戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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地球軍の最後の作戦『オペレーション・ファイナルウォーズ』が遂に開始された。

各国を占領する帝国軍に対し、地球連合は囮でありながらもその火蓋を切る。

地球全土で戦いが勃発する中で、日本大陸州方面でもその火蓋は切られていた。

しかし、彼らの前に現れたのはいるはずのない帝国軍地球侵略艦隊総旗艦を務めるギルヴァスター級弩級宇宙戦艦6隻であった。


第729話 謎のロボット

弦十郎「味方の損害はどうなっている!!」

 

友里「現在、本艦の周辺に展開している海上自衛隊のイージス艦2隻が轟沈!残りは損害を受けていますが継戦可能です!!」

 

予想外のギルヴァスター級弩級宇宙戦艦6隻が待ち構えていたに驚きはしたが今まで地球側の考えでは到底考え付かない兵器や策略を目の当たりにした自衛隊はすぐに回避運動を優先していたために被害は多くはないがイージス艦2隻がすでに沈められてしまっていた。

 

響「師匠!私たちが出ま…」

 

弦十郎「君たちはこの作戦の重要な要だ!今ここで体力を消耗させるわけにはいかん!!」

 

指を加えて待ってられない響たちが出撃しようとしたが、作戦の成否の重要な役割が響たちにあるため、許可しなかった。

 

クリス「だけどこのままじゃ前に進めないだろ!」

 

弦十郎「くっ…」

 

確かにギルヴァスター級の登場で帝国軍側の戦力は一気に上がっている。

 

この状況では前に進むのは困難であるのは明白だった。

 

藤尭「直撃きます!!」

 

S.O.N.G.本部に陽電子ビームが命中しかけた時だった。

 

反対側(S.O.N.G.本部から見て後ろ側)から緑色の光線が飛んできて陽電子ビームとぶつかり相殺した。

 

弦十郎「なんだ!?」

 

陽電子ビームを相殺されたのを見て驚いているとメインモニターに1機のロボットが姿を現した。

 

後頭部に5本の角があり、口部分には髭のような角えお持っているが、鱗があり、生き物のような姿で、尻尾を持っているロボットだった。

 

調「あれは…ロボット?」

 

切歌「ロボット何デスかね?恐竜のようにも見えるデスけど…」

 

突然現れた生物のようなロボットに驚いているとロボットは帝国軍艦隊やSBF、航空隊の前まで行くと口部分から陽電子ビームを相殺した緑色の光線を発射した。

 

ロボットが放った光線は帝国軍艦隊やSBF、航空隊を飲み込み、艦隊に大穴を穿いた。

 

マリア「一撃で敵の艦隊に穴を…」

 

翼「あの機体はいったい…」

 

一撃で宇宙金属で造られた艦やSBF、航空隊の部隊に大穴を穿いたロボットに言葉を失う。

 

 

 

一方帝国軍側でも突如として現れたロボットの攻撃で混乱を起こしていた。

 

帝国軍兵士「味方のSBF部隊、航空隊15%の戦力喪失!」

 

ジャミラ「なんだ、あの機体は!?地球軍の新型機動兵器か!?」

 

損害を聞いてジャミラは驚きを隠せずにいた。

 

帝国軍兵士「アンノウン機、来ます!!」

 

ジャミラ「対空戦闘!」

 

向かって来るロボットに対してエルジェラーの対空機関砲が弾幕を張り巡らせた。

 

だがロボットは弾幕を縫うように回避してエルジェラーへ確実に接近していた。

 

ジャミラ「弾幕を回避するだと!?」

 

網の目のようにばら蒔いているハズの対空機関砲のビーム弾幕を縫うように回避しているロボットを見て驚いていると、ロボットが口部分から緑色の光線を発射した。

 

発射されたビームはエルジェラーの主砲と副砲を破壊し尽くした。

 

帝国軍兵士「主砲、副砲、各砲座大破!戦闘継続困難!!」

 

ジャミラ「な、なんだ、アイツは!?」

 

損害を聴きながらもくもくと黒煙を上げ、赤々と燃える主砲と副砲があった場所を見て、宇宙金属で造られた乗艦を破壊したロボットを見る。

 

ロボットはエルジェラーの艤装を破壊し尽くして別の標的へ向かって行った。

 

帝国軍兵士「か、艦長!3番艦 エルジェラーが謎の未確認機の攻撃で戦闘不能!戦線を離脱するそうです!!」

 

ゼルト「未確認機だと?」

 

報告を聞いてゼルトは首をかしげる。

 

ゼルト(地球側の新兵器か?いや、ギルヴァスター級の装甲圧は5000mmを超えている…それをやすやすと破壊できるなど…)

 

重装甲であるギルヴァスター級の装甲を破壊したと聞いてゼルトは考えていると警報音が鳴り響いた。

 

ゼルト「どうした!」

 

帝国軍兵士「本艦右舷よりアンノウン機接近!!」

 

ゼルト「エルジェラーを戦闘不能にしたやつか!対空戦闘始め!!」

 

例のロボットが接近していると聞いて、ゼルトはすぐに指示を出すと2番艦 メッサースターの対空機関砲がビームの弾幕を張り巡らした。

 

しかし、ロボットはエルジェラーと同じように対空機関砲のビームの弾幕を縫うように回避して見せた。

 

帝国軍兵士「だ、ダメです!アンノウン機、弾幕の間をすり抜けて来ています!!」

 

ゼルト「そんあ馬鹿な!?」

 

対空機関砲のばら蒔いているハズのビームの弾幕を回避しているのを見てゼルトは自身の目を疑った。

 

弾幕を回避したロボットは口部分から緑色のビームを発射してメッサースターの船体を貫いた。

 

帝国軍兵士「本艦右舷被弾!高度維持できません!!」

 

ゼルト「ダメージコントロールでなんとか戦線を離脱しろ!!」

 

揺れる艦橋の中で、ゼルトは指示する。

 

ディミア「ギルヴァスター級が2隻も…」

 

ギルヴァスター級2隻を撃破したロボットを見てディミアは驚きつつ恐怖していた。

 

帝国軍兵士「アンノウン機接近!!」

 

ディミア「近くにいるSBF隊と僚艦と連携して対空戦闘始め!」

 

ディミアの指示でスペルグフF型が58mmビームライフルと他のギルヴァスター級の対空機関砲がロボットに向かってビームを放つ。

 

だが、ロボットは肩から球状の頭部に複数の棘を備えた棍棒型の武器を出して投げるとブーメランのように回転しながらスペルグフF型を次々に両断、さらに帰ってきたところをキャッチして振り回してスペルグフF型を頭から叩き潰したり、体を叩き潰しながらギルヴァスター級へ向かって行き、口から緑色の光線を発射して船体を貫いたり、武装を破壊した。

 

リベン「数ではこちらが圧倒的に多いはずなのに!?」

 

ウェド「まるで歯が立たないだと!?」

 

グロウ「奴は化け物か!?」

 

数では圧倒的に上であるにも関わらず、ものともせずに撃破していったロボットを見て各艦の艦長たちは驚く。

 

 

 

レジスタンス「ギ、ギルヴァスター級6隻と帝国軍艦隊をたった1機で…」

 

たった1機でギルヴァスター級と数十万隻の艦隊を撃破したロボットを見てレジスタンス側も驚いていた。

 

リュグロー(なんだ、アイツは…いや、今は好機だ!)

 

リュグロー「シンフォギアに伝えろ!敵の防衛網が崩れた今が好機だ!一気に帝国軍基地までワープするぞ!」

 

今はロボットがの正体がなんなのかを考えるより先へ進むことを優先的に考えたリュグローは指示した。

 

 

 

藤尭「司令!レジスタンスのリュグロー氏より入電!敵の陣形が崩れた今がチャンスとして一気に帝国軍基地までワープするそうです!」

 

弦十郎「来たか、エルフナインくん!ユウコくん!」

 

リュグローからの報告を聞いて弦十郎はエルフナインとユウコに叫ぶ?

 

エルフナイン・ユウコ「「はい!!」」

 

弦十郎に言われてエルフナインとユウコは機材を動かす。

 

弦十郎(誰だか知らんが、救援感謝する!)

 

ロボットを見て弦十郎は心から感謝した。

 

ユウコ「レジスタンス艦隊とのワープリンク完了!」

 

エルフナイン「後1分でワープ開始です!」

 

準備が整うとレジスタンスの艦が牽引ビームを照射して本部を引き上げた。

 

友里「レジスタンスの艦艇の牽引ビーム、受け取りました!」

 

牽引ビームを受け取り、本部が引き上げられているのを友里は報告する。

 

 

 

レジスタンス「ワープまで後10秒!9…8…7…6…5…4…3…2…1…0…!」

 

リュグロー「ワープ!!」

 

リュグローが叫ぶとレジスタンス艦隊と共に本部もワープを開始した。

 

 

 

モスクワ上空に穴が開き、中からレジスタンス艦隊と本部が出てきた。

 

弦十郎「ここが帝国軍のモスクワ基地か!」

 

帝国軍により基地と化したモスクワを見て目標に到着したと感じる。

 

艦隊の目の前に6体の影が現れた。

 

?「ほう、あの艦隊を突破してきたか」

 

?「けっ、何してんだよ、アイツら」

 

?「それだけ敵も必至ということだ」

 

?「左様。ここまで来た事、敵ながらあっぱれと言える」

 

?「でも、もう少し減らしてくれれば良かったのにねぇ」

 

?「そ、そうですね…」

 

6体の影は艦隊と本部を見て不適に笑っていた。

 

リュグロー「アイツらは!?」

 

その6体を見てリュグローは恐怖していた。

 

EXタイラント「ならば我々も敬意を込めて相手をするとしようではないか…我ら、宇宙大怪獣帝国六王怪獣が!!」

 

6体の影、EXタイラントを先頭にした六王怪獣たちが不適に笑って見ていたのだった。

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