弦十郎「エルザくんが拐われただとぉ!?」
響たちからエルザ誘拐の報を聞いて弦十郎は驚いて声を上げる。
翼「はい。それに下手人は怪獣を従えていました」
弦十郎「怪獣だと?ハヌマーンやスカルクローラーのような怪獣軍団に従っていない怪獣がいたのか?」
マリア「そうみたい。確か、レイジャって呼んでいたわ」
弦十郎「レイジャか…」
エルザを拐った人物に従う『海底怪獣 レイジャ』の名を聞いて弦十郎は顎に手を当てて相手の目的を考えていた。
弦十郎「それでガウは?」
響「今、泳げる怪獣たちにエルザちゃんを捜すように指示を出して指揮しているみたいです」
弦十郎「トラブルが無ければ良いのだがな…」
いくら怪獣軍団が防衛部隊を配置できるとはいえ、サイパン島はアメリカ合衆国の自治区である。
アメリカを敵対国家と見なしている怪獣軍団との衝突を心配していた。
しかし、弦十郎の心配は的中する。
エルザ捜索の任に就いた怪獣軍団海軍第1師団と周辺を警戒していたアメリカ合衆国海軍が領海内でいざこざが起きた。
自分たちの皇太后に当たるエルザ捜索していた怪獣たちを周辺警戒していたアメリカ合衆国海軍の軍艦が捜索場所に進出。
捜索中の怪獣と衝突してしまいどちらが悪いかと争いになっていた。
ただでさえ怪獣軍団とアメリカ合衆国は犬猿の仲。
翼の父で今は亡き、『風鳴 八紘』の意思を尊重してガウがアメリカ合衆国制圧計画を凍結した。
しかしそれは八紘の意思を尊重しての決定で、その気になればいつでもアメリカ合衆国を制圧計画を再始動できるのだ。
このいざこざでそれを再始動する要因ともなることはほぼ間違いなかった。
クリス「くそっ、今争ってる場合じゃないだろ!!」
切歌と調と共に上空でロケットに乗って捜索していたクリスは現状を見て言う。
クリスの右側にはアメリカ合衆国海軍駆逐艦、左側には怪獣軍団海軍第1師団所属している『深海怪獣 レイロンス』がいた。
駆逐艦から何人も海兵が来てレイロンスに何か言い、レイロンスも海兵たちに鳴き声で何かを訴えていた。
クリス「だーっ!いい加減にしやがれぇ!!!!!」
我慢の限界点を突破してしまったクリスは双方にガトリングガン型のアームドギアを向けて発砲した。
ガトリングガン型のアームドギアの弾丸は駆逐艦の主砲とレイロンスの頭を貫いた。
駆逐艦は主砲を破壊されて火災が発生して海兵たちが慌てて消火活動を行っていた。
レイロンスは頭を貫かれてダメージは無いがあまりにも突然の攻撃に驚いて目を回してプカプカと海に浮かんだ。
切歌「クリス先輩、やりすぎデス…」
クリス「うるせー!こうでもしなきゃ話が出来ないだろ!!」
調「クリス先輩が白い悪魔と同じこと言ってる…」
クリスの発言に調はボソリとそう言う。
地球から離れた宙域に1つの赤い星があった。
星は赤い砂が広がり、木々などの植物、水や海、動物や虫などの生き物の生命の鼓動は全く感じられなかった。
そんな死の星同然とも言える星にスコーピスが飛来した。
飛来したスコーピスは羽根を閉じると赤い砂の大地に着地した。
赤い砂の大地に着地したスコーピスの前に赤い稲妻が走る黒い雲が現れた。
スコーピス「ピキイィィィィィィィィシャアァァァァーーーーーーーーー!!!!!」
現れた黒い雲にスコーピスは報告するように鳴いた。
黒い雲はスコーピスの報告を聞いて一瞬驚いたかのように乱れるがすぐに元に戻った。
そして雷の音を立てるとスコーピスは頷いて羽根を拡げて飛翔した。
同時に地面から一気に何体ものスコーピスたちが飛び出して大気圏を突破して宇宙空間へ出ると翔んで行ったのだった。
ガウが強靭!無敵!最強!が出てくるカードゲームをするとしたら何族のテーマがいいですか?
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恐竜
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海竜
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幻竜
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ドラゴン