様子でヒオが来た。

 

マナ「どうしたの、ヒオ?」

 

ヒオ「ゴジラが…ゴジラが怪獣たちを率いて町を破壊してる!」

 

マナ「え!?」

 

ヒオの言葉にマナは驚く。

 

ヒオ「今ゴジラは怪獣たちを率いて東京湾を破壊しながらパヴァリア光明結社を探しているわ!」

 

マナ「ゴジラの記憶が戻ったの?」

 

ヒオ「可能性が高いわ」

 

マナ「でもモスラは…」

 

モスラを見るマナ。

 

モスラ「キュオォォォォォォォォォォォォォォ………」

 

モスラは鳴くがその動きは弱々しくなっていた。

 

ヒオ「モスラ…」

 

弱々しくなっているモスラを見てヒオは困り果てていた。

 

ヒオ「どうしよう…こうしている間にも人々が…」

 

マナ「………」

 

ゴジラにより命を奪われていく人々を思う二人だが弱っているモスラではどうしようもない。

 

すると…。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

モスラは大きく鳴いて羽を広げた。

 

マナ「モスラ!?」

 

ヒオ「まさか戦うつもりなの!?」

 

羽を広げて鳴いたモスラの意図を察してマナとヒオは驚く。

 

モスラ「キュオォォォォォーーーーーーーーーー!!」

 

羽を羽ばたかせて飛翔するモスラ。

 

ヒオ「ダメよモスラ!あなたはもう…」

 

モスラを制止しようとしたヒオをマナは止めた。

 

マナ「モスラの決意は固いわ」

 

飛翔するモスラを見て言うマナ。

 

マナ「たぶんこれがモスラの最期の戦いになるわ…」

 

ヒオ「じゃあモスラはあの子に全てを託したのね…」

 

飛び立ったモスラを見たマナとヒオはモスラがいた場所を見たそこには巨大な卵が1つあった。

 

 

 

イザク「グオォォォォウオォォォォォォォォォォォ!!」

 

双頭のアルカ・ノイズを追撃していたイザクは石油コンビナートにて追い付き口から火炎放射を放ってコンビナートを破壊しながらアルカ・ノイズを追いたてていた。

 

翼「なんてこと…」

 

コンビナートを破壊しながらアルカ・ノイズを追いたてるイザクを見て翼は言葉を失った。

 

イザクの火炎放射により引火した石油により辺りは火の海と化していた。

 

翼「これ以上は被害を出すわけにはいかない!!」

 

アームドギアを巨大化させて『蒼ノ一閃』をアルカ・ノイズに向かって繰り出す。

 

イザク「グルルルル……」

 

翼を見たイザクは動きを止めた。

 

蒼ノ一閃を喰らってアルカ・ノイズは縦に斬られるがすぐに再生した。

 

翼「やはりさらなる分裂!」

 

再生もとい分裂したアルカ・ノイズを見て言う。

 

 

 

ラドン「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

三又の1体を追撃していたラドンは高速道路の上空にて高速移動しながら突進を繰り返し喰らわせていた。

 

その都度起きたソニックブームで道路を破壊している。

 

クリス「ガウの奴といい、コイツといい…滅茶苦茶な戦いをすんじゃねーよ!!」

 

『MEGA DETH PARTY』を繰り出しすクリス。

 

ラドン「クルルルル……」

 

ラドンもイザク同様にクリスを見て上昇して空中を旋回した。

 

MEGA DETH PARTYにより三又の真ん中の首が消滅したのだが残りの首は傷口から体を再生…もとい分裂した。

 

クリス「やっぱし分裂するのかよ!!」

 

毒づくクリスだが残って2体に分裂したのが口からレーザーを発射した。

 

クリス「ちっ!」

 

走り出してレーザーを回避するが爆発と爆風に巻き込まれてしまった。

 

クリス「どこまで頑張らせるつもりだ…」

 

上に乗っかった看板を退かしながら言うクリス。

 

 

 

シュガロン「ギイィィィィィヤオォォォォォォォォォン!!」

 

もう1体の三又のアルカ・ノイズ追っていたシュガロンは空港にて戦おうとしていた。

 

足元には航空機から降りてきた人々がいた。

 

対して三又のアルカ・ノイズは口から薄い紫色のような液体を吐き出した。

 

水溜まりのように地面に広がった液体から小型のアルカ・ノイズが大量に現れた。

 

シュガロン「ギイィィィィィヤオォォォォォォォォォン!!」

 

大量に現れた小型のアルカ・ノイズを見たシュガロンは口から火炎弾を出してきた。

 

その射線上には逃げていない人々がいた。

 

「うわあぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ……」

 

シュガロンの火炎弾はアルカ・ノイズを消滅させたが人々をも焼き払った。

 

響「これ以上みんなを巻き込むわけには…」

 

人々ごとアルカ・ノイズを消滅させるシュガロンを見て響は跳躍した。

 

シュガロン「ガルルルル……」

 

跳躍した響を見てシュガロンはその場から少し離れた。

 

響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

跳躍した響はブーストして一気に三又のアルカ・ノイズに接近して真ん中の頭を殴った。

 

殴られた頭は消滅するが途中で自切して首だけで響を殴り、地面に叩きつけた。

 

響「くっ…」

 

地面に叩きつけた響だが直ぐに立ち上がった。

 

残った首は口から小型のアルカ・ノイズが現れた液体を吐き出して無数のアルカ・ノイズを出現させた。

 

響「キリがない!!」

 

無限に近く小型のアルカ・ノイズを出してきたアルカ・ノイズを見て言うのだった。




響「終わった~」

未来「やっと終わらせられたね」

響「本当に終わるなんて思わなかったよ~」

未来「そうだね」

クリス「やっと課題がおわ…」

「「XDのイベントクエスト全制覇、お疲れ~」」

クリス「そっちかよ!?」

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