しかし、帝国総統・スペースと副総統・ヴィズことトロンガーの前に苦戦を強いられてしまう。
さらにスペースの本来の姿であるスペースゴジラによりリルはサシの勝負に持ち込まれた上にバトルフィールドに閉じ込められてしまう。
響「どりゃあぁぁぁぁぁぁっ!!」
ブーストで加速しながら響はトロンガーに殴り掛かる。
しかしトロンガーはテレポーテーションで姿を消して回避する。
響「また消えた!」
テレポーテーションで姿を消したトロンガーを捜して周囲を響は見回す。
するとトロンガーが響の背後に現れた。
しかも響はまだ気付いてはいない。
未来「響、後ろ!!」
響「!?」
未来が叫びながら響を抱えて左側に跳躍する。
数秒の時間差でトロンガーがギアをも溶かす強酸性の唾液を含んだ舌を放つが響は居らず、舌は空を切り、飛び散った唾液が床の一部を溶かす。
未来「大丈夫、響?」
響「うん、ありがとう未来」
助けられて未来に響はお礼を言う。
トロンガー(ほう、あの紫と黄色はかなりの信頼関係にあるようだな…)
他は5人より一際早く響を助け出した未来を見てトロンガーはそう思いながら、チラリと他の面々に目線を移す。
トロンガー(他のシンフォギアもそれぞれがそれぞれを絶大に信頼しておるな。そのおかげでかなりのコンビネーションが生まれている…だが、それが致命的な弱点でもある)
常に互いをサポート出来るようにパートナーの近くにいる面々を見てそう考えていた。
クリス「ほだえろ!!」
背を向けているトロンガーにクリスはエネルギーで出来た矢を発射するが直ぐにテレポーテーションで回避されてしまう。
トロンガー「ヌアァッ!!」
テレポーテーションで矢を回避したトロンガーはクリスの目の前に現れると青色稲妻光線を発射しようとする。
翼「やらせるものか!!」
青色稲妻光線を放とうとしたトロンガーに翼とマリアがアームドギアで強襲する。
マリア「もらった!!」
完全に隙を取ったと思ったマリアがそう言うがすぐにテレポーテーションで回避して翼マリアの後ろを取った。
トロンガー「セリャアァァッ!!」
後ろを取ったトロンガーはクリスに放つためにエネルギーを溜めていた青色稲妻光線を放った。
「「「うわあぁぁぁあぁぁぁっ!!!!」」」
青色稲妻光線(チャージVer.)を喰らい、クリス、マリア、翼の3人は吹き飛ばされ、ギアにヒビが入ってしまう。
トロンガー「お前たちは確かに強い。個々というより連携することでその強さをさらに向上させている。だが、それがお前たちの弱点だ」
クリスたち3人を倒してトロンガーは言う。
切歌「どういう意味デスか!」
トロンガーの言葉を聞いて切歌は聞く。
トロンガー「こういうことだ」
切歌に聞かれ、トロンガーはテレポーテーションして姿を消すと切歌の前に現れた。
調「切ちゃん、危ない!!」
トロンガーが切歌の前に現れたのを見て直ぐ様、調が割って入ると容赦の無いパンチが盾越しに襲い掛かる。
調「がはっ!!」
盾越しに殴られた調と切歌は壁に叩きつけられてしまう。
切歌「し、調ー!!」
調のお陰でダメージを受けずに済んで、切歌は叫ぶ。
トロンガー「このように、信頼関係が時に他者を殺す起因ともなる」
深い信頼関係故にコンビネーションは高いが、代わりに自らを犠牲にしてでもお互いを守ろうとし、犠牲を出してしまうとトロンガーは言う。
響「それでも私たちは皆を信じて、この拳を、歌を歌う!!」
トロンガーの言葉を響はそう言って構える。
トロンガー「ほざけ、小娘!!」
言い返す響にトロンガーは向かって行く。
真っ正面から行くとしても、未来が響の陰から攻撃してもテレポーテーションで回避できると判断していた。
未来「そうはさせない!!」
向かって行くトロンガーの左右から未来は鏡を展開してビームを放つ。
トロンガー「なにっ!?」
左右からの攻撃は予想外だったのかトロンガーはビームを喰らって動きを止めてしまう。
響「うおりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
未来の攻撃で動きを止めたトロンガーの顔面に響はパイルバンカーパンチを叩き込み、吹き飛ばした。
トロンガー「ぐっ、こ、小娘がぁ…」
吹き飛ばされたトロンガーは壁にめり込むように叩き付けられ、大ダメージを負っているのか、口から緑色の血が口から流れていた。
響「貴方の言う通り、時に信頼が負ける敗因になるかもしれない…でも、そうだとしても!私たちは信頼し続ける!仲間だからじゃない!この胸の歌で繋がった、絆よりもずっとずっと硬い…この想いが!!」
絆よりも硬く、繋がっている想いがあると響は叫びながら言うのであった。