戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第682話 降りてきた者

地球と月の間の宙域に宇宙大怪獣帝国軍の水星基地『カロリス』と木星基地『スピスト』の両基地から発進した第二次降下艦隊連合艦隊はいた。

 

通信兵「艦長、第一攻撃艦隊より入電です!」

 

ゼルト「読み上げろ」

 

通信兵「地球人の攻撃による我が方の被害は軽微なれど、地球怪獣たちにより地上制圧部隊の侵攻に遅延の可能性あり!」

 

ゼルト「地球怪獣…帝国所属の宇宙怪獣たちを押し留めているのか」

 

地球に降りた第一攻撃艦隊の通信兵から聞いて、ゼルトは意外と言う顔をする。

 

宇宙怪獣は地球に住む怪獣たちと違い、宇宙という厳しい環境でも生存するために自身の体を適応させている。

 

それが地球などの惑星内になればより強力なモノになる。

 

そんな宇宙怪獣を地球怪獣たちが押し留め、侵攻を遅らせていると言うのだからだ。

 

ブラックエンド「ほう、地球怪獣にも骨のありそうなのがいそうじゃな。どれ、儂が少し試してくるかの」

 

話を聞いていたブラックエンドは艦橋の出入り口へ向かい始めた。

 

ゼルト「お気を付けを、将軍」

 

ブラックエンドにゼルトは言う。

 

ブラックエンド「なに、まだまだ若いもんには負けんよ」

 

ゼルトに言われ、ブラックエンドはそう言うと艦橋から出ていった。

 

 

 

マクダター「ギガラアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

パワードゴモラ「ギイィィィシャアァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

北米にてマクダターとパワードゴモラが戦っていた。

 

マクダター「ギガラアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

パンチを繰り出すマクダター。

 

マクダターとパワードゴモラの体の大きさは人間で言えば大人と子供に近い大差があった。

 

パワードゴモラ「ギイィィィシャアァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

パンチを繰り出したマクダターにパワードゴモラは超振動波を発射した。

 

マクダター「!?」

 

超振動波を喰らったマクタダーの肘から下を吹き飛んで失った。

 

マクダター「ギガラアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

しかし超振動波を喰らって肘から下を失ったが、すぐに再生して元に戻った腕で殴り付けた。

 

殴り付けられたパワードゴモラの姿が見えなくなった。

 

マクダター「?」

 

殴り付けたマクタダーだったが、感覚が無いことに気付いて拳を上げるとパワードゴモラの死体は無く、代わりにクレーターと穴が空いていた。

 

マクダター「!?」

 

穴を見てどうなっているのかと察したマクタダーだったがすぐ後ろの地面からパワードゴモラが飛び出してきた。

 

パワードゴモラ「ギイィィィシャアァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

地面から飛び出したパワードゴモラはエネルギーをチャージした超振動波を発射した。

 

マクダター「ギガアァァァァ…………」

 

通常より巨大な超振動波がマクダターの頭部に命中した。

 

超振動波を喰らったマクダターの頭部は消滅し、残された巨体は地球の地に倒れ、動かなくなった。

 

パワードゴモラ「ギイィィィシャアァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

 

マクダターを倒したパワードゴモラの雄叫びが響き渡る。

 

マクダターが倒されたのを近くで見ていた宇宙怪獣たちの何体かはパワードゴモラの実力に後退りしていた。

 

しかし、パワードゴモラはいまだに臨戦態勢を解かず、集中していた。

 

巨大な怪獣であるマクダターを倒したはしたが、いまだにマクダター並の巨大宇宙怪獣がいまだに暴れていたからだ。

 

パワードゴモラ「グルルルル!!!!!!!」

 

援護しに行こうとするパワードゴモラ。

 

パワードゴモラ「グルルル?」

 

だが、すぐに空を見上げた。

 

"何かが来る"…それも強大な力を持った何かが…。

 

そう思っていたその時だった、何かが目の前に落下してきた。

 

落ちてきたなにかは土煙で見えなかった。

 

目を凝らしていた時、土煙を貫くように火炎が飛んできた。

 

パワードゴモラ「!?」

 

飛んできた火炎にパワードゴモラはイナバウアーのように体をよじり回避した。

 

?「ほう、今の攻撃を避けるとは…それにマクダターを倒したその実力、どうやら本物のようだな」

 

不意打ちの攻撃を回避したパワードゴモラを見てその者は感心しながら出てきた。

 

テントウムシに似た模様を持つ球体からワニのような頭と長い尻尾が飛び出した姿していた。

 

パワードゴモラ「何者だ、貴様?」

 

落ちてきたその者にパワードゴモラは問う。

 

"ただ者ではない"、そんなプレッシャーをパワードゴモラは感じていた。

 

コイツはさっきまでの宇宙怪獣とは格が違っていたのは明らかだった。

 

ブラックエンド「儂か。そうじゃな、名乗っておこう。儂は宇宙大怪獣帝国六王第二位大将、ブラックエンドじゃ」

 

『円盤生物 ブラックエンド』は名乗る。

 

パワードゴモラ「つまり貴様がこの軍の指揮官だな!ならば、貴様を倒せばこちらの勝ちだ!!」

 

ブラックエンドの名乗りを聞いてパワードゴモラは言う。

 

ブラックエンド「そういうことになるかの。さて、儂は名乗ったからお主も名乗ってくれんかの?」

 

パワードゴモラ「俺はこの北米防衛を任されている米国方面軍司令官、パワードゴモラだ!!」

 

ブラックエンドに聞かれ、パワードゴモラは名乗る。

 

ブラックエンド「ほう、お主も指揮官か…ならば指揮官同士、サシで勝負と行こうではないか!」

 

パワードゴモラの名乗りを聞いて同じ指揮官であると分かり、ブラックエンドは少し楽しそうに言う。

 

パワードゴモラ「望むところだ!!!」

 

ブラックエンドの提案に乗るパワードゴモラ。

 

宇宙大怪獣帝国宇宙六王怪獣第二位大将『円盤生物 ブラックエンド』と地球怪獣軍団米国方面軍司令官『古代怪獣 パワードゴモラ』の両軍の将同士の一騎打ちが起きたのだった。




人類と地球怪獣が帝国軍と均衡を保っている頃、アメリカ合衆国大統領官邸『ホワイトハウス』。

秘書「大統領、戦況の最新情報が入りました」

ホワイトハウスの大統領室に秘書の男性が入ってきた。

大統領「そうか。それで、どうなっている?」

秘書が入ってきたのを見て大統領は聞く。

秘書「はい、計画通りに地球怪獣も各国軍、シンフォギア、帝国軍が展開しております」

最新の戦況を大統領に秘書は報告する。

大統領「そうか。では、計画通りに頼むぞ」

秘書「はい」

大統領に言われて秘書は返事をして部屋を出ていった。

大統領「もうすぐだ、もうすぐ我々の力を思い知ることになる。見ているろ、スペースゴジラ!」

秘書が出ていって、大統領はそう一人言を言うのだった。
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