戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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勇太を救うためにジェインがいる島へ上陸したデッカード、ダークデッカード、マリアたち。

島にはプラーガ由来のB.O.W.が放たれていた。

何とか気づかれずに島の中央にある研究施設ことマリアたちが自分たちの世界で自衛隊と合同で制圧しようとしたテロ組織のアジトにたどり着く。

しかし、そこでガナードをはじめ、ヴェルデューゴ、U-3、ガトリングガン男(J.J.)などのB.O.W.の奇襲に遭ってしまう。

さらに例の子供とその子供が操る巨大恐竜型ロボット『レックスシャドー』が出現。

何とか全てを撃破もしくは退けるも現れたジェインの洗脳錬金術によりダークは洗脳され、さらにダークネスローダーと合体して暗黒勇者 ダークネスジェイデッカーとなって立ちはだかってしまう。


第664話 圧倒、Dジェイデッカー

未来「危ない!!」

 

デッカードに向かって放たれたビームの前に未来が飛び出して来て、ビームをアームドギアから発射した。

 

ビーム同士がぶつかり合うが、直ぐにダークネスジェイバスターのビームが未来のビームを押し返す。

 

未来「くっ!」

 

押し返される自身のビームを見て、未来は発射している鏡を下に傾けて、ダークネスジェイバスターのビームの下に潜り込ませた。

 

未来「きゃっ!!」

 

下に潜り込ませたビームのお陰でダークネスジェイバスターのビームは上へ軌道をずらしたために直撃を免れるも衝撃波で吹き飛ばされてしまう。

 

クリス「危ねぇ!!」

 

吹き飛ばされた未来をクリスが跳躍してキャッチした。

 

クリス「大丈夫か?」

 

未来「うん、何とか…」

 

クリス「ったく、響みたいな無茶すんなよな」

 

響並みの無茶をした未来にクリスは言う。

 

Dジェイデッカー「くっ、直撃を避けられたか…」

 

未来に軌道をずらされて直撃を避けられたのを見てDジェイデッカーは悔しがっていた。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

すると背後からミレニアムゴジラが放射火炎を放った。

 

Dジェイデッカー「とう!!」

 

が、Dジェイデッカーは跳躍して回避する。

 

マリア「そこッ!!」

 

そこへマリアがHORIZON†CANNONを放つ。

 

Dジェイデッカー「フッ、ダークネスソード!!」

 

HORIZON†CANNONをDジェイデッカーは黒い刀身の刀ー『ダークネスソード』を左の脹ら脛から抜くと両断されて、一部が雨のようにマリアに降り注がれた。

 

マリア「くっ!?」

 

降ってくるHORIZON†CANNONをマリアは走りながら回避する。

 

クリス「ほだえやがれ!!!」

 

Dジェイデッカーの後ろからクリスが大型ミサイル2機を展開し、発射した。

 

大型ミサイル2機を展開して発射するのは『MEGA DETH FUGA』である。

 

Dジェイデッカー「はっ!」

 

MEGA DETH FUGAのミサイルをDジェイデッカーはダークネスソードで両断・破壊する。

 

両断されたミサイルが爆発して、Dジェイデッカーの周辺を黒煙が覆った。

 

翼「今だ!!」

 

切歌「デース!!」

 

調「やあぁっ!!」

 

視界を奪われたDジェイデッカーを見て翼、切歌、調が跳躍して斬りかかる。

 

Dジェイデッカー「甘い!!!」

 

センサーを起動させていたDジェイデッカーは翼たちの接近に気付いて両肩が展開していた小型ミサイルを発射した。

 

3人『きゃあぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!』

 

小型ミサイルは翼たちの前まで来ると爆発、爆風で黒煙ごと吹き飛ばした。

 

Dジェイデッカー「ダークネスジェイバスター!!」

 

クリス「ぐあっ!!!」

 

未来「きゃっ!!!」

 

マリア「うあっ!!!」

 

デッカード「うわあぁっ!!!」

 

黒煙を晴らしたDジェイデッカーはダークネスジェイバスターでクリスたちを狙撃て吹き飛ばした。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

マリアたちがやられたのを見てミレニアムゴジラは放射火炎を放とうとするが…。

 

Dジェイデッカー「ダークネスサンダー!!!」

 

放射火炎を放とうとするミレニアムゴジラにDジェイデッカーはダークネスソードから黒い雷ー『ダークネスサンダー』を放った。

 

ミレニアムゴジラ「ゴギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

 

ダークネスサンダーを喰らい、放射火炎を放つのを妨害されてしまい、ダメージを受けて苦しみの声を上げるミレニアムゴジラ。

 

ジェイン「フハハハハハ!!良いぞ、Dジェイデッカー!そのままそいつらを殺してしまえ!!!」

 

圧倒的有利に進む戦況にジェインは叫び、勇太は目を逸らそうとする。

 

Dジェイデッカー「止めだ、ゴジラ!!ダークネス…」

 

?「タイガーキャノン!!」

 

Dジェイデッカー「何!?」

 

ミレニアムゴジラにダークネスジェイバスターを向けた瞬間、左側から声が聞こえて見ると一筋のビームが飛んできた。

 

Dジェイデッカー「ぐおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

ビームを喰らい、Dジェイデッカーは吹き飛ばされて背中から地面に叩きつけられた。

 

ジェイン「なに!?」

 

勇太「今のは!」

 

吹き飛ばされてしまったDジェイデッカーを見てジェインは驚き、ビームと声に見覚えがある勇太はその方向を見ると1体の虎の顔が胸にあり、右肩にあるキャノン砲をDジェイデッカーに向けているロボットがいた。

 

ロボットはキャノン砲を背中にやると、ボディビルダーのようなポーズで名乗りを上げた。

 

Sビルドタイガー「スーパービルド、タイガァァァァァァーーーーーーーーーーーーッ!!」


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