戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

848 / 1283
勇太の通う七曲小学校に突如としてアルカ・ノイズが襲撃する。

勇太たちを救うために駆け付けるデッカードたちブレイブポリスとマリアとリル。

しかし、そこへエルヒガンテとノイズΣズイグルが現れてしまう。

エルヒガンテは圧倒的パワーで次々にブレイブポリスを倒し、遂にデッカードを締め上げる。

助けに行きたいマリアとミレニアムゴジラだったがノイズΣズイグルの中に切歌と調が囚われており苦戦していた。

さらにジェインはデッカードをコピーしたロボット『ダークデッカード』を呼び出してデッカードを抹殺しようとするのだった。


第646話 意外な共闘

銃声が響き渡り、ズシンという音がした。

 

エルヒガンテ「グガアァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

右手で撃ち抜かれた右目を抑えながらエルヒガンテは後退していた。

 

ダークデッカード「とう!」

 

後退したエルヒガンテを見てダークデッカードは跳躍、空中で一回転してエルヒガンテの顔面に飛び蹴りを叩き込んだ。

 

蹴られたエルヒガンテはデッカードを離して倒れ込んだ。

 

ダークデッカード「大丈夫か、デッカード?」

 

デッカードの前に着地してダークデッカードは聞く。

 

デッカード「あ、あぁ…」

 

少し混乱してながらもデッカードは答える。

 

マクレーン「デッカードを助けた?」

 

ガンマックス「何がどうなっているんだ?」

 

ダークデッカードの行動にブレイブポリスの面々も混乱していた。

 

ジェイン「お、おい!?何をしているんだ、ダークデッカード!お前に敵はブレイブポリスだぞ!?」

 

ジェインもダークデッカードの行動には驚きを隠せず、指示する。

 

ダークデッカード「黙れ!俺は正義の戦士、ダークデッカードだ!貴様のような三下悪党の言うことなど、誰が聞くものか!!!」

 

ジェインに向かって指差してダークデッカードは言う。

 

ジェイン「なんだとぉ!?」

 

ダークデッカードの言葉にジェインは驚いて声を上げる。

 

ジェインに言うだけ言ったダークデッカードは再度エルヒガンテを見ると、エルヒガンテは立ち上がっていた。

 

ダークデッカード「奴(エルヒガンテ)の弱点は顔だ!顔を集中的に攻撃するんだ!!」

 

立ち上がったエルヒガンテの弱点を教えるとライフルを向けて発砲した。

 

パワージョー「どうする?」

 

シャドウ丸「(ジェイン)をスキャンしたがどうやら演技とかではないらしい」

 

ガンマックス「だったら決まりだな!!」

 

ダークデッカードとジェインによる自分たちを油断させる作戦ではないと判断して、全員がエルヒガンテの顔に向かって一斉射撃を開始した。

 

エルヒガンテ「グオォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

 

ブレイブポリスの一斉射撃を受け続けていたエルヒガンテは膝をついて動きを止めると背中がウゾウゾと動き、中から異形の生物が露出した。

 

ダークデッカード「今だ!あの露出した本体を破壊するんだ!!!」

 

露出した異形の生物を見てダークデッカードは叫ぶ。

 

デッカード「分かった!勇太!!」

 

ダークデッカードの言葉を信じて、デッカードは勇太に叫ぶ。

 

勇太「うん!」

 

デッカードの言葉を聞いて勇太は勇者警察手帳を出した。

 

勇太「ブレイブ・アップ!ジェイデッカー!!!」

 

勇者警察手帳を掲げてコールする。

 

ジェイデッカー「ジェイ、デッカァァァァァァッ!!!!!!」

 

勇太のコールでデッカードは自動運転で来ていたジェイローダーと合体して、ジェイデッカーになった。

 

ジェイデッカー「ジェイバスター!!!!」

 

合体を完了したジェイデッカーはジェイバスターを出して異形の生物にターゲットをロック、最大出力でビームを発射した。

 

ビームはエルヒガンテから露出した異形の生物を貫き、消滅させた。

 

エルヒガンテ「ガカッ…ガアァァァァァァァァァ………………」

 

異形の生物を消滅させられたエルヒガンテは糸の切れた人形ののように膝から崩れ落ち、倒れ込んで動かなくなった。

 

ジェイデッカー「やった!」

 

動かなくなったエルヒガンテを見てジェイデッカーは勝利を確信した。

 

ダークデッカード「よし。む!」

 

ジェイデッカーがエルヒガンテを倒したのを見てダークデッカードは頷くとズドンッと言う音を聴いて、その方向を見ると切歌と調を人質に取られてまともに攻撃できず、ノイズΣズイグルの攻撃を一方的に受け続けているミレニアムゴジラの姿が見えた。

 

ダークデッカード「ゴジラ、手を貸すぞ!!」

 

ミレニアムゴジラの危機を見てダークデッカードは跳躍すると同時に足裏にあるブースターを噴射して加速と上昇した。

 

ダークデッカード「ダークソード!!!」

 

右脹ら脛辺りを開き、黒い色をした刃をした刀ー『ダークソード』を引き抜くと切歌と調が捕らわれているケース近くに手を掛けた。

 

ダークデッカード「デヤッ!!!」

 

ケースをダークソードで一刀両断し、ケースの蓋部分のみを破壊すると切歌と調の2人を開いている片手で掴むと拘束具ごと引っこ抜き、離れた。

 

ダークデッカード「今だ!!」

 

離れた瞬間にダークデッカードはミレニアムゴジラに伝える。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルルル!!ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

ダークデッカードの言葉を聞いてミレニアムゴジラはノイズΣズイグルを掴んだ。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」

 

今まで好きなようにやってくれたノイズΣズイグルに、仮を返すようにミレニアムゴジラは力任せにノイズΣズイグルの両腕を引き千切り、蹴り跳ばした。

 

蹴り跳ばされたノイズΣズイグルは何とかバランスを保って倒れないようにすると残された腕部分を収納すると十字架型になると撤退をしようとした。

 

マリア「そうはいかないわよ!!!」

 

撤退しようとしたノイズΣズイグルを見てマリアはギアを変化させる。

 

ギアのプロテクター類は消滅もしくは小型化し、露出度は通常形態よりも低下している衣装ーかつて、本当のパヴァリア光明結社の幹部が使用したシンフォギアのような兵装『ファウストローブ』。

 

そのファウストローブの元である賢者の石、『ラピス・フィロソフィカス』のエネルギーがシンフォギアと融け合うことで誕生したシンフォギアの強化形態『アマルガム』を発動させた。

 

マリア「はあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

 

アマルガムとなって、左手から形成されたドラゴン型のアームドギアを伸ばし、撤退するノイズΣズイグルを縛り上げる。

 

縛り上げられたノイズΣズイグルは全く上昇できなかった。

 

マリア「今よ、リル!!」

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」

 

マリアの合図を聞いてミレニアムゴジラも両手を輝かせるとマリアと同じアームドギアを展開、両手と自身の口から発射される三重の放射火炎『Triple†Radiant flame』を繰り出した。

 

Triple†Radiant flameにマリアのアームドギアにより動けなくなっているノイズΣズイグルは飲み込まれ爆散した。

 

ダークデッカード「流石だ」

 

着地して切歌と調を降ろしながらノイズΣズイグルを撃破したミレニアムゴジラを見てダークデッカードは言う。

 

マリア「さあ、これで手駒は無くなったわよ!」

 

ジェイデッカー「観念するんだな、キム・ジェイン!!」

 

今回の元凶であるジェインに構えて言う。

 

ジェイン「く、くそっ!」

 

圧倒的フリな状態になったジェインはどうするかと考えているとどこからか缶のようなものがいくつか飛んできて地面に落ちると上下から白い煙を吹き出した。

 

ドリルボーイ「な、なになに!?」

 

マリア「これは煙幕!?」

 

缶から吹き出てきた白い煙ー煙幕により視界を奪われてしまう。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

その中で、ミレニアムゴジラは気配でジェインを見つけると捕らえようとする。

 

しかし、後ろから巨大な人型の影が現れた。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルルル!?」

 

気配に気付いてミレニアムゴジラは振り向くとティラノサウルスのような顔が胸に付いた巨人がおり、振り向いた瞬間にミレニアムゴジラは巨人の持っているだろう剣か何かに斬られてしまい後退する。

 

反撃しようとしたミレニアムゴジラだったが巨人はさらに増した煙幕によりその姿を隠した。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルルル…」

 

気配が遠ざかっていくのを感じてミレニアムゴジラは警戒すると煙幕が薄くなり、晴れていく。

 

ジェイデッカー「消えた…」

 

デューク「どうやら逃げたようだな」

 

煙幕が晴れて周辺を見渡しすとジェインの姿は無くなっていた。

 

ジェイデッカー「あぁ。それで、君について話してもらおうか。一緒に本庁まで来てくれ」

 

ジェインが消えて捜索は後にして今はダークデッカードから話を聞く必要があり、同行を求めた。

 

ダークデッカード「あぁ、構わない」

 

同行を求められたダークデッカードは頷いて了承するのだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。