戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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9/13、それはこの世界で、私にとって大切な人の特別な日。


番外編 響HAPPYBIRTHDAY!2020!!

その日、響は1人でかえ…。

 

アンギラス「ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!」

 

いや、正確には1人と怪獣たちが複数いた。

 

しかも何故か響は怪獣軍団陸軍元帥『暴竜 アンギラス』の背中に乗せられていた。

 

響(ど、どうしてこうなっちゃったかな~…)

 

アンギラスの背中の上で響は混乱していた。

 

いつものように補習を終えて帰ろうとした矢先、突如としてアンギラスが出現して自分を背中に乗せてどこかへ連れて行っていた。

 

しかもその後、空軍の怪獣たちまで現れて一緒にどこかへ連れて行っていた。

 

響(どこに行くのかな)

 

どこかへ連れて行かれるのか正直聞きたかったが怪獣の言葉など全く分かるはずもなかった。

 

数分後、響を連れたアンギラスはある建物の前で止まった。

 

響「ここって…」

 

アンギラスが止まった建物を見て響は少し驚いた。

 

そこは響の人生を大きく変えた"始まりにして運命の場所"。

 

あの日響は沢山の死を見てしまった場所、ライブ会場跡地であった。

 

ライブ会場自体は解体され、今は跡地のみが残るだけである。

 

新たに建築物が建てられる機会があったがノイズが現れた震源地として気味悪がられて買い手がつかないで野ざらしになっていた。

 

アンギラス「ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!」

 

アンギラスはそこに着くなり姿勢を低くして頭を下げると響に降りるように鳴いた。

 

アンギラスが何を言っているか分からない響であったがなんとなく伝わってアンギラスから降りていく。

 

響が降りたのを確認したアンギラスは姿勢を戻すと踵を返すかのように振り向いてもと来た道を戻って行った。

 

空軍の怪獣たちも引き上げるように去っていった。

 

響「どうしてここに…」

 

どうしてこんな場所に自分を連れてきたのかと考える。

 

その時だった、周囲に"ズドン!!"と大砲のような音がしたかと思いきや"ヒュウゥーーーー…"っと何かが撃ち上がる音がした。

 

そして、"バーン!"っと盛大に音を挙げながら空中に金色の花の形をした火ー花火が咲いた。

 

響「え、なになに!?」

 

突然の花火に驚く。

 

すると周囲にライトが設置してあったのか、一斉に点灯して周囲を明るくした。

 

『響/ちゃん/さん!お誕生日、おめでとう~!!』

 

リル「かうかう~♪」

 

ガウ「がうがう~♪」

 

『ガオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!』

 

明るくなってクラッカーを鳴らしながら響に祝いの言葉を叫ぶ未来たちと鳴き声を上げる怪獣たちの姿があった。

 

響「ふえ!?」

 

いきなりすぎて混乱している響は目が点になってしまっていた。

 

クリス「なにすっとんきょうな顔してんだよ?」

 

翼「今日は立花の誕生日だろう」

 

マリア「1年に1度の祝いの日なのよ?」

 

切歌「まさか忘れちゃったデス?」

 

調「まさか…響さんに限ってそんなこと…」

 

響の反応を見てクリスたちは口々に言う。

 

響「え、あ、いや、突然すぎて何がなんだか…」

 

言われて響は言う。

 

未来「びっくりさせたかったから内緒にしてたの」

 

響「そうなんだ」

 

エルザ「因みにこの場所を選んだのはガウであります」

 

響「ふえ?ガウくんが?」

 

ガウがわざわざこの場所を選んだと聞いてガウを見る。

 

ガウ「がうがうーがうがうがうがう」

 

訳:ここを選んだのは響の中にある悲しさの源を消したかったんだ

 

響「私の中にある悲しさの源?」

 

ガウ「がう。がうがうがうがうーがうーがうがう。がうーがうー、がうがうーがうがうがうがうがう!!」

 

訳:うん。響の中にある悲しさの源…この場所で起こったことを消すんだ。今から始める、僕たちの楽しい思い出で塗り替えるんだ!!

 

響「ガウくん…」

 

ガウの考えに響は呟く。

 

ガウは響の中にある悲しさの源であるあの事件を今日という1年に1度だけ訪れる楽しさの源でその思い出を塗り替えてしまおうというのだ。

 

響「ありがとう…ガウくん、みんな、ありがとうー!!」

 

嬉しさのあまりに響は泣きながら喜んでいたのだった。

 

 

 

日だまりを失った響の世界ではある人物がガウたちの変わりに未来と共に祝いに来ていた…。

 

竜響「って、ことだ!別世界の響のばあさん、誕生日おめでとう!!」

 

未来(IF)「おめでとう、響!」

 

未来(IF)と共に祝う青年、ガウとエルザの息子『竜響』がグレ響に祝いの言葉を贈る。

 

グレ響「そうなんだ…ありがとう、2人とも」

 

涙を浮かべながらグレ響は喜んでいたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲しき思い出は楽しい思い出に塗り替えられた。

 

それぞれの世界の2人の少女たちを思う者たちによって…。

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