戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

870 / 1217
第666話 戻ってこい!

ジェイデッカー「はあっ!!」

 

Dジェイデッカー「ぬうぅ!!」

 

ジェイデッカーとDジェイデッカーは電磁警棒とダークネスソードでつばぜり合いを行い、互いに距離をとる。

 

Dジェイデッカー「ダークネスバスター!!」

 

ジェイデッカー「ジェイバスター!!」

 

距離をとるなり、同時にダークネスバスターとジェイバスターを構えて発砲。

 

お互いのビームがお互いのビームを相殺する。

 

Dジェイデッカー「ダークネスサンダー!!」

 

ジェイデッカーが動くより早くDジェイデッカーがダークネスソードから雷撃であるダークネスサンダーを放った。

 

Sビルドタイガー「させるか、タイガーキャノン!!」

 

ダークネスサンダーをSビルドタイガーがタイガーキャノンで相殺させる。

 

デュークファイヤー「ファイヤーソード!!」

 

Dジェイデッカー「くっ!!」

 

ダークネスサンダーを相殺して直ぐにデュークファイヤーがファイヤーソードで斬りかかるもDジェイデッカーは何とかダークネスソードで受け止める。

 

翼「剣ならば私にもあるッ!!」

 

そこへ翼がアームドギアを巨大化させてダークネスソードに叩きつける。

 

流石のダークネスソードもファイヤーソードと巨大化したアームドギアを受け止めきれずにバキイィンっと音を立てて折れた。

 

Dジェイデッカー「ダークネスソードが…くっ、喰らえ!!」

 

距離を素早くとり、折れたダークネスソードを投げ捨てて両肩からミサイルを発射する。

 

クリス「ミサイルにはミサイルだ!!」

 

Dジェイデッカーのミサイルをクリスが12機もの大型ミサイルを展開し発射した。

 

巨大戦艦すら簡単に破壊出来るクリスの技で、単体大火力の『MEGA DETH INFINITY』がDジェイデッカーのミサイルを全て破壊し尽くした。

 

Dジェイデッカー「おのれ!!」

 

ミサイルも破壊されて、Dジェイデッカーはダークネスバスターを発砲する

 

マリア「やらせない!!」

 

蛇腹剣で十字を切るモーションの後、左腕ユニットを爪状に変形させてから相手に突き出すとダークネスバスターのビームに無数の十字架状のエネルギーが襲いかかった。

 

マリアの『DIVINE†CALIBER』がダークネスバスターのビームを相殺したのだ。

 

Dジェイデッカー「この!」

 

切歌「デース!!」

 

調「やあぁぁぁッ!!」

 

再度発砲しようとしたが、切歌と調がそれぞれのアームドギアでダークネスバスターを攻撃した。

 

2人の攻撃で、ダークネスバスターは破壊されて爆発した。

 

Dジェイデッカー「なんだと!?」

 

ダークネスバスターが破壊されたのを見てDジェイデッカーは驚く。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」

 

驚いているDジェイデッカーにミレニアムゴジラが放射火炎を放った。

 

Dジェイデッカー「ぐわあぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!」

 

放射火炎を喰らい、Dジェイデッカーは数十メートル吹き飛ばされて、地面に叩きつけられた。

 

Dジェイデッカー「く、くそ……!?」

 

ボロボロになってしまっている体を動かしてまだ戦おうとするDジェイデッカーだったが目の前にジェイバスターを向けているジェイデッカーがいることに気付く。

 

しかし、ジェイデッカーはトリガーに指を掛けていなかった。

 

Dジェイデッカー「なぜ引き金を引かない!なぜ躊躇う!!俺はお前たちの敵だぞ!!!」

 

トリガーに指を掛けていないことに気づいたDジェイデッカーはジェイデッカーに言う。

 

ジェイデッカー「お前は敵じゃない。私たちブレイブポリスの仲間だ」

 

Dジェイデッカー「ふざけるな!俺は貴様らを倒すためだけに生まれた戦士だ!!」

 

ジェイデッカー「それは違う!お前は私たちと同じ正義の心を持ったロボットだ!お前にある超AIにより生まれた正義の心を思い出すんだ!!」

 

洗脳されているとはいえ、敵だと言うDジェイデッカーにジェイデッカーは仲間だと言う。

 

Dジェイデッカー「俺の中にある…正義の心……」

 

ジェイデッカーに言われて引っ掛かったのか、Dジェイデッカーは考え始めた。

 

ジェイン「奴らの戯言など聞くな!」

 

Dジェイデッカー「!?」

 

考え始めたDジェイデッカーに、ジェインが叫んだ。

 

ジェイン「お前は邪魔者を倒し、不完全な者たちを滅ぼすために産まれたのだ!」

 

Dジェイデッカー「そうだ、俺は…!?」

 

ジェインに言われて敵だと再度言い掛けた時、Dジェイデッカーの内部である光景が浮かんだ。

 

洗脳される前の姿、ブレイブポリスたちと仲間として受け入れられた自身の姿だった。

 

Dジェイデッカー「なんだ、これは!?この記憶はいったい!?」

 

突然のことにDジェイデッカーは頭を抱えて混乱し始めた。

 

クリス「いったいどうしたんだ?」

 

レジーナ「多分、デッカードの言葉で彼の超AIが洗脳される前の記憶を呼び起こしたんだわ!そのまま呼びかけ続けて!そうすればきっと洗脳が解けるはずよ!」

 

混乱し始めたDジェイデッカーを見て疑問に思っているとレジーナがそう言う。

 

ジェイデッカーの仲間であると言う言葉に、超AIがDジェイデッカーの洗脳される前の記憶、ダークデッカードの深層意識が呼び起こしたのだ。

 

ジェイデッカー「分かった!ダーク、戻って来るんだ!」

 

Sビルドタイガー「お前は私たちの仲間だ!」

 

デュークファイヤー「今ならまだ間に合う、戻ってくるんだ!!」

 

ガンマックス「戻ってこい!」

 

シャドウ丸「戻ってくるんだ!」

 

マリア「戻ってきなさい!」

 

切歌「戻ってくるデス!」

 

調「お願い、戻ってきて!」

 

未来「戻ってきてください!」

 

クリス「戻ってこい!」

 

翼「戻ってくるんだ!」

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」

 

勇太「戻って、ダーク!!」

 

レジーナに言われて一斉にDジェイデッカーに言う。

 

Dジェイデッカー「うぅ…うああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

 

叫びを聞いて、Dジェイデッカーは頭を抱えて膝をついてダラリとして動かなくなった。

 

ジェイデッカー「ダ、ダーク?」

 

動かなくなったDジェイデッカーに近づくジェイデッカー、するとDジェイデッカーが突然動いた。

 

Dジェイデッカー「!!」

 

ジェイデッカー「な!?」

 

ジェイデッカーが近づくなり、突然動いたDジェイデッカーは制式拳銃を左脹ら脛から出して発砲した。

 

周囲に乾いた発砲音が響き渡ったのだった。




響「あれ?作者さんは?」

エルザ「なにやらXDで事件発生らしく、奔走中であります」

響「あぁ、例のコラボだね」

エルザ「はい。まさかの事態に作者も慌てているようであります」

響「まあ、うん。みんなそうだよね。あ、作者さんの叫びは活動報告にあります!」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。