転生傍観者(?)~EX佐藤さんの転生者傍観(?)記~   作:マのつくお兄さん

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EX13.空とぶにゃんこ、シュバルツ☆あいんと佐藤さん

題名:空とぶにゃんこ シュバルツ☆あいん

作詞・作曲:佐藤嗣深(8)

 

 て~れって~♪ て~れってって~♪ てんてれて~ん♪(イントロだよ!!)

 

 ゆけ~、それゆけ我らがヒーロー(ニャンコー!!)。

 空~をとんでく正義のヒーロー、その名はアイン~(ニャンコー!!)

 

「いけ!! そこだ!! 猫キックだ!! え? 痛そうだから猫パンチにしておいてあげるの? や~ん、もう流石はアインだよ~!!」(台詞だよ!!)

 

 ジェット噴射で空を飛び~、墜落寸前の旅客機も助けるよ~(やったねアイン!! 今日は200円のオヤツあげるからね!!)

 

 あ~あ~、我らがにゃんこ~、正義のにゃんこ~、空飛ぶにゃんこっの、シュバッルツ~、アイン~♪

 

 ちゃちゃちゃちゃ~ん♪

 

 (二番に続くよ!!)

 

 

「という主題歌を考えたよ!!」

「なるほど、とりあえず嗣深は可愛いな」

「アインほどじゃないけどね~、えへへ~」

 

 昨日もらった無敵介助くんで空を飛ぶアインの歌を作ったら悠馬くんになでなでされたよ!! やったね!!

 

「ふふふ、流石は嗣深ね。ところで嗣深、何故か言わなくちゃいけない気がするから謝っておくわ。ごめんなさい」

「え~? なんで謝るの~? あ、もしかしてこの前私がとっておいたプリン食べちゃったこと~? いいよ別に~。恵理那ちゃんにならあげても良かったもん~」

「なに? 恵理那てめぇ……」

「ち、違うの!! 確かに、確かに嗣深の泣き顔を見てキュンとしたくてやったのは認めるけど、それが分かった時にあんな聖母のような笑みでちょっと困った風に「恵理那ちゃん、食べたいなら言ってくれれば良かったのに。半分こしようと思ってたけど、そうだよね、丸々一個食べたいもんね? ごめんね?」なんて謝られたら、もう私胸キュンどころか胸にナイフぐっさぐさだったのよ!!

 あれに関しては本当にごめんね嗣深!! 丸々一個なんていらないから!! 嗣深と半分こが良いから!!」

「そう?」

「そうなのよ!! だ、だから、これからはちゃんと一緒に三時に半分こで食べようね?」

「うん!!」

「……ふっ、嗣深の慈悲に救われたな、恵理那」

「逆に良い子すぎてこの子のこれからが本気に心配なのよね……」

 

 なにさ~、私だって恵理那ちゃんとか悠馬くんとかお父さんじゃなかったら泣いて文句言ってたよ?

 あ、いけないいけない。え~っと、こほん。

 皆~、こんぱっぱ~☆ いあいあ、つぐみん!! いあいあ、つぐみん!! と皆から崇拝を受けているとかいないとか訊いたことが欠片もない私こと佐藤さん家の嗣深(つぐみ)たよ!!

 

「なに、俺たちが一生守ってやれば、いいだろ?」

「――ふふっ、それもそうね」

 

 二人とも、気持ちは嬉しいけど、私だけ溺愛してないでちゃんと結婚相手見つけるんdなよ~? 嬉しいけど、二人が寂しい老後は勘弁だよ?

 あ、いっそ二人がくっついたらどうかな。私応援するけど。

 

「にゃ~」

 

 あ、アインも良い案だと思う? だよねだよね。

 ところで無敵介助くん邪魔だった? 自力で外したみたいだけど。あれ結構便利だと思うからあったほうがいいんじゃないかな。

 

「にゃにゃにゃ」

 

 え? 便利な道具に頼って自らの足で歩けなくなるような、そんな情け無い猫になるつもりはない? いや~ん!! なにこの子かっこいいんだけど!!

 

「にゃ~?」

 

 そうだろうそうだろうって? その通りだよ!! く~!! アインったらイケ猫さんだよ!! 可愛い子猫さんなのにイケ猫さん過ぎるよ!!

 まぁ、アインの台詞は全部私の妄想なんだけどね!!

 

「にゃ!!」

 

 あ、そうでもないの? 割と当たってた?

 

「にゃ~」

 

 ふむふむ。でも確かに、便利だからって常用してたら、ダメな子になっちゃうもんね!! チート能力に頼ってるだけじゃろくな大人にならないからね!! アレはたまにお空の散歩をしてみたくなった時以外はしまっておくねアイン!!

 

「にゃ!」

「「萌える(な)(わね)……」」

 

 私がアインの両前足を持って、肉球の感触を楽しみにながらお手手繋いで上下に振って遊んでるのが、そんなに見ていて楽しいのかね二人とも。

 

「にゃ~?」

「あ~、ごめんね。はい、お~て~て~を~つ~ないで~♪」

「にゃんにゃんにゃ~にゃ~にゃんにゃんにゃ~♪」

 

 おうおう、そんな嬉しそうに尻尾ゆっくりほにゃほにゃ動かしちゃって。えへへ、私も楽しいぞ~?

 

 いや~、今日も平和だね~。

 

「――結局、私なんであの時嗣深に謝ろうとしたのかしら。なんか直感で、嗣深じゃない違う嗣深にひどいことしてそうな予感があったんだけど……」

 

 恵理那ちゃん、それ多分平行世界とかの記憶じゃないかにゃ~? 別に恵理那ちゃんならその後に仲良しになってくれるんだろうから別に構わないよ~?

 あ、そういえば私ってにゃんこっぽいと自負してたんだけど、私がどんな動物っぽいかって恵理那ちゃんに訊いたらなんかリスとかハムスターとかみたいというお言葉を頂いたよ。何気に悠馬くんも「あぁ、確かに」とか言ってたよ。だから何? って話だけどね!!

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