その戦いに不用意に入ってはならない。
それがその場にいる両軍の兵士たちの同じ意見だった。
理由は両軍の将同士の一騎打ちが起きていた。
ブラックエンド「ギリャウオォォォォォーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!」
パワードゴモラ「ギイィィィシャアァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
ブラックエンドは口から5万度の高熱火炎『デスマグマ』を放ち、パワードゴモラは超振動波を放っていた。
火炎と振動波がぶつかり合い相殺、衝撃波がお互いに襲いかかり少し後ろへ後退させる。
ブラックエンド「ふむ。辺境の星にいる生物にしてはなかなかの実力じゃのぅ。まさか儂の火炎と互角の威力とは」
自身のデスマグマと互角の威力である超振動波を放ったパワードゴモラの実力に感心していた。
パワードゴモラ「敵に誉められるのは癪だが、素直に受け取っておく」
ブラックエンドに言われてパワードゴモラは言う。
パワードゴモラ「ギイィィィシャアァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
地面を思いっきり踏み込み、パワードゴモラはブラックエンドに向かって行く。
角をブラックエンドの体に突き刺して直接、超振動波を叩き込もうとしているのだ。
相手がどんな能力を持っているかはまだ分からなかったが、一瞬の判断の誤りが死に直結するこの戦いで、パワードゴモラは迷いを生まずに戦っていた。
ブラックエンド「ふむ、迷わず突っ込んでくるか。度量も中々じゃな。しかし!」
迷わず突っ込んでくるパワードゴモラを見て、ブラックエンドはハサミの生えた尻尾を放つ。
パワードゴモラ「ムッ!!」
尻尾を放ってきたブラックエンドを見て、パワードゴモラは急停止して、余った勢いを右足に集中させ、右回転して尻尾を放って対抗した。
両軍の将同士の尻尾がぶつかり合り、弾き合う。
ブラックエンド「ほほう、咄嗟の判断能力も中々じゃな」
パワードゴモラの咄嗟の判断力を見て、またもやブラックエンドは誉める。
何故なから、あのままぶつかっていれば、パワードゴモラはブラックエンドのハサミに突き刺さっていた。
だがパワードゴモラはそれを咄嗟に見破り、急停止して突き刺さるのを回避し、自身の尻尾でブラックエンドの尻尾の側面を殴って防いだのだ。
ブラックエンド「将としての器も中々じゃ。のう、パワードゴモラ殿。我らの軍に入らぬか?」
パワードゴモラ「なに?」
突然ブラックエンドに勧誘され、パワードゴモラは驚く。
ブラックエンド「我が王である大帝は実力ある者を無下には扱わぬ。勿論、お前の家族や部下たちも儂らの仲間なればそれ相応の対価を与えられるだろう」
パワードゴモラ「ふざけるなッ!我が王に裏切ることなど出来るかッ!!」
ブラックエンド「忠誠心か…まあ、よい。いつでも我は受け入れるからの」
断られながらもブラックエンドは言う。
パワードゴモラ「ふざけやがって…その嘗めた態度、後悔させて…ん?」
調子を狂わされてしまったパワードゴモラはブラックエンドに後悔させてやると言った矢先、戦場に向かって来る1発のミサイルが見えた。
瞬間、辺りが閃光に包まれ、爆風と熱風が起き、中心部には