戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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宇宙大怪獣帝国地上軍総司令官・ザウラーの圧倒的な格闘戦の前に苦戦を強いられる響たち。

だが、そこへ地球最強の男である弦十郎が参戦する。

響たちをムサシへ向かわせながら自身はザウラーとのタイマンを張る。

しかしザウラーもただでは通すわけもなく、キングザウラを呼び出してムサシを攻撃させる。

果たして、作戦は成否はいかに…。


第734話 行く

響「こんのぉ!!!」

 

キングザウラの頭に響がドリルナックを叩き込む。

 

キングザウラ「グワラアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

しかしキングザウラは効いていないのか弾き飛ばしてしまった。

 

響「うわっ!?」

 

弾き飛ばされた響は空中で一回転してロケットに着地する。

 

クリス「くそ、この怪獣アタシらの攻撃が全く効いてないぞ!」

 

マリア「ただの宇宙怪獣じゃないみたいね」

 

響に加えて他の面々が攻撃しているがキングザウラは全く効いている様子はなかった。

 

翼「それでも、ムサシを落とさせるわけにはいかん!」

 

ムサシに確実に近づいているキングザウラをどうにかして止めねばならないとしてアームドギアを持つ手に力が入る。

 

キングザウラ「グワラアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

そんな響たちに向かってキングザウラは口から黒煙を吐き出してきた。

 

切歌「なんデスか、これ!?」

 

調「煙幕!?」

 

クリス「嫌な予感がすっぞ!」

 

マリア「とりあえずみんな上に!!」

 

キングザウラの吐き出す黒煙に嫌な予感を感じて上昇する。

 

キングザウラ「グワラアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

辺り一帯に黒煙が充満するとキングザウラは『高熱火炎』を吐き出した。

 

瞬間に大爆発を引き起こされ、黒煙が充満していない周辺にまで吹き飛ばした。

 

翼「き、起爆性のガスだったのか…」

 

黒煙が起爆性を有していたのを感じ取ってギリギリで爆発から難を逃れて言う。

 

キングザウラ「グワラアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

爆発から難を逃れた響に狙いを定めてキングザウラは高熱火炎を放った。

 

響「しまった!!」

 

狙われた響は反応が遅れてしまい、火炎が目の前に迫る。

 

『響!/さん/立花!』

 

響を助けようと翼たちが向かうが間に合いそうにない。

 

その時、高熱火炎に向かって緑色のビームが飛んできて相殺し、響を守った。

 

響「あのロボットは!」

 

ビームが飛んできた方を見るとギルヴァスター級宇宙戦艦6隻率いる帝国艦隊をたった1機で撃破したロボットだった。

 

キングザウラ「グワラアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

攻撃を邪魔されたキングザウラはロボットに向かって高熱火炎を放つがロボットは巨体に似合わず、高速移動で回避する。

 

キングザウラ「グワラアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

回避されたキングザウラは再度高熱火炎を放つが、ロボットは全て回避して見せ、急降下してキングザウラに向かって蹴り叩き込み吹き飛ばした。

 

キングザウラ「グワラアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

吹き飛ばされたキングザウラは基地の施設に倒れ込むように激突した。

 

翼「私たちの味方なのか?」

 

キングザウラと戦うロボットを見て味方なのかと考える。

 

マリア「なんでもいいわ、急いでムサシへ!!」

 

マリアに言われて一同は受け入れ態勢を取っているムサシへ向かい、着艦した。

 

 

 

未来「響!」

 

リル「かう!」

 

エルフナイン「みなさん、ご無事でしたか!」

 

ユウコ「よかったです」

 

友里「合流できてよかったわ」

 

藤尭「待ってたよ」

 

着艦した響たちがブリッジに着くとS.O.N.G.本部にいるはずの未来たちが待っていた。

 

響「ふえ!?未来にリルくん、友里さんに、藤尭さん、エルフナインちゃんにユウコさん!?」

 

切歌「なんでみんながここにいるんデスか!?」

 

ムサシに乗艦している未来たちを見て驚く。

 

友里「司令が私たちもムサシに乗艦しろって」

 

藤尭「司令自身が囮になるからって言われてね」

 

ムサシにいる理由を聞いて弦十郎が自らが囮となり皆を先へ行かせようとしていたと聞いてその覚悟を知った。

 

エルフナイン「皆さんの稼いでくれた時間は無駄にはしません!」

 

ユウコ「先ほど、帝国軍のワープゲートのコントロールを奪い取りました!」

 

リュグロー「これからムサシ単艦で突入する!両舷増速!!」

 

ワープゲートのコントロールを奪ったと聞いてムサシはワープゲートへ向かって行く。

 

エルフナイン「ワープゲート始動!目標位置固定!!」

 

ムサシへ向かうのと同時にワープゲートを起動させる。

 

ユウコ「ワープゲートの座標軸安定!」

 

タイニー「ワープホール形成を確認!」

 

ベロニカ「行けるよ、リュグロー!」

 

ワープ先を固定し、いつでもワープできることをリュグローに言う。

 

リュグロー「よし、ワープ!!」

 

ワープゲートのリング状に放たれたワープエネルギーがムサシに照射され、ムサシを太陽系の彼方にある冥王星へ跳ばした。

 

ザウラー「ヌウゥ!ヌカッタ!!」

 

弦十郎(頼んだぞ、みんな!!)

 

ムサシがワープしたのを見てザウラーは驚き、弦十郎は響たちに希望を託したのだった。

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