戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第734.5話 進めた理由

響たちが帝国軍のワープゲートを奪い、帝国の地球侵攻軍大本営である冥王星基地プラートへ向かった頃、帝国地上軍ロシア・モスクワ基地の司令部に1人の人影があった。

 

レフト「…………」

 

人影ーザウラーの副官と地上艦隊総旗艦を勤めるツェアシュテールングの艦長『チェーン星人・レフト』(階級:大佐)は真剣な顔をしていた。

 

それは数時間前のことである。

 

 

 

レフト『ふん、地球人と反乱軍は中々のハッカーを連れているようだが私の敵ではないようだな』

 

司令部からワープゲートのコントロールを奪おうとするS.O.N.G.とレジスタンスのハッキングを防いでいた。

 

防いでいるよこで通信が入り、横目で確認すると本営からの通信であった。

 

レフト(ん?大本営からの通信だと?)

 

レフト『こちらレフト』

 

このタイミングで何故大本営から通信が来たことにレフトは不振がりながら通信に出た。

 

?『中々踏ん張っているようではないか』

 

レフトが通信に出ると聞き覚えのある少年の姿がフォログラムで映された。

 

レフト『そのお声は!?スペース陛下!?』

 

映されたその姿が主が帝国の頂点であるスペースであると分かるとレフトは驚き敬礼する。

 

レフト『ザ、ザウラー閣下は現在シンフォギアの足止めを行っておりまして不在でして…』

 

ザウラーに用事があるかと思い出撃していることを報告する。

 

スペース『そのことはどうでもよい。それより貴様は確かシンフォギアと反乱軍からのハッキングを阻止していたな』

 

レフトの報告を聞いてスペースはそう言いながら、確認するように聞いてきた。

 

レフト『はっ、現在は順調に…』

 

スペース『即刻止めよ』

 

レフト『…は?』

 

スペースの命令を聞いてレフトは一瞬思考が止まり、聞き返した。

 

スペース『聞こえなかったか?ハッキングをさせてやれと言っているんだ』

 

レフト『な、なぜですか!?奴らにハッキングさせればプラート(大本営)への侵攻を許すことに…』

 

スペースの指示にレフトは驚いて、今ハッキングを止めれば大本営であるプラートへの進軍を許すことを言うが…。

 

スペース『構わん。それにすでに第三の手は打ってある』

 

プラートへの進軍の驚異があるのを分かっていながら、次の手を打っていると教えながら敢えてハッキングをさせてやれと言う。

 

レフト『…しょ、承服しかねます!現在ザウラー閣下の出陣で、敵の勢いは削げております!このままいけば冥王星での決戦を避けられる可能性が…』

 

スペース『貴様の心配は分かるが、このことはザウラーにはすでに話は通してある。ま、奴は戦いで忘れているだろうがな』

 

食い下がるレフトにスペースはザウラーに話しを通していると言う。

 

レフト『…!わ、分かりました…』

 

自身の直属の上司であるザウラーに話が通されていると聞いてまだ承服しかねているレフトは拳を強く握りながら言う。

 

レフト(くっ、ザウラー閣下と陛下は何を考えているんだ…)

 

時は戻り、上層部が何を考えているのか分からずにいるレフトは考えていた。

 

 

 

その頃、地球から冥王星基地プラートへワープしたレジスタンスと響たちは何故か冥王星海域にワープアウトしていた。

 

リュグロー「な、なん…だと!?」

 

ムサシ艦橋にてリュグローを含めた全員が驚愕していた。

 

プラートではなく、冥王星海域にワープアウトしたこともそうだが、一番の驚愕の原因は目の前にいる現状だった。

 

帝国軍の大艦隊が目の前にいたのである。

 

しかもスペースの座乗艦である五連装砲塔を持ち、超巨大な船体を持った宇宙戦艦『ガルバスター級超弩級宇宙戦艦』がいたのである。

 

ヴァロルド「来たかネズミども。私怨は持ち込むつもりは無かったが、今回ばかりは持ち込ませてもらう。我が娘たちの仇、討たせてもらう!全艦砲門開け!目標反乱軍旗艦!撃ち方、始めぇ!!」

 

ガルバスターの艦橋にて、復讐に燃える宇宙大怪獣帝国航宙艦隊総司令官『ガッツ星人・ヴァロルド』(階級:上級大将)は砲撃を指示するとガルバスターの主砲である前面にある五連装500mm陽電子ビーム砲塔2基10門から他の宇宙艦とは比べ物になら無いほどの巨大なビームが放たれ、他の宇宙艦も陽電子ビームをムサシに向かって発射したのであった。

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