戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第703話 弾道弾破壊作戦(序)

響「遅くなりました!」

 

連絡を聞いた響たちは急いで演習場から駆けつけて司令部の発令室に入ってきた。

 

発令室にはすでに弦十郎とリュグローの2人が待っていた。

 

弦十郎「揃ったか。今から現状を伝える。まずはこれを見てくれ」

 

弦十郎がそう言うと中央のモニターに巨大な弾丸型の物体が写し出された。

 

タイニー「あれは!?都市破壊惑星軌道弾道弾!?!?」

 

写し出された画像を見てタイニーが驚いたこえを上げる。

 

響「な、何なんですか、それ!?」

 

クリス「名前からして絶対にかなりヤバそうな代もんだろ」

 

聞きなれない言葉を聞いて響とクリスが聞く。

 

タイニー「通称 惑星間弾頭弾。全長約2500M、直径1000Mにもなる超大型質量兵器だよ!」

 

リュグロー「その破壊力はこの日本列島のほとんどを地球の地図から消せる威力だ」

 

帝国軍が発射した巨大な弾丸型の物体は通称『惑星間弾道弾』、正式名称『都市破壊惑星軌道弾道弾』であり、その威力は日本列島のほとんどを地球から消し去ると言うことをタイニーとリュグローは伝える。

 

切歌「都市破壊っていうか、列島破壊じゃないデスかぁ!!」

 

調「切ちゃん、旨いこと言ってる場合じゃないよ」

 

うまいことを言う切歌に調は呆れながらツッコム。

 

弦十郎「NASAや生き残っていた各国の衛星のデータを基にして予測進路を立てた。着弾地点は日本本土首都東京、着弾までの時間は約1週間後となる」

 

NASAと生き残っていた各国の衛生から送られたデータと共にシュミレーション映像を見せながら弾道弾の予想着弾点を言う。

 

マリア「止められる手段はないの?」

 

マリアの質問にタイニーとリュグローは首を横に振る。

 

リュグロー「残念だが無い。あの弾道弾でいくつのも星間国家の都市は消滅して何億人もの命を奪っている」

 

タイニー「それにあの弾道弾の周辺には護衛艦隊が付いてるんだ、迎撃自体が難しいよ」

 

迎撃手段がないとハッキリと言われてしまう。

 

翼「どうにかして止められないものなのか?」

 

響「そうだ、絶唱で…」

 

クリス「怪獣相手ならまだしも、あんなバカデカい物が相手じゃ絶唱でも無理だろ!」

 

響の案を聞いて、絶唱でも全長が2500Mを越える化け物兵器に通じる訳がないとクリスは言う。

 

弦十郎「打つ手なしか…」

 

このままただ弾道弾が着弾するのを待つしかないと思っていた時だった。

 

?・?「「まだ諦めてはいけません!」」

 

2人の女性の声がしたかと思いきや小さな光が集まり小人の女性2人を乗せた蛾が現れた。

 

リュグロー「な、なんだ!?」

 

現れた小人と蛾に驚きを隠せないリュグローは叫んでしまう。

 

響「あ、そういえばリュグローさんたちは初めてでしたね」

 

マリア「彼女たちは小美人っていう私たち地球人より早くに地球にいた先住民よ」

 

始めてみる小美人であるヒオとマナを紹介する響とマリア。

 

ヒオとマナも小型のモスラであるフェアリーの上でお辞儀をしてリュグローたちに挨拶した。

 

クリス「それでアンタらが来たってことは何か策でもあるのか?」

 

ヒオ・マナ「「あります」」

 

クリスが聞くとヒオとマナは頷きながら言う。

 

弦十郎「どのような方法で?」

 

ヒオ「リルです。リルの放射火炎であの巨大兵器を破壊します」

 

弦十郎が聞くとヒオが言う。

 

リュグロー「いくら怪獣王でもあの巨大兵器を破壊するのは不可能だ!」

 

いくら地球の中でも最強の威力・破壊力を有する放射火炎でも惑星間弾道弾を破壊するのは無理だとリュグローは言う。

 

マナ「はい、リル1人では無理です。ですが、皆さんの力とモスラとバトラの力が合わされば可能です!」

 

ヒオ「バトラとモスラ、そしてシンフォギアの力をリルに与えることでその力を強化します」

 

確かに、リルの放つ放射火炎だけでは惑星間弾道弾に傷1つ付けられないがバトラやモスラ、シンフォギアの絶唱を合わせれば破壊できるかもしれないことを伝えた。

 

翼「つまりは私たちの力をリルに与えて、波動砲の如き威力まだ放射火炎を強化させると言うのだな」

 

マリア「なんでチート宇宙戦艦の最強大砲の名前が出てくるのよ…」

 

ヒオとマナの提案を聞いて翼は簡潔な例えを言うとマリアがツッコミを入れた。

 

弦十郎「ともかく、それしか方法が無いのならそれに賭けてみるしかあるまい。準備に取り掛かれ!」

 

『はい!』

 

ヒオとマナの提案を受けて早速準備に取りかかったのである。

 

 

 

その頃、冥王星から発射された『都市破壊惑星軌道弾道弾』はすでに海王星を越え、天王星宙域を通り過ぎていた。

 

そんな都市破壊惑星軌道弾道弾の後方から追随する帝国軍艦隊がいた。

 

艦の数は帝国一艦隊である数十万隻だが、その中でも艦種がバルバスファ級宇宙駆逐艦とラルベアー級多層式空母が多くを占めており、まさに機動艦隊のような編成である。

 

その機動艦隊の旗艦は『ギルヴァスター級宇宙戦艦7番艦 ドゥジスター』である。

 

「司令、グロウ艦長!弾道弾は現在天王星を移動中!地球まで約1週間で到達します!」

 

艦橋にいた船員の宇宙人がドゥジスターの艦長席に座っている銀色の体色で、頭の両側頭部から伸びた大きな角を持った宇宙人『グローザ星系人 グロウ』と隣に座っているこの艦隊の司令官である白髪の少年こと宇宙大怪獣帝国軍六王の一角、第六位『冷凍怪獣 マーゴドン』に報告する。

 

マーゴドン「分かりました。艦隊は進路そのまま」

 

グロウ「艦隊進路そのまま」

 

マーゴドンの指示をグロウが復唱して指示する。

 

グロウ「しかし、敵は迎撃してくるのでしょうか?」

 

ふとした疑問をグロウはマーゴドンに問いかける。

 

マーゴドン「分かりません。レジスタンスを名乗る反乱軍が地球軍と手を組んだようなのでもしかしたら何らかの妨害策を立ててくるかもしれません。艦隊は合流ポイントまで周辺警戒を怠らないようにしてください」

 

グロウ「はっ!」

 

レジスタンスが地球と手を組んだことで迎撃してくるかもしれないとして警戒を指示するマーゴドンにグロウは従うのだった。

宇宙大怪獣帝国軍の軍艦・兵器・軍人の設定は投稿した方がいい?(〆切5/5 23:00)

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