戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第668話 ナナシ

調「リルくん!?」

 

切歌「リルくんが一方的にやられてるデス!!」

 

連戦してるとは言え強靭な生命力を有するゴジラ一族のミレニアムゴジラが怪物に一方的にやられてるのを見て驚く。

 

ジェイン?「…………」

 

ミレニアムゴジラを倒した怪物は離れているマリアたちの方向を向いた。

 

Sビルドタイガー「来るぞ!!」

 

Sビルドタイガーが警戒を促す、しかし怪物はすでにその場から離れてSビルドタイガーの背後をとっていた。

 

ジェイン?「フォッフォッフォッゲロロロロロロロロロロ!!!!!!」

 

Sビルドタイガー「なに!?うわぁ!!」

 

いつの間にか背後をとっていた怪物に反応できず、Sビルドタイガーは首を締め上げられる。

 

勇太「Sビルドタイガー!!」

 

首を締め上げられながらも自身を落とさないようにするSビルドタイガーを心配する勇太。

 

レジーナ「デューク、Sビルドタイガーを助けて!」

 

デュークファイヤー「ラジャー!!」

 

レジーナに言われてデュークファイヤーはレジーナを降ろしてSビルドタイガー救援に向かう。

 

デュークファイヤー「ファイヤーソード!であっ!!」

 

ファイヤーソードを引き抜き斬りかかるが…。

 

ジェイン?「フォッフォッフォッゲロロロロロロロロロロロ!!!!」

 

デュークファイヤー「なに!?ぐあっ!!」

 

怪物はSビルドタイガーを投げ飛ばすとファイヤーソードの斬撃をイナバウアーのように体を後ろへ仰け反らせて回避すると右足を上げて、デュークファイヤーを蹴り飛ばした。

 

ジェイン?「フォッフォッフォッゲロロロロロロロロロロロ!!!!!!」

 

蹴り飛ばしたデュークファイヤーに怪物は素早く起き上がるなり、破壊光線を至近距離で発射した。

 

デュークファイヤー「ぐわあぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

 

至近距離で破壊光線を喰らってデュークファイヤーは身体中にヒビが入ってしまうほどのダメージを負って倒れた。

 

Sビルドタイガー「デュークファイヤー!おのれ!!」

 

勇太を降ろしたSビルドタイガーがタイガーキャノンを構える。

 

Sビルドタイガー「タイガー…」

 

ジェイン?「フォッフォッフォッゲロロロロロロロロロロロ!!!!!!」

 

Sビルドタイガー「キャノ、ぐあぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」

 

タイガーキャノンを放とうとしたSビルドタイガーを怪物は撃たれる前に一気に距離を積めて膝蹴りをSビルドタイガーの顔に叩き込んで防いだ。

 

その後、馬乗りなった怪物はSビルドタイガーの胸部に容赦なくパンチを連打する。

 

怪物の連打に、Sビルドタイガーの胸部が変形し始めた。

 

シャドウ丸「こいつはマズイ!」

 

ガンマックス「俺も行くぜ!!」

 

Sビルドタイガーの危機にシャドウ丸とガンマックスの2人が向かう。

 

シャドウ丸「てやっ!せいっ!」

 

手裏剣を怪物の背後から放つシャドウ丸。

 

ジェイン?「フォッフォッフォッゲロロロロロロロロロロロ!!!!!!」

 

しかし、怪物は手裏剣を体をくねらせて回避した。

 

シャドウ丸「なんだと!?」

 

背後から放ったハズなのに回避されたことに驚く。

 

ガンマックス「喰らえ、バケモン!!」

 

怪物に向かって発砲するガンマックスだっが、怪物は弾の軌道が見えるのか簡単に避けて見せた。

 

ガンマックス「た、弾を避けただと!?」

 

弾を避けられて驚く。

 

ジェイン?「フォッフォッフォッゲロロロロロロロロロロロ!!!!!!!」

 

驚いているガンマックスに怪物は一気に距離を積め跳躍すると、腹部に向かって飛び蹴りを叩き込んだ。

 

ガンマックス「ぐわあぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

 

怪物の飛び蹴りを喰らいガンマックスは吹き飛ばされてしまう。

 

シャドウ丸「ガンマックス!!、うわあぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 

ガンマックスが吹き飛ばされてしまったのを見て叫んでいたシャドウ丸の背中に怪物は踵落としを叩き込んでダウンさせる。

 

クリス「くそ、これ以上やらせるか!!」

 

ブレイブポリスが次々に倒されるのを見てクリスは小型ミサイルを発射するが、怪物は全て避けきる。

 

クリス「ミサイルを避けた!?」

 

弾丸よりも速いハズのミサイルを避けたのを見てクリスは驚く。

 

ジェイン?「フォッフォッフォッゲロロロロロロロロロロロ!!!!!!!!」

 

クリス「しまっ、うあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 

怪物は跳躍して反応が遅れたクリスの乗っているロケットを破壊、地面に落とした。

 

『雪音/クリス/先輩!!』

 

翼「おのれ…奴はどこに?」

 

クリスを倒した怪物に殺意を向けている間に怪物本人の姿がなく辺りを見回す翼。

 

マリア「翼、上!!」

 

翼「なに!?」

 

マリアに言われて見上げると怪物が更に高く跳躍していた。

 

ジェイン?「フォッフォッフォッゲロロロロロロロロロロロ!!!!!!!!」

 

マリアたちの真上から破壊光線を放つ怪物。

 

『きゃあぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!』

 

破壊光線を避けれずにまともに喰らったマリアたちは次々に地面に叩き落とされてしまう。

 

ジェイデッカー「み、みんな!」

 

Dジェイデッカー「ジェイデッカー、俺のことはいい。速く救援に行ってやれ」

 

ジェイデッカー「しかし…」

 

Dジェイデッカー「どうせ俺は碌に動かねぇんだ、俺に構うよりかお前は仲間を助けに行くんだ」

 

ジェイデッカー「ダーク…分かった、すぐに戻る!!」」

 

助けにいけと言うDジェイデッカーの気持ちを受けとり、彼を降ろしてジェイデッカーは怪物に向かって飛翔する。

 

ジェイデッカー「ジェイバスター!!」

 

ジェイバスターを出して実弾を用いるガンモードで連射する。

 

ジェイン?「フォッフォッフォッゲロロロロロロロロロロロ!!!!!!!」

 

怪物はそれすらも簡単に避けてしまう。

 

ジェイデッカー「マシンガンですら避けるだと!?」

 

ジェイン?「フォッフォッフォッゲロロロロロロロロロロロ!!!!!!!」

 

連射の攻撃ですら簡単に避けてしまったのを見て驚くジェイデッカーに怪物は跳躍すると顔面に向かって回し蹴りを叩き込んだ。

 

ジェイデッカー「ぐわあぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」

 

怪物の回し蹴りを顔面に喰らい、地面に叩き落とされるジェイデッカー。

 

勇太「ジェイデッカー、みんな!!」

 

レジーナ「あれって本当に人間だったの!?」

 

ジェイデッカーたちが倒されて勇太は叫び、人間離れし過ぎる動きにレジーナは驚く。

 

勇太「こっちを見た!!」

 

怪物が自分達を見たのが見えて勇太は叫ぶ。

 

ジェイン?「フォッフォッフォッゲロロロロロロロロロロロ!!!!!!!!!」

 

勇太とレジーナを見た怪物は破壊光線を発射した。

 

勇太・レジーナ「「うわあぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」」

 

破壊光線が着弾して、勇太とレジーナの姿が爆発に消える。

 

ジェイデッカー「ゆ、勇太!!」

 

デュークファイヤー「レディ!!」

 

破壊光線が着弾・爆発したのを見てジェイデッカーとデュークファイヤーは叫ぶ。

 

ナナシ「フォッフォッフォッゲロロロロロロロロロロロ!!!!!!!」

 

ジェインが品種改良されたプラーガのプロトタイプを投与して変異したB.O.W.こと『****怪獣 ナナシ(Bタイプ)』(以後『ナナシ』)は爆発を見て雄たけびを上げるのだった。


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