戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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地球側の最終作戦・オペレーションファイナルウォーズを始動させたS.O.N.G.、レジスタンス、地球連合。

帝国軍に制圧された地域に囮として地球連合は攻勢をかける。

だが、帝国軍は地球侵攻艦隊総旗艦である『ギルヴァスター級弩級宇宙戦艦』6隻全てが日本国大陸州に集結していた。

集結したギルヴァスター級6隻の圧倒的火力の前に自衛隊は多大な被害を受ける。

しかし、突如として現れた謎のロボットの活躍により戦線を突破したS.O.N.G.とレジスタンス。

帝国軍のモスクワ基地に到達したが、そこで待ち構えていたのは帝国軍の中でも最も強力な宇宙怪獣六人衆『六王宇宙怪獣』がいた。

六王の戦闘力に危機になるがバトラやモスラ、ガメラなどの仲間たちの助けを受けたのである。


第730.5話 先へ

バトラ、モスラ、ガメラ、ザッカルたちが六王の内、ブラックエンド、ムルロア、EXタイラント、ガモスを足止めしているがまだ、ルガノーガーとマーゴドンの2体が残っており、レジスタンスとS.O.N.G.に攻撃をしかけた。

 

旗艦となるムサシに2体の攻撃が命中しかけた時、ムサシの前に1隻の船―レジスタンス艦であるファルケ級重巡洋艦が盾になるように受け止め、艦首に被弾した。

 

リュグロー「!?」

 

仲間が自らを盾にして自艦を守ったのを目の当たりにしてリュグローは驚く。

 

ファルケ級艦長『リュグロー、ここは俺たちに任せて先へ行ってくれ』

 

ファルケ級の艦長がムサシに通信で先に行くように言う。

 

すると他のファルケ級に加えて、スペランツァ級宇宙戦艦、アードラー級宇宙軽巡洋艦、シュペルリング級宇宙駆逐艦 までもがムサシの前に前進し、2体に立ち塞がる。

 

リュグロー「お前ら…」

 

なにも指示していないにも関わらず、自らが最強宇宙怪獣である六王2体に立ち向かう気でいるのだ。

 

例え全滅したとしても…。

 

スペランツァ級艦長『希望は託したぞ!』

 

アードラー級艦長『あとは頼みました!』

 

シュペルリング級艦長『帝国に度肝を抜いてくれ!』

 

次々に通信でリュグローに想いを託していく各艦の艦長たちは言う。

 

ベロニカ「リュグロー…」

 

リュグロー「分かっているっ!…ムサシはこれよりS.O.N.G.と共にワープ装置奪取に向かう!」

 

命を懸けた足止めをしてくれる味方の犠牲を無駄にしないために、リュグローは前進を指示する。

 

ルガノーガー「あら、つれないわね!!」

 

自分達を無視して前進を開始するムサシとS.O.N.G.本部を牽引しているファルケ級を見てルガノーガーは口から火炎を放とうとするが、残ることを決めたレジスタンス艦隊が砲撃やミサイルを発射して妨害した。

 

ルガノーガー「邪魔ねぇ…マーゴドン、メインの前に前菜処理よ!」

 

邪魔されたルガノーガーは少し怒りながらマーゴドンに言うと両肩から電撃を発射して攻撃する。

 

マーゴドン「はい!」

 

ルガノーガーに言われてマーゴドンは鼻先から冷凍ガス『スティファフロワー』を放って攻撃した。

 

ルガノーガーとマーゴドンの攻撃でスペランツァ級とファルケ級それぞれ1隻ずつが轟沈・撃墜された。

 

ファルケ級艦長「怯むなぁ!なんとしてもリュグローたちが冥王星へ行く時間を稼ぐんだ!!」

 

僚艦が撃沈・轟沈しても怯むことなくレジスタンス艦隊は攻撃する。

 

リュグロー「すまない…」

 

命を懸けた足止めをしてくれる味方を見てリュグローは今すぐ戻りたい気持ちを圧し殺しながら謝ることしかできなかったのだった。

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