戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第660話 不気味な島の戦い2

マリア「はあぁぁぁぁぁッ!!!!」

 

蛇腹状にしたアームドギアの刃で周辺にいたガナードを胴から凪払う。

 

チェーンソー男「ガアァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

ガナードを凪払ったマリアの後ろからチェーンソー男がチェーンソーを振り回しながら迫ってきた。

 

チェーンソー男が振り回すチェーンソーに巻き込まれて他のガナードたちは斬られていく。

 

マリア「仲間ごとって…危なっかしいわね!」

 

仲間を斬りながら向かって来るチェーンソー男にそう言いながらマリアは跳躍して回避する。

 

刹那にマリアがいた場所にチェーンソーが振り下ろされて地面を切り裂く。

 

チェーンソー男「ガアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

攻撃を避けられてチェーンソー男は悔しいのか雄叫びを上げていた。

 

マリア「寄生されるだけでこんなにパワーがあるなんて…全く、泣けてくるわね!」

 

どっかの誰かの名台詞に似た言葉を言ってマリアは自身の方からチェーンソー男に向かって行く。

 

チェーンソー男「ガアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

向かって来るマリアにチェーンソー男も真っ向から向かって行く。

 

マリア「はっ!!!!」

 

チェーンソーの範囲に入る瞬間にマリアは跳躍すると空中でアームドギアを蛇腹状にしてチェーンソーに絡めるとチェーンソー男からチェーンソーを奪い取った。

 

チェーンソー男「!?、ガアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

武器を奪われたチェーンソー男は怒っているのかマリアに向かってダッシュしてくる。

 

マリア「取られて怒ってるのかしら?だったら返すわよ!!」

 

向かって来るチェーンソー男にそう言ってマリアはアームドギアを振るうと巻かれていたチェーンソーがチェーンソー男の頭に向かっていく。

 

チェーンソーの歯が主であったチェーンソー男の頭を真っ二つに切り裂いた。

 

頭から体を真二つにされて、チェーンソー男は左右に分かれて倒れた。

 

マリア「真っ二つにすると変異体にはならないようね」

 

頭を破壊すればプラーガが露出した変異体ガナード"露出したガナード"になると聞いていたが頭から体を真っ二つにすれば流石にそうはならないと確認する。

 

マリア「さて次は…」

 

クリス「うわッ!!!」

 

マリア「クリス!?」

 

次に構えているとクリスが飛んできて、驚きながらもキャッチした。

 

マリア「大丈夫?」

 

クリス「わ、わりぃ…アイツに吹っ飛ばされた」

 

クリスの指を指した方見ると翼たちと戦う昆虫じみた質感の黒い肉体に鋭い尻尾とエイリアンを彷彿とさせる不気味ながらもスタイリッシュな造形をしている怪人がいた。

 

マリア「アイツは確か、ヴェルデューゴ!」

 

怪人が昆虫人間型のB.O.W.『ヴェルデューゴ』を確認する。

 

クリス「情報通り、かなり頑丈だ。おまけに…」

 

翼の攻撃を易々とかわしながら時々肩をすくめていた。

 

クリス「バケモンのクセに人間くささがある」

 

マリア「言えてるわね。それでもやるしかないわよ!」

 

クリス「バックアップは任せな!」

 

マリア「頼んだわよ!!」

 

クリスにバックアップを任せてマリアはヴェルデューゴに向かって行く。

 

マリア「やあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーッ!!!!」

 

ヴェルデューゴに斬りかかるマリア。

 

ヴェルデューゴ「!」

 

マリアに気付いたヴェルデューゴは素早く後ろに飛んで回避する。

 

4人『マリア!/さん!』

 

マリア「5人で協力するわよ!」

 

マリアに言われてヴェルデューゴを円陣で取り囲む。

 

翼「はぁぁぁッ!!!」

 

切歌「デエェース!!!」

 

調「やあぁぁッ!!!」

 

刀や鎌、ノコギリ型のアームドギアで一斉に攻撃するも全てヴェルデューゴは見切り回避する。

 

マリア「個々では避けられる…だったら、数で攻めればどう!!」

 

左腕の篭手から引き抜いた小太刀を周辺に展開・放出して、ヴェルデューゴに向かって放った。

 

高範囲攻撃である『INFINITE†CRIME』だが、小太刀は全てヴェルデューゴの皮膚に刺さらず弾かれてしまう。

 

マリア「当たっても弾かれる!?」

 

弾かれてしまったことに驚くマリア。

 

一切攻撃が当たらないマリアたちにヴェルデューゴは手招きして挑発する。

 

翼「挑発してくれる!」

 

ヴェルデューゴの挑発に乗りかけてアームドギアを構える。

 

クリス「先輩、みんな!離れてろ!!」

 

挑発に乗りかけたマリアたちにクリスが叫ぶ。

 

クリス「ほだえやがれぇ!!!」

 

未来「当たって!!!」

 

小型ミサイルと二連装ガトリングガンの弾丸の雨を繰り出すクリスと折り畳んだ状態のアームドギアからビームを発射する未来。

 

しかし、ヴェルデューゴはそれらも簡単には避けきってしまう。

 

調「あれも避けるなんて…」

 

切歌「本当に人をベースにしてるんデスか!?」

 

人間をベースにしたとは思えないヴェルデューゴの身体能力に2人は驚く。

 

翼「泣き言は後にしろ!何とかしてコイツの動きを止めねば…」

 

2人にそう言っているとヴェルデューゴが鋭い爪のある3本指の手で翼に襲いかかる。

 

翼「くっ!?」

 

何とかアームドギアで防ぐ翼。

 

マリア「つば…」

 

助けにいこうとするマリアだったがヴェルデューゴは尻尾でマリアを殴り飛ばした。

 

マリア「うあッ!!」

 

殴り飛ばされたマリアは壁に叩きつけられてしまう。

 

翼「マリア!!」

 

殴り飛ばされたマリアを心配して余所見をしてしまった翼にヴェルデューゴは尻尾を絡めて捕らえた。

 

翼「しまっ…ぐあぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

尻尾に縛られた翼は抜け出そうとするが締め付けられてしまう。

 

調「翼さん!」

 

切歌「今助けるデス!!!」

 

今度は調と切歌が助けに行こうとした時だ。

 

?「グオォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

奇声を上げながら地面から舌が異様に伸びた人間の上半身に、背中からは巨大なプラーガが露出し、昆虫の腹部を持ち、その巨体をトカゲのような4本の足で支えている怪物が出てきた。

 

切歌「き、気持ち悪いのが出てきたデス!!」

 

調「あれがU-3!?」

 

現れた怪物、プラーガを用いた応用実験により誕生した複数の生物の遺伝子(人間、昆虫、爬虫類)を持つ合成生命体『U-3』に驚く。

 

U-3「グオォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

U-3は雄叫びを上げてプラーガの部分が鎌で2人に襲いかかった。

 

調「わっ!?」

 

切歌「デデデーッ!?」

 

慌てて回避する2人。

 

そんな2人をU-3は追撃する。

 

クリス「くそ、他のB.O.W.も出てきたか!」

 

未来「クリス、上!」

 

クリス「あん…げっ!?」

 

U-3が現れたのを見て言っていると未来に言われて見上げてみればガトリングガンを向けている大男がいた。

 

クリス「避けろ!!」

 

慌てて言うと大男のガトリングガンが火を吹いてさっきまでいた場所を穴だらけにする。

 

未来「あれは確か、ガトリングガン男!」

 

クリス「マジでガトリングガンを置かないで撃ってやがる…」

 

本来なら銃架が必要なガトリングガンを腕力だけで制御するガトリングガン男を見て言う。

 

ガトリングガン男「おっ◯いペラペラソース!!」

 

クリスのある部分を見てガトリングガン男は叫ぶ。

 

クリス「今、アタシのどこを見て言ったぁ!!!!」

 

言われたクリスはぶちギレで言う。

 

未来「クリス!」

 

ぶちギレでガトリングガン男に言うクリスに未来が再度呼ぶとガトリングガン男の周囲に犬らしき生き物の姿が現れた。

 

犬?『ガルルルル!!!!』

 

クリスたちに威嚇する犬たち。

 

その背中からはプラーガの触手が露出していた。

 

クリス「今度はコルミロスかよ!!」

 

プラーガに寄生された犬、『コルミロス』を見て叫ぶ。

 

未来「これだけの数が一気に出てくるなんて…」

 

クリス「泣き言は後だ!コイツらをさっさと片付けて、マリアたちを助けるぞ!!」

 

未来「うん!」

 

大量のB.O.W.に圧倒されながらもアームドギアを構えて言うのだった。

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