戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第738話 最終決戦・救助戦(後編)

エルザ「み、みんなさん!!」

 

サリア「危険です!暴れないでください!」

 

ヴィズのテレポーテーションにより翻弄され、稲妻を喰らい爆煙に消えた翼たちを助けようとするがサリアに阻まれてしまった。

 

ヴィズ「シンフォギア、大したことは無かったな…む!?」

 

爆煙を見てヴィズがそう言うと爆煙から金に輝く光が溢れてきた。

 

『だとしてもぉ!!』

 

翼たちの叫びと共に爆煙を吹き飛ばして六色に輝く光の螺旋が飛んできてヴィズを呑み込んだ。

 

ヴィズ「ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

光に呑み込まれたヴィズは吹き飛ばされ、壁を突き抜け外へ放り出された。

 

クリス「アタシらあれくらいで倒せると思うなよ!!」

 

翼「この胸に響き渡る歌は何者にも止められはしない!!」

 

そう言いながら光の螺旋を放った翼たちのギアはアマルガムとファウストローブへ変化していた。

 

サリア「ヴィズ副総統!」

 

吹き飛されたヴィズを見てサリアは驚いていると少し体がボロボロとなっているヴィズがテレポーテーションして戻ってきた。

 

ヴィズ「驚いた、そのような武装があったとはな」

 

翼たちを睨むヴィズ。

 

その体はボコボコと凹凸を起こしながら変化し始めた。

 

ヴィズ「ならば本気で相手をするとしよう」

 

そう言いながらヴィズの体はさらに変化が激しくなった。

 

トロンガー「これが私の本当の姿!宇宙超獣 トロンガーとしての姿だ!!」

 

地球人に近い姿だったのが、後頭部から伸びる尻尾、そして左右に開く口が最も有名な地球外生命体を彷彿とさせる怪人ーヴィズの本来の姿である『宇宙超獣 トロンガー』となった。

 

切歌「ぷ、プレ〇ターみたいになったデス!」

 

調「あれが本当の姿!!」

 

未来「前よりも怖い姿…でも!」

 

マリア「私たちは負けるわけにはいかないのよ!!」

 

変化しトロンガーとなったヴィズを見て、アームドギアを持つ手に力が入る。

 

トロンガー「ほざけ!!」

 

テレポーテーションで姿を消した。

 

トロンガー「ハアァァッ!!」

 

翼たちの背後を取るとトロンガーは掌から青い色をした稲妻状の光線『青色稲妻光線』を放った。

 

未来「させない!!」

 

ファウストローブとなった未来のギアの鏡が青色稲妻光線を跳ね返すがトロンガーは再度テレポーテーションして回避する。

 

トロンガー「ヌアッ!!」

 

今度は屋根に張り付くようにした状態から舌を勢いよく放ったが、マリアの龍型のアームドギアの左腕で受け止めた。

 

トロンガー「ほう、見かけだけが変わった訳ではないようだな」

 

強度が違うと感じたトロンガーは言う。

 

マリア「今までのシンフォギアと思ってるなら大間違いよ!!」

 

トロンガー「そのようだな。だが!」

 

マリア「!?」

 

トロンガーがそう言ったのと同時にジューッという音がしてみると舌が絡まったアームドギアが溶け始めていた。

 

翼「マリア!!」

 

溶け始めたマリアのアームドギアを見て翼が助けようとする斬りかかるがトロンガーはすぐに舌を引っ込めた。

 

トロンガー「ふふふ、いくら強化した形態であっても装甲はそう変わらんらしいな。私の強酸性の唾液に溶けているようだしな」

 

溶けたマリアのギアを見てトロンガーは笑いながら言う。

 

クリス「ギアを溶かすほどの強酸性の唾液だと!?」

 

トロンガーの唾液がギアを溶かすほどの強酸性だと聞いて戦慄する。

 

翼「ならばギアを溶かされる前にお前を倒すだけだ!」

 

トロンガー「出来るかな?そんな大それたことが!!」

 

翼の言葉に反論してトロンガーは強酸性の唾液が着いた舌を勢いよく伸ばした。

 

調「やあぁぁぁっ!!」

 

切歌「デース!!」

 

調が盾で舌を弾き、切歌が鎌で斬り落とした。

 

トロンガー「甘いわ!!」

 

「「きゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」

 

だが、斬られた舌がすぐに再生して切歌と調を殴り飛ばした。

 

未来「切られてすぐに再生した!?」

 

斬られても瞬時に再生した舌を見て驚く。

 

トロンガー「仮にも副総統という地位を持つ身。そう簡単に斬られてなるものか」

 

副総統の地位を持つトロンガーはそう言うの対し、翼たちはアームドギアを構えてはいたが、相手が相手だけに苦戦すること予見していた。

 

その時だった。

 

ミレニアムゴジラ「ゴギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

響「うわあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁッ!!」

 

部屋ギリギリまでの通路を破壊しながらミレニアムゴジラと響が上空から落ちてきた。

 

未来「響、リルくん!?」

 

翼「2人に何が…!?」

 

上空から落ちてきたミレニアムゴジラと響の2人を見て驚いていると今まで感じたことの無いプレッシャーが翼たちを襲った。

 

?「手を取り合い、出した本気がその程度なのか?ガッカリさせないでくれ、兄者」

 

煙の向こうから感じるプレッシャーの主の声が響き渡った。

 

スペースゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!」

 

冥王星の大気を揺るがし、氷の大地すら砕くその轟咆を上げるのは宇宙大怪獣帝国総統にして宇宙最強の戦闘生物『宇宙戦闘獣 スペースゴジラ』だった。

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